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多浪で大学に入学した学生は就職活動で不利になるのか?

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 世の中には一定数大学に多浪で入学する学生がいる。

 

 3浪、4浪とかで入ってくる学生だ。

 

 受験の競争が激しかった昔に比べれば少ないが、それでも3浪、4浪などで入る学生は多くないがそれでもいる。

 

 んまあ医学部などでは決して例外ではないかもしれない。でも普通の大学に多浪で入学する学生は少数ながらいるのである。

 

 んで、彼ら(つまり多浪で入った人)が気にするのは就職活動だろう。学生生活とかの問題はぶっちゃけ人間性みたいなモノがあるので別に年が離れてても仲良くできる人はできるし、できない人はできないのでさほど深刻ではない。

 

 

 世間的にはどうしても多浪で大学に入学して学生を敬遠してしまう傾向がある。

 

 確かに卒業時には彼らはアラサーなのでキャリア的な不安を懸念する企業が多いように思える。

 

 30歳近くで入社する人よりかは、23歳ぐらいで入社する学生を育てたほうが将来の「未来予想図」は良い、、、と思うのは仕方がないのかもしれない。

 

 そう考えると学歴に関係なく多浪で入学してしまった学生は就職活動で不利になるよように思える。

 

 しかし私は必ずしも多浪の学生が就活で不利になるとは思えない

 

 確かに大手の企業とかは難しいかもしれないが、ある程度中小企業にも選択肢の幅を広げれば、どこかしらは就職できるだろうと私は考える。

 

 現在は3年以内に新卒で入った会社を辞める人の割合が高くなっている。

 

 ということは転職の動きが活発になっているということだ。

 

 このような時代の流れは日本の企業にとっては大きなダメージである。

 

 日本の企業は学生のスキルではなくポテンシャルに期待をして入社させるので即戦力というよりかは長期的に育てていくスタイルを取っている。

 

 長期的に育てるスタイルを取るということは当然長く勤めてもらわなければ困るわけだ。

 

 それなのに離職率が高くなるというのは日本の会社にとってはかなり痛い。

 

 そういうことがあるので会社としては長期的に働いてくれる人が欲しい

 

 

 現役、一浪で大学に入った学生でも、その人が会社に入社してすぐに辞められたらムダなコストはハンパではない。

 

 一方、多浪で大学に入学した学生でも長く会社に勤めてくれるのであれば、、、、どうだろう?

 

 今の時代の流れとしては非常にありがたい存在だ。

 

 しかも彼らは人生経験としても現役や一浪の学生よりもいくぶんか視野が広い(これは人によりけりだけど)。

 

 アラサーで入社という多少の不安材料はあるのだけど、それでも長く勤めてくれるのならそのような学生を取りたいと思うのが企業のホンネだと思う。

 

 このように時代の流れなどもあるので多浪の就職活動が必ずしも不利になるとは限らない

 

 ただ、多浪の人も何も努力をしなければ内定はもらえない。多浪の末大学に入学して遊びほうけていたら(別にストイックに勉強すれというわけではない)、憂き目にあってしまうだろう。

 

 

 なので、大学在学中になんでもいいので自分の持っている能力を高めたほうがいい。

 

 例えばTOEICとか簿記とか。まあ私はあまり「就活のため」に資格を取るのは好きではないが、ないよりかはあったほうがそれなりにアドバンテージになる。

 

 あとは大学の授業をマジメに受け、それなりの成績を取る、、、というのも就活で内定をもらう手段の1つだ。

 

 というか、就職活動ってよほど人間的におかしくなければどこかしらは就職することができる。多浪であっても別に変にそれを気にしたりとかしなければうまくはいくと私は思う。

 

 で、結構根本的なことを言うと、多浪であっても人間性さえしっかりしていれば就職活動とかもさして苦労しないと私は感じる

 

 まあつまり多浪で大学に入学したとしてもその人の人間性に問題がなければ、就職活動は不利にはならない、、、ということができる。