Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

スーツに対する好み

 スーツは多くの社会人が着ている。最近ではオフィスカジュアルや私服OKの企業が増えつつあるが、それでも依然としてスーツは支配的地位にある。

 

 そこで今日はスーツに対するへぼい感想を述べたいと思う。決してスーツ不要とかそういうことを言うわけではない(と言いつつそう言っちゃってるような気がする)。あくまで感想である。

 

1.私の考え

 しょっぱなから私の考えを述べていきたい。私はスーツは嫌だ。着たくない。もうあの息苦しさには耐え切れない。なんというかあの「働かされてる」感がどうも好きになれない。

 

 というかしゅーかつの時から既に限界が来ていた。どうして皆同じ色の黒いスーツを着て、望まなければいけないのかが全く分からなかった。というかいまだにわからない。

 

 これが「日本の就活」のシステムであると言われれば確かにそうなんだけれども、それにしてもしんどい。だってあれ、もうサイレントマジョリティにしか見えない。似たような服を着て(というか男女全く同じ色のリクルートスーツだし)、似たような表情で、なんか似たりよったりなことしか言わないし。

 

 で、その就活が終わり社会人になってもサイレントマジョリティー具合は変わらない。いや、増産されているのか。こういうわけでルールを説くわりにその目が死んじゃうんじゃないのか。

 

 このような社会の中一体どうやって希望を持てばいいのかまったくわからなくなる。そういうわけで私はスーツが嫌なのである。私服は難しいにしても、せめてオフィスカジュアルにしてほしい。

 

 で、着ている当事者ではなく、彼らを見る側の立場としても結構しんどい。電車の中でスーツ姿のビジネスパーソンをみても、彼らから伝わってくるのは疲労感、閉塞感ばかりである。こういうところからも息苦しさを感じずにはいられない。

 

 あと機能面からもパフォーマンスの悪さを感じる。スーツだと夏はくそ暑く、冬はくそ寒い(地域による)。特に夏は悲惨だ。あの炎天下のなかスーツを着るとどうなるだろう。まあそっからはなにも言わないが。もうクリーニンング代が高くついてしまう。

 

 まあこれらの理由から私はスーツが嫌なのだ。もっというとスーツとか政治家や官僚や企業の役員とかがマスコミの前で謝罪しているイメージしかない

 

2.スーツ支持者の意見

 ではスーツ支持者の意見を考えてみよう。まず第一にあがるのは(というかもうそれ以外ないんじゃないか)、「ビジネスの場はスーツが不可欠だ」という意見だろう。彼らはその考えに一切の疑いをもたない。当たり前すぎてもうスーツ以外の選択肢はないと考えているだろう。

 

 私がネットでみた記事にあったのは、「スーツは戦闘服だ」と主張する人だ。どういう内容だったかは覚えていないが、たしか、相手がどんなスーツを着ているか見る、それで仕事がなんちゃらだと言っていたような気がする。

 

 きっと彼らからすると、私のようなスーツ嫌人間は二等兵にしか思わないだろう。「二等兵はビジネスの場では戦えない」、そう考えているだろう(私の勝手な思い込みだが)。

 

 ただ、これ単なる傲慢ではないのかと思ってしまう。要するに、「スーツを着ている私」は立派であり、「スーツ着ていないor着るのが嫌な人」は劣っているという考えが根底にあると私は思ってしまう。

 

そう考えるとスーツを着ることを神聖視すると、くだらない優劣意識が生まれてしまうんじゃないだろうか。

 

3.これからの未来

 スーツが相変わらず支配的地位にあるか、それともオフィスカジュアルor私服がスーツにとって代わるのかは全くわからない。

 

 しかし、スーツに対する認識が変わり始めているのも事実であると思う。他の人のブログをみても、スーツに対する否定的意見が結構ある。さらにWEB系の会社とかもオフィスカジュアルや私服okなところも増えている。

 

 ただ、最も重要なのは「ビジネスの場は必ずしもスーツは必要ではない」という意識が広がるかどうかだろう。世界的な規模でこういう意識が増えていけば、もはやスーツを着る必要はなくなる。

 

 ただそうなると、スーツ業界の儲けがなくなってしまうので、スーツ不要論の考えはそんなには広がらないだろうと思う。じゃあずっとスーツが支配的地位のままでいいのかといわれると、もちろんNOだ。

 

 なので、もっと多様性認めていく社会になればよいと思う。別にスーツを着たい人は着ればいいし、着たくない人は着なくていいみたいな。まあそれが難しいんだけど。

 

 欅ネタくどいんだけど、ほんとみんな不協和音をおそれずに生きていったほうがいい。もちろんこれは私自身にも同じことが言える。

 

 まあ不幸なことに、特に日本では他と違っていることを許容しないし、表面上個性が大事といいつつも、実際はその個性をつぶすような教育、ひいては画一性を強要する文化が根強いので難しい。

 

 やっぱりスーツ廃止は難しいのかな、とやっぱり思ってしまう。それでもやっぱりスーツはしんどいという私の今日のへぼい感想である。

 

 繰り返すけど、ほんとスーツって謝罪してるイメージしかない

 

今日はここまで!