またまた社会全般の話。最近多い気がするけど。何回も言っている気がするが現代は収入を得る手段がいろいろある。
別に会社や公務員として働いていなくともネットでアフィリエイトだったり、グーグルアドセンスで稼ぐことができる。
それらだけでなくユーチューバ―だってある。こんな風にネットで収入を得られるなんてひと昔前では考えられなかっただろう。
他にもフリーランスとして個人で仕事をもらって収入を得る手段だってある。
何も組織に所属しなくてもいいのだ。私も現在は組織に所属して働いているが、将来は独立して働こうと考えている。
しかしそうなると今までの安定した収入、保険の負担などの類いはなくなる。つまり自由になるのと引き換えに安定を失うのだ。ってことで今日は自由と安定は両立しないんだよーということを書いていく 。
組織に所属することのメリットとデメリット
最初に組織に所属することのメリットを書いていく。組織に所属することのメリットは何かと言われれば、安定した収入を得ることができることだろう。それに加えて、保険なども会社が全額ではないが、ある程度負担してくれる。
そう、組織に所属することによって、生活が不安定にさらされる可能性は低くなるのだ。おそらく酒、たばこ、ギャンブルに手を出さなければそれなりに優雅に暮らせるだろう。
このように、いやらしい言い方をすれば組織に所属さえしていれば、有能であっても無能であっても生活は保障されるのである。
確かに昨今は能力主義が台頭しつつあるが、この記事を書いている時点ではまだ無能マンでも組織で生き残れる。
また、確定申告とかのややこしい手続きとかも会社が全部やってくれる。これは非常にありがたいことだと思う。
要は「生活の安定は担保します。めんどい手続きも会社がやります。だから仕事に集中してください」ということである。
以上が組織に所属することのメリットだろう。まとめると、とりあえず組織に所属していれば収入基盤は安定するということである。
では組織に所属することのデメリットは何だろうか。それはライフスタイルが制約されることだろう。
会社にしろ公務員にしろ基本的には週5働いて週2休む生活リズムだ。で、出社時刻はだいたい8:30 or 9:00というのが一般的だ。終業時刻は17:30 or 18:00であるはずだ。
まあシフト制であったり、残業だったりで常に上記の時間帯になるわけではないが、とにかく生活がパターン化することに異論はないだろう。
でもこれ、かなりしんどいと思う。組織に所属する以上はよほど、というかめちゃくちゃホワイトな会社でない限り一か月単位の長期休暇はない。
時代は一億総活躍社会なので、政治家は国民を休ませることなんて一ミリたりとも考えていない。これ以上書くと政治批判という今回の記事とは関係なくなるし、私が政治なんて一切当てにしてないことがばれたんたんになるので書かへんがな。
話がそれたが、要は1年中ほぼ同じ生活スタイルをすることになる。ゴールデンウイークや年末に思いを馳せ、平時は日曜にサザエさんを見て憂鬱になり、「暗黒の月曜日」(世界恐慌は木曜だよん。)になると気分の悪さマックスになり、金曜になりテンションマックスになる。
そういう生活スタイルをほぼ40年あまり繰り返すことになる。あと、年金を受給できる年齢も引き上げられるのでリアルに一億総活躍社会になる。
なんで再び繰り返すと、組織に所属することのデメリットはライフスタイルが制約されることである。
以上が組織に所属することのメリット、デメリットである。次に組織に所属せず、自分で収入を得ることのメリット、デメリットを述べていく。
個人で収入を得ることのメリットとデメリット
個人で収入を得ることメリットは、自分で仕事を選べることだ。組織に所属しているとどうしても自分のやりたくない仕事内容であったり、いみふな部署に配属されることを余儀なくされる。
その点個人で仕事をする場合、自分の得意なことに特化して仕事をすることができる。というか自分の得意なことじゃないと生きていけないだろう。
自分の得意なことに特化するので、当然収入も組織に所属していたときとは考えられなかったぐらいの額を手にすることだってできるだろう。収入が増えるということはそれだけ人生においてアドバンテージを得ることができる。
つまり得意なことを仕事にする→うまくいく→収入アップという循環を生み出すことができる。
個人で仕事をすることのもう1つのメリットは生活スタイルを自分で決めることができる点である。ちょー極端な話だが、例えば月100万の収入を得られたとしよう。
まあ中にはこれぐらい稼いでいる人もいるだろう。
そうなったら別に一か月プー(仕事しなかったところで)でもびくともしないだろう。現実はそうはいかないと思うけど。
これが組織に所属していた場合そうはいかない。収入に関係なくその組織が定めた通りに働かなくてはいけない。
休暇の日数はおよそ平等だろう。
なんで収入次第ではある程度自分で生活スタイルを決めることができる。生活スタイルを自分で決めれるということは、朝の満員電車に乗らんですむし、別に規則正しい生活をする必要もない(オフィス常駐とかだったらある程度規則正しい生活にはなるかもだけど)。
以上が個人で働くことのメリットである。まとめると、自分の得意なことを仕事にできる点、生活スタイルを自分で決めれる点である。組織とは真逆ですな。
では個人で仕事をすることのデメリットは何なのか。これ、自己管理できない人はムリゲーなんだな。
指示待ち大好き人間とかはまず無理だろう。つまり何事も受動的な人は個人で仕事なんてできない。生活スタイルを自分で決めれるということは自己管理できない人はいくらでも堕落してしまう。
あと能力がない人間、現状維を好む人間は淘汰されるだろう。
なので自己を律することができない人は務まらない。
自己管理だけでない。組織に所属していた時とは違い、年金とか保険とかも全部で支払わなければいけない。つまりリアルプーで収入がなかったら生活に支障をきたすことになる。
つまり自由を得ることができる一方で、安定はなくなるのだ。タイトルの通りだ。
以上が個人で働くメリット、デメリットである。要は自由と引き換えに安定はなくなるよーということだ。
あなたはどちらを選ぶか
今までの話を読んで、あなたはどう感じたか。「独立に憧れてたんだけど、いろいろやることが多くてめんどー」と感じる人もいれば、「組織のしがらみから抜け出して自由を得たい!」と考える人様々だろう。
結局のところ組織の中で生きるか、個人で生きるかは個人の好みである。ライフスタイルがある程度決まっている方が好きだという人もいるだろう。
というか私たちは義務教育という名の社畜教育の中で育ってきたので、むしろ決まりきった生活を好んでしまうことの方が多いように思える。
だが忘れちゃいけないのは学校とは違い、社会人生活は長期休暇がない!!!ということである。
私たちはこれまでこの長期休暇があったからこそ、単調な生活であってもモチベーションを維持できたと思う。もし長期休暇がなかったらどうだっただろう。
私はドロップアウトしていたと思う。てか年がら年中同じ生活とか頭がおかしくなりそうだ。
こんなこと書いてる時点で、ワイ組織向いてないマンなんだけどね。
とにかく重要なのは自分はどちらを望むのかしっかり考えていく必要があるということだ。安定をとるか自由をとるか。
働き方が多様になっているのでいつでも組織やめたり、個人で収入得たりすることはできるので組織が向いてないなーと思えば独立すればよろしいし、生活基盤を確立したければ組織に勤めるのもありかと。
関連記事書いたので過去記事も読んでいただけたら。