Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

人に迷惑をかけてはいけないのか

 私たちは幼い頃から「人に迷惑をかけてはいけない」と教えられてきた。

 

 それが強く私たちの脳裏にインプリンティングされているので当然迷惑をかけるようなことはしない。

 

 が、現代はそれが過剰になってしまっていると感じる。

 

 人に迷惑をかけるとは?

 

 

 

迷惑をかけてしまうのは仕方のないこと

 人生の内で人に迷惑をかけずに生涯を終える人はいない。そんな人はもはや神である。人は生きている以上、何かしら人に迷惑をかけてしまう。

 

 それにも関わらず、「人に迷惑をかけてはいけない」と教えるのは少々行き過ぎだと私は感じる。

 

 こういう世間の教えとのギャップがあるので、私たちは辛い思いをするのである。

 

 特に繊細な心を持った人は迷惑をかけてしまったらかなり落ち込むだろう。

 

 そして自暴自棄になってしまう可能性が高い。

 

  これが日本の「病」だと私は思う。

 

 

 人に迷惑をかけてしまうのは仕方ない、私たちは従来の考えを改める必要があるだろう。

 

悪意ある迷惑は絶対にかけてはいけない

 ではかけてはいけない迷惑は何なのかと考えると、それは悪意ある迷惑である。

 

 露骨に人を陥れようとしてかける迷惑である。

 

 これは社会人になってからの方が多いような気がする。

 

 社会人になると収入を得ることは死活問題になる。なので皆必死になって働く。

 

 そうすると周りが見えなくなってしまうのは言うまでもない。

 

 以外に真面目な人ほど、周囲が見えなくなると迷惑行為に走り、人を陥れるケースが多いのではないか。

 

 思考が硬直しているので、いったんある考えに支配されるとそこから抜け出せなくなると私は考える。

 

 そういうわけで、案外しっかりしていそうに見える人ほど、仕事に忙殺され、周りが見えなくなると、悪意ある迷惑を犯しやすくなるのだ。

 

もう少し余裕を持ち、寛容にならなければならない

 私たちは仕事などの忙しさから周りが見えなくなっているように思える。

 

 その結果、悪意ある迷惑をかけてしまう人が減らないと感じる。

 

 人に迷惑をかけてしまうのは仕方のないことだ。だが、悪意をもってしてかける迷惑は正当化されるべきではない。

 

 

 このような悪意ある迷惑を減らすためにも、仕事に支配されるのではなく、自分の時間を生きることに集中すべきである。

 

 自分の時間を生きれるようになれば、人に嫉妬しなくなるし、そもそも人を陥れようとする考え自体がなくなる。

 

 迷惑をかけてしまうのは仕方がない。でも悪意ある迷惑はかけてはいけない。

 

 私たちはそのことを意識して生きていく必要がある。