そういう人けっこう多い気がするんですよ。野球は好きなんだけど、野球部に入るのはちょっと、という人。
私も野球部でやっていたので、「野球部のこういう点が嫌」というのはなんとなくわかっています。
まあおそらくこういう理由で野球部には入りたくないんだろうな~というヤツですかね。
なのでそういうことを今日は書いていきます。つまり野球部のここがイヤ!っていう点。
目次
野球部に入るのがイヤになってしまう理由
1.坊主
最初に考えられるのは坊主ですかね。
小学生ではあまりないですが、中学校で硬式をやる場合であったり、高校野球(硬式)の場合は避けられないような気がします。
もういつの時代の軍国主義だよって言いたくなりますよね。
部員が全員坊主とか海外の人が見るとビックリするような気がします。
こんなん日本ぐらいじゃないですか。
っていうか中学とか高校とかってめっちゃオシャレしたい年頃じゃないですか?
それなのに髪型を自由にする権利がないとか、当事者からすると意味不明なんですよね。
なぜサッカーやバスケやテニスは髪型の指定がないのに野球部だけ坊主?みたいに思いませんか?
確かな理由はないですが、考えられるのは「気合が入る」とか「集中力を上げる」とかそういう感じでしょう。
でも別に坊主にしたからって気合が入るわけでも、集中力が上がるわけではないんですよ。
もしそうなら、坊主にしなかったら、気合が入らない、集中力が上がらない、というようなおかしなことになってしまいます。
まあなんかある種の思い込みのようなものに支配されているように感じます。
なので、野球部に入りたくない、と思っている人の第一の理由は坊主だと思います。
2.練習時間が長い
野球部って練習時間がめちゃくちゃ長いんですよ!
もうマジで練習時間長い!
平日はもちろん、休日でもまる1日練習するとかもう理解できないですよね。休日の1日練習とか、やってることが社会人で言う休日出勤みたいなもんです。
もうマジで練習時間長ぇ………
中学生とか高校生とか遊ぶのが一番楽しい時期じゃないですか?友達や彼女とかとカラオケやショッピング行ったり。
そういう時期を「野球だけに捧げろ!」って酷だと思いません?
確かに1つの物事に集中することは大事だと思います。でも、中学高校と二度と来ない青春を野球のみに捧げるというのもどうかなーと、私は今になって思います。
そもそも練習時間長くやったからって必ずしも勝てるわけではないじゃないですか?
もし練習時間が試合に勝つことに不可欠な要素だったら、佐賀北高校とか甲子園で全国制覇することはなかったでしょう。
重要なのって、限られた時間でいかに効率よく練習するかじゃないんですかね。
それなのに練習時間を絶対視するのは良くないと思います。
練習時間が長いというのも野球部には入りたくないと思う人の理由だと思います。
3.やたら勝利至上主義
これはもう小学校から始まってますね。
なぜか野球って勝利至上主義なんですよ。だから監督も怖い。
試合や練習でエラーなんかするものなら、もう激おこです。
「何やってんだこらああああああ!!!!」みたいな。
サインミスとかも同様です。
私、思うんですが、エラーして怒鳴るとか、サインミスして怒鳴るとか絶対やめたほうがいい。
怒られることで選手が委縮してしまうじゃないですか。
そのせいで思い切ったプレーをするより、「怒られない」ために保守的なプレーしかできなくなるって悲しいことだと思います。
これが選手の可能性を狭めてると感じます。
はたから見てると拷問ですよね。故意にやったわけではない間違いを咎められるのって。
まあこれが3つ目の理由でしょう。
最近の日本の野球事情
「坊主やめよう」の動き
ここまで野球部のマイナスな点を書いてきました。
が、最近は少しずつ良くなってきています。
上記の記事も野球ネタなんですが、新潟明訓高校の野球部が坊主をやめる方向に出ているようです。
そのような強豪校が坊主をやめる動きに出ているのは素晴らしいと思います。
これが全国的に波及していけば、野球部=坊主、みたいな悪しき風習は打破できると思います。
あとは練習時間や勝利至上主義の問題ですが、これも時間の経過とともに良い方向へと向かっていく気がしますね~。
まとめ
ここまで書いて思うんですが、野球部って社畜ブラック企業ファイター養成所的な感じがものすごく漂ってくるんですよね。
だって坊主・練習時間が異常に長い・勝利至上主義ってもうアレじゃないですか。
でも、そういうブラック企業社畜的な感じが弱くなっていることも事実です。
そういうブラック企業人材が育たなくなるのは国家や経団連にとっては都合が悪いかもしれないですが、野球の人気を高めるという意味では意義が大きいと思います。