Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

ノウハウやハウツーに関する情報が多すぎないか

 また滞ってしまった。まあサボりつつも継続していくというのが私のスタンスなので。それがニートの美学である。

 

 テレビやネット、本屋に行けば、とにかくノウハウやハウツーに関する情報であふれかえっている。「○○をするための方法」、「質のよい睡眠取り方」、「疲れない体にするため生活」など。

 

 他にも「医学的に正しいお茶の飲み方」(ってテレビでやってた)などとにかく「こうすれば良い」系の情報に満ち溢れている。

 

 そもそもいちいちそんなの気にしてたらストレス溜まりまくってかえって身動きできなくなるのではないか。

 

 そんなことを思うのである。

 

 

 

私の考え

 確かにノウハウやハウツーはある程度までは参考になるだろうと思う。何の知識もなしに実践するのは結構怖い。そういう意味では多少ノウハウやハウツーに頼ることはありだと思う。

 

 だがそのような情報に頼りすぎると、がんじがらめになり、身動きが取れなくなってしまうのも事実である。

 

 現在は情報があふれかえっているので特にそのような状態、つまりがんじがらめで身動きが取れなくなるリスクが高まっているように感じる。

 

 その結果、「やたら方法論に詳しいのにイマイチ成果の乏しい人間」が大量生産されているのではないかと思う。例えば「良質な睡眠をとる方法に詳しいのに、言っている本人が不眠症に悩まされている」人間、「勉強方法にやたら詳しいのに成果が伴わない」人間(これは結構多いと思う)など。

 

 

 あなたの周囲にいないだろうか。おそらく勉強方法に詳しいのに成果が伴わない人間は結構多いと私は感じる。

 

 他にも「ロジカルシンキングの本を読んでいるのに全然言っていることが論理的でない」人間もいるだろう。こういう人は根本的に読解力が欠如しているので、いくら論理的思考の本を読んでも論理的にはならない。やるべきことは読解力の向上である。

 

 したがってノウハウやハウツーの情報を当てにしすぎると、「方法論マニア」が大量に発生してしまうのだ。

 

ノウハウやハウツーだらけになるとストレスが溜まる

 テレビ番組を見ればわかると思うが、健康に関するテレビ番組はノウハウやハウツーの「宝庫」である。

 

 「健康に良いのは梅干し」、「納豆は美肌効果がある」、「○○は夜に食べると良い」、こういう類いの情報でテレビ番組は満ち溢れているのだ。

 

 私の場合、こんなのをいちいち実践していたらストレスが溜まり、かえって健康を損なってしまう。というか梅干しや納豆が健康に良いことぐらい誰でもわかっているだろう。それらをテレビで大々的に言う必要があるのかと思ってしまう。

 

 情報過多はストレスのもとである。いくらそれらが良い情報であっても、実践するのが難しかったり、情報過多であったら、健康には有害である。

 

 「良質な睡眠のとり方」を学べば学ぶほどかえって眠れなくなるだろう。私たちのストレスの原因はこのような情報過多にあるかもしれない。ノウハウやハウツーを学べば学ぶほど一層不健康になるかも。

 

試行錯誤して自分に合った方法を見つけるのがベスト

 結局一番良いのは試行錯誤して実践を重ねるということである。だがこれが一番難しい。

 

 なぜか。

 

 

 それは面倒だからである。いちいち頭や体を動かすのは気が重い。何より面倒くさい。できるならストレスフリーで物事を習得したいのが人間の性であろう。

 

 そういう理想論が先走って、結局身につかずに終わってしまうのだ。それでも習得したい、でもラクしたい、だからノウハウやハウツーを当てにする。この繰り返しで「方法論マニア」が大量発生してしまうのだ。

 

 ノウハウやハウツー情報が多いということは私たちの怠惰な姿勢を反映したものなのである

 

 本のレビューを書くよりも実践しなければ効力を発揮しないのだ。

 

 面倒だが、とりあえず頭や体を動かしていこう。短いが今日はこれまで。

 

 

 ノウハウやハウツーに懐疑的なのに方法論の本を載せる笑。↓