多くの人はある目標を決めたら最初はやる気に満ちているが、徐々に挫折してしまう。私もそう。目標を立てたら、それを達成するため日々鍛錬しなければいけないことはわかっているのだけど、できない。
ってことで、今日は反復することと継続することの重要性について考えていきたい。
反復・継続をすることが難しくなっている現代社会
現代においては反復や継続をすることが難しくなっているように思える。それは勉強であったりスポーツであったり様々であるが。
その妨げとなっているのがスマホであろう。スマホは私たちの生活に欠かせないツールである。基本スマホなしで生活をしている人はごく少数だろう。朝起きてから夜寝るまでスマホのお世話になっている。
ヘビーなスマホユーザーだ、とたぶん歩きながら使っているだろうと思う。んま、それぐらいスマホを使う頻度は多い。
それゆえ、どうしても自分の勉強、習いごと、部活(!?)などでも使う時間が多くなってしまう。そういう背景があるので、スキルを磨こうにもなかなか難しいのである。
要は集中力が妨げられてしまうのである。なので、日々集中力が満足にならないまま物事に向き合うことになる。
そもそも集中できるような状況ではないのである。反復・継続するまえに。
そういうことを考えるとスマホは有害なツールであるように思える。だって集中力を妨げるんだから。
しかし、それは使う人の情報リテラシーの力に委ねられている。まあもっとわかりやすく言うと使う人次第だ。スペックの高い人は、集中力を維持しつつ自分の知りたい情報にアクセスし、さらに知識を増やす。そして自分のスキルをアップさせる。
一方、情報リテラシー能力の低い人は基本くだらない情報にアクセスし、それに時間を潰し、ますます集中力がそがれることになってしまう。
したがって、スマホというツールは(ipadなども含めて)、知識ある人と知識ない人との間に大きな社会格差を生み出した、ということがわかる。継続・反復からそんなことがわかるんだー。
そういうわけで継続・反復ができないことはイコール能力の差にもつながってしまうことがわかる。ではどうすれば反復・継続ができるようになるかってことを述べていきたい。
反復・継続を維持するには
反復・継続を維持するのに最も良い方法は手っ取り早くスマホを取り去ってしまえばいい!
というのは暴論である。そんなん理屈でわかっている、というのが本音だろう。確かにスマホさえ取り去れば集中できる「環境」にはなる。しかし、そういう「環境」にはなってもスマホがない!みたいな状態になって結局集中力がないままに終わるだろう。
なので私たちはスマホとは共存していかなくてはならない。
で、じらして申し訳ないが、じゃあどうすれば勉強やスポーツ、あるいは他の趣味とかを上達させるべく反復・継続をしていくのか。
私もそんな集中できるマンではないのでたいそうな意見を述べることはできないが、一種のストイックさを捨てることが大事だと思う。
多くの人は、いったん何かを始めたら、休まず続けていかなければならない!みたいな強い脅迫観念があるように思える。「一度やり始めたら休むなんてダメなんだ!」という人が少なからずいると思う。
だが、そういうストイックマンほどいとも簡単に挫折してしまう。考えてみたら明らかだろう。休む日を設けず絶えず鍛錬というのはアスリートでもない限り拷問だろう。
私だってブログを毎日書いているわけではない。ってか今回は結構期間が空いてしもうた。それでも2月に始めてから現在まで何とか続いている。
なので多少緩い気持ちをもって続けていったほうがいいと思う。
で、ここで疑問に思う人もいるだろう。「スマホの話どうした?スマホあったら集中できないって言ってなかった?」という疑問だ。
スマホとはどう付き合っていけばよいのか。
これは精神論的になってしまうが、勉強などをやっている間はサイレントにするなり電源消すなりして我慢することになれるしかない。ってかこれはもう慣れるしかない。
四六時中スマホが鳴っていては集中できない。何回も続けていれば勝手に慣れる。
以上!
反復・継続は馬鹿にできない
現代においては反復・継続は軽んじられているように思える。それは別にそんなんしなくても、最短距離でスキルを身に着ける情報がネットなどに出回っているからだ。
日々の努力を行わず、試行錯誤をせずとも最短距離でスキルを身に着けることができる、と思い込んでいる人が多い気がする。
しかし、土台が固まっていないのに最短距離でスキルを身に着けたところで使いこなせるかは目に見えている。結局すぐに使い物にならなくなるだろう。
反復・継続はそういう意味では非常に有益だと思う。どういう意味で有益かというと、反復・継続して身に着けたスキルというのはそう簡単に揺らぐことはないからである。
これは経験してる人はわかると思う。というか経験してみないとわからないものなのでこれから何かを始めようとしている人は日々努力し、反復継続の力を痛感してみればええですな。