最近私は更新頻度を重視してブログを書いている。やはり毎日更新したほうがアクセス数はよくなる。
と思ったが…。
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やはりクオリティが大事なようだ。
本題に入ろう。
日本はブラック企業率が高いので、一発でホワイト企業に入社できる人は少ない。
かくいう私も夜勤をやって手取り20を切るようなブラックに勤めていた過去がある。
今は普通の会社に勤めているが。
なので転職をしてホワイト企業にありつく、というのが現代においては、ある意味セオリーみたいになっている。
でもその一方、ブラック企業か抜け出せず、そのまま従順な社畜になってしまう人がいる。
なぜブラック企業から抜け出せず、従順な社畜になってしまうのだろうか。
今日はその点に焦点を当てる。
今日書く内容→ブラック企業から抜け出せなくなる人の特徴・ブラック企業から抜け出せなくなる人からわかること・社畜にならないための対策・まとめの4点。
大事な箇所は太字にしてあるので、そこ中心にサクッと読んでもらっても大丈夫です。
目次
ブラック企業から抜け出せなくなる人の特徴3つ
1.常識を疑わない
常識を疑わないというのは全てをありのーままにー全てを受け入れることを意味する。言うならば、ピュアなハートを持った人物であると言えよう。
一見すると、これは良いことのように思えるが、これが社畜への架け橋となる。
なんでも疑わずに全てを受け入れるということは、邪悪な大人たちの発言を全て吸収して自分のエネルギーにしてしまう。
「いいか!会社というのはな!残業をしなければやっていけないんだ!定時に帰るなんてありえないことを言うな!」
「若い時は何でもできるんだ!だから苦労は買ってでもしろ!つまり始発で出勤し、終電で帰れ!!それを一年続ければお前は一人前だ!」
「有給!?何言っているんだ!?そんなものあると思っているのか?そんなこと言うヒマがあったら、休日も出勤しろ!」
さすがにこれはdeepなブラック企業だが、こういうことをありのままに受け入れていったら、そのうち肉体、精神ともズタズタになるのが目に見えている。
でも、ピュアなハートを持った人はこれを全て受け入れ、自分でも知らないうちに社畜ファイターへとトランスフォームしていく。
2.ドM体質
次にブラック企業から抜け出せなくなる人の特徴として挙げられるのが、ドM体質でだ。
ドMは怒られる、殴られる、叩かれることに抵抗を感じない。むしろ快楽さえ見出してしまう。
そんな特徴を持っていれば、ブラック企業はむしろ天国である。
毎日毎日怒られ、殴られ、始発で出勤し、終電で帰宅。
有給を一切使わず、休日、年末なども関係なく働く。
そんなことされても、おかしいとは感じない。
ブラック企業としては非常に優秀な人材である。
まあ上記の例はさすがに極端だが、実は体育会系だった人がドM的な状況に陥りやすい傾向がある。
日本の学校の部活動は、特に体育会系は、特に野球部は(筆者も昔野球部だった)、ブラック企業人材養成所的な意味合いが強い。
高校球児たちの坊主、クソ炎天下の中の試合、ピッチャーが一人で連投することの礼賛(公立高校だとエースが一人なんてザラ)、練習時間の長さ(休日でも7時間以上。これはイコール休日出勤と同じ)、過激な勝利主義がブラック企業養成所であることを物語っている。
こういう環境で育っていれば、会社などで理不尽な目にあっても鈍感になってしまう。
自分のされていることが違法であるのに、当の本人は「愛のムチ」であると勘違いする。
かくしてその人は社畜となり、今後負の連鎖が続くことになる。
まとめると、嫌なことを嫌だと思わないことがブラック企業から抜け出せなくなる原因となるのだ。
3.世間体を気にする
日本人はやたら世間体を気にしすぎる傾向が強い。他人にどうみられているかが常に気になる。
自分の経歴や自分の身だしなみ、そういうことに敏感である。
お店のお手洗いの鏡などで用をたした後、スマホをいじった後の手で髪の毛をセットしている漢たちを見ると、いかに人目が気になるマンが多いかがわかる。
経歴だって、3年は1つの会社に勤めないと、キャリアに傷がつき、転職ができなくなる、みたいなおかしな脅迫観念を持つ。
実は私も就職のエージェントに(しかも大手の)、「3年は同じ会社に勤めないとキャリアに傷がつき、転職できなくなります!」と言われたが、前職は1か月で辞めた。
でも、今は転職して良い会社に勤めることができている。
ホントは別にすぐに辞めたところでどうってことないのに、あまりにも早期退職することに恐怖を抱きすぎている人が多い。
本来、best wayなのは、クソな会社はすぐに辞めることである。
クソな会社というのはおかしな労働量を課す、人間関係が劣悪、スキルが身につかないなどの会社を指すが、そういう会社に長く居座っても、時間の損失にしかならない。
そこで3年いたらどうなるだろうか?
