先日は、一人暮らしを通して効率的・合理的思考を身につけることができる記事を書いた。↓
上記の記事以外にも一人暮らしで身についたスキル(というほどのものではないけど…)がある。
それはいかにストレスを最小限にして積極的にめんどくさいことに取り組むか、というスキルである。
一人暮らしか、実家暮らしかに関係なく日々の生活はめんどくさいことにあふれている。
朝起きた時の洗顔、歯磨き、そして身支度。主婦(夫)などであれば料理の準備。
学生であれば勉強。やらなければいけないとはわかっているけれどもなかなか行動に移せない、というのが実情だと思う。
もう究極的なことを言ってしまうと、人生そのものがめんどくさい!!!!!!
筆者は常にそういう思いを抱いている。もうとにかくめんどくさがりな人間である。
そんな私が考えためんどくさいことに処理するための方法を書く。
今日書く内容→めんどくさいことにストレスなく対処する方法・めんどくさいことを後回しにするとさらにめんどくさくなる・まとめの3点
目次
めんどくさいことに対処する方法
簡単なことからこなしていく
最初の対処方法は、簡単なこと、自分が最初に取り組めそうなことから始めることだ。
そもそもなんで家事や勉強がめんどくさく感じるかというと、それらがとてつもなく難しそうで時間がかかりそうだと思ってしまうからである。
いったん取り組めば意外にスムーズにできるものの、想像したらマジで死にそうなくらいめんどくさく感じる。
朝起きる→歯磨き、洗顔、身支度、死ぬほどめんどくさい
勉強する→参考書やノートを開くのがかったるい
仕事→まだ東京で消耗し…
だとしたら最善なのは、めんどくさいと重たい感情になることではなく、何が今すぐに取り組めるかということを考えることである。
言い換えると、何が一番簡単にできそうなのか?ということを考えることだ。
朝起きる。その後にやらなければならないのは洗顔か歯磨き。そのどちらが自分にとって簡単なのかを考える。
勉強の場合。英単語の勉強と長文読解、どちらが簡単に取り組めるのかを考える。
簡単なこと、自分がすぐにできそうなことをまず選択し、徐々に難しいことに取り組む。これがストレスを最小限にしてめんどくさいことに取り組む最初の方法である。
完璧主義を捨てる
全てのことをいちいち完璧に処理しようとしたらキリがない。もう完璧主義を闇に葬ろう!!!
熱中してハマった結果、それが完璧に仕上がったというのなら話は別だが、最初から「完璧に仕上げよう!!」と崇高な理念をもつと必ず挫折する。
完璧にこなそうとすると気分が重くなる。それに人生がイヤになる。筆者はそうである。
そう、完璧にこなそうというその思いが、私たちを動けなくさせ、物事に対処できなくさせる。
逆に「60~70%ぐらいでいいや」という気持ちを持つと気の重さはかなり和らぐ。
重要なのは気持ちのハードルを下げることである。
めんどくさいことを後回しにするとさらにめんどくさいことになる
もうそのままでめんどくさいことをほったらかしにしていたら、後々さらにめんどくさくなる。
食器を洗わずに放置していたら、日本が抱える借金のごとく無限に増えていく。キッチンや風呂、トイレなどの水回りを掃除せず放置していたら生き地獄へと変わる。
部屋の掃除をせず、ゴミを捨てず、そのまんまにしたらどうなるだろうか。
受験勉強に取り組むのがめんどくさすぎ。だから「明日やろう」と勉強することを拒絶したらどうなるか。
いずれの例もすべて後が大変なことになる。
だとしたら、まず自分ができること、簡単だと思うことを積み上げていかなければならない。
めんどくさいと思う感情を極力なくし、行動できる動機づけをしていく必要がある。
「簡単なことをやる」という考えには批判的な人もいるかもしれない。
確かに「簡単なことをやる」のは難しいことに取り組むより軟弱なイメージがある。
でも、何もしないで行動に移さないよりかはよほどマシだ。
とにかくできることから取り組み、後々大変にならないようにすることが重要。
まとめ
まずは自分のできることから取り組む。それは簡単であれば簡単であるほうがいい。
行動することのハードルが下がるからだ。行動することのハードルを下げて物事に取り組んでいき、めんどくさいことのタスクをさばいていく。
これがストレスを最小限にしてめんどくさいことに取り組む方法である。
あとは完璧主義を葬る。完璧を追求すればするほど終わりが見えないし、気が重くなって行動できなくなる。
『終わりなき旅』は最高だが、実生活はゴールがあったほうがいい。