これからタワマンに住もうと考えている人に参考になるかもしれない。
タワマンは意外にコスパが悪いのだ。特にタワマンに住んで子育てを考えている人。今一度住居をどうするか考えたほうがいいかもしれない。
記事の要点
上の記事はタワマン上層階に住むと子どもの成績が低迷するというやつだ。
なぜかというと、
エレベーターがうざくて外に出るのが億劫になる→外に出なくなるので自然に触れなくなる→自然に触れなくなるので学習に対するイメージがしずらくなる。
という感じだ。
エレベーターがウザいというのは上層階に住んでいるので嫌でも利用しなければ外出することができない。
毎回階段を使うなら健康増進にはよいがあまりそんな人はいないだろう。時間もかかるし。
学習というのはイメージすることができるかどうかで理解する速さが結構変わってくる。
理科は特にそういう学問だと言える。外に出て実際に自然に触れるか触れないかで理解するレベルが変わってくる。
昆虫に触ってるかどうかでその分野の理解に差が出るだろうし、草や花に触れているかで同様に理解に差が生じる。
それにタワマンは、というか多くの家庭はIHが多い。それゆえ火を見る機会が日常的にないこともある。
そうなれば化学の勉強も具体的なイメージを持つことが出来ずに理解が困難になってしまう。
学問は自然と密接に結びついているのだ。
他にも国語の季語などのイメージが持てなかったり、人との関わりが希薄になるので社会的なことがわからないなどいろいろ例はある。
タワマンに住むことはある意味自然との断絶を意味する。
そのような環境で子育てをすると、子供の成績が低迷するのはむしろ必然的なことだろう。
こういう自然のイメージがあまりできないのだ。↓
五感の刺激が全くない
タワマン上層階に住むと、外に出ることが相対的に少なくなるので、当然家にいることが多くなる。
家にいてもエアコンがかかりっぱなし、窓も開けられない(上層階なので)。
となると、五感を刺激されることがなくなってしまう。これでは子供の感性が育つはずがない。
近年、人との関わりがあまり得意ではない子供が増えているというのもこのような住まいの社会的背景があるからではないだろうか。
学習面で支障をきたす、五感が刺激されず、感性が育たない、タワマンの上層階に住むことにはあまりメリットを感じないように思える。特に子育てをしようと考えている家庭にとっては。
人間は自然と共存しなければいけない
という基本的な考えを私たちは忘れてしまっているように思える。そもそも人類が誕生して今に至るまで自然と関わらなかったことは一度もない。
それはもうフィクションの世界である。
自然がなければ知的水準が向上しないし、人としての感性もなくなる。
自然と共存しなければいけないのだ。現代の都市開発は人間のエゴを体現しているように私は感じる。
確かに多くの建物を建て、都市を形成したほうが見栄えがいいし、自分の欲求を充足させることができる。
それが高度に進んだのが現代であろう。
だからと言って昔のようにのんきな田園地帯に戻るのは不可能である。
しかし、それでも何かしら自然と共存する策を考えなければ、私たち人間は取り返しのつかないことになってしまうかもしれない。
↓こういう本も実際に自然に触れないとわからんのだ。