そこで稼げなかったお金は将来十分に回収できる可能性があるが、失った時間は回収することができない。
時間の損失は人生においてとてつもなく大きい。
なのに、経歴に傷がつくだとか、3年は勤めないとか、考えていたら、人生の損失が大きくなる。
世間体なんて本来どうでもいいものだ。
他人はあなたのことを全く気にしていない。それは街を歩けば、スマホに集中している人が多いことを見ると明らかだ。
それなのに、世間体という妄想を信じ込み、合わない会社で無理に頑張る、という人がどれだけ多いか。
ブラック企業から抜け出せなくなる人からわかること
リテラシー能力の問題
今まで書いてきたことと、私の経験から言うが、ブラック企業から抜け出せなくなる人は、頭が悪い。
いや、ストレートで申し訳ない……。
でも、だからといって私の頭が良いと言いたいのではない。むしろ私は頭は悪いほうである。
まあでも今までの文章から考えてほしい。
常識をありのままに受け入れる
それでいて、マゾヒスト
ピュアなハートの持ち主でマゾでさらに世間体を気にするとか、もう意味がわからない。
そういう状態になってしまうのは、自分で能動的に行動せず、勉強することもなく、周囲の行動に無思考に合わせるからである。
自分で動かないから、有益な情報が入ってこない。入ってくるのは自分と似たような境遇の人たちの情報だ。
そんな情報しか得られていないのだから、そりゃ自分の状況が良いのか悪いのかわからない。
私が前に勤めていたブラックな会社もそういう人(つまり頭が悪い)が多かった。
自分たちがどんな労働をさせられ、いかに搾取されているのかに無自覚で、情報を集めようとせず、常にソシャゲやつまんない動画を見たりしてヘラヘラしていた。
彼らは悪い人間ではなかったが、あまりにも考えるということに関して無頓着だった。
まあ言うなら、「誠実で素朴だが、無思考な人たち」。
こういう人間がブラック企業から抜け出せなくなるのである。
ブラック企業から脱出したい人がやるべきこと
ソシャゲではなく情報を集める
現代において情報弱者は、生きるうえで圧倒的に不利な立場に立たされる。
ブラック企業から抜け出せない人は圧倒的に情報量が少ない。あるいは持っている情報の価値が低い。
労基法に関する情報を持っている人と、芸能人とかのくだらないゴシップ記事を持っている人とではその情報の質に圧倒的な差がある。
ソシャゲを常にやっている人と、絶えず有益な情報を探している人とでは歩む人生に圧倒的な差がある。
それなのに、電車の中の人を見ていると(チラ見で隣の席い座っている人のスマホ画面を見る)あまりにもそのことに無頓着な人が多いように思える。
情報を集めるなんて別にそんな難しいことではないのに、スマホでサクッと調べられるのにそのことをしない人が多い。
自分が合わない会社、ブラックな会社から抜け出したければ、絶えず有益な情報をググるしかない。
常に考える習慣を持つ
別に難しいことを考える必要はない。自分の日常で起きていることを考えればいい。
どういうふうに仕事をやれば効率よくこなせるのかとか、電車の中の広告から何がわかるのか、歩いている人や電車の中にいる人はどんな職業をしているのかなど。
そういうくだらんことでも考える習慣を持てば、自分のしている労働がおかしなことであることに気づくことができる。
ブラック企業にとって都合の良い人材は「考えない人間」だ。
考えなければ、法外なノルマをこなしてくれるし、給料が低いことに対する不満も持たない。
つまり考えなければ考えないほどに、いいように搾取されるのである。
なので、別に勉強とか読書とかはできればそれにこしたことはないが、まずは考えるということが一番だ。
というか考えることが勉強になっているんだけどね。
まとめ
ブラック企業から抜け出せなくなる人は結局のところ、ストレートで申し訳ないが、頭が悪い可能性が高い。
また持っている情報量があまりにも少なすぎることも考えられる。
ブラック企業から抜け出すために必要なのは常に考えること、有益な情報を持つことである。