少しご無沙汰ですかね~。若干日があいてしまいました。
と言っても、別に帰省してるわけでも有名どころの観光地に行っているわけでもなく。
じゃあブログ書けよ!!
ブログは書いていなかったのですが、ツイッターやってましたね。
ということはどうでもいいとして、本題に入りましょう。
本とかネット見てたら「正しい勉強方法」とか「成績が上がる勉強方法」とかたくさん見つかるじゃないですか。
私が今日書くブログ記事の内容はその真逆です。
誰得!?って感じがするんですが、失敗に学ぶことも多いと思うので、興味ある人はよかったら見てください。
私、学歴自体はMARCHのどこかなのですが、およそ正しい勉強方法を身につけたのは高校卒業後なんですよね。
それでなんとかそういうレベルの大学に受かったっていう。KOにはKOされましたが。一万円札は強い。
目次
成績が上がらない勉強方法
ノート作りや暗記カード作り
ノート作りも暗記カード作りもカテゴリーとしては同じですよね。
世の中には「東大生のノートは美しい」みたいな本あるじゃないですか?私もそれを実践したわけですよ。高校生の時に。
そうしたら、もう成績が上がらない上がらない上がらない。それどころか学年が上がっていくうちに下がっていくんですよね。
なぜかというと、知識が整理されていないのにも関わらず、むやみやたらに綺麗なノートを作っていたから。
暗記カードも同じ。
ノート作りって教科書(や参考書、問題集)の内容がちゃんと頭の中で整理された状態でやるからこそ意味があるんですよ。
知識が整理されていない状態でノート作りなんかやったところで単なる時間の浪費でしかない。
暗記カードだってむやみやたらに作るのではなく、どうしても覚えられない単語をピックアップして作るからこそ意味があるんです。
私は雑然とした知識で、むやみやたらに単語カードを作ってしまったので、勉強よりも作業の時間を確保してしまっていたのですね。
そりゃあ成績なんて上がるはずがない。
いや、学校の定期テスト・中間テストだったらそれでもなんとかいけるんですよ。
でも模擬試験や実際の受験ではボロッボロでしたね。
で、ノート作り、暗記カード作りと作業の時間を多くしてしまったわけです。最悪なのがそれでほぼ満足してしまったんです。
見返す時間をあまり確保しなかった。そういうわけでみるみるうちに成績が下がっていくわけです。
マーカーで重要箇所を引く
自分で書いておきながら言いますが、なぜマーカーで重要箇所を引いたぐらいで成績が上がるのでしょうか?
ウマイヤ朝とかアッバース朝なんかにアンダーラインなんか引いて、イスラム王朝の流れを理解できるのでしょうか。
伊藤博文とか西園寺公望とかにアンダーライン引くとか一体何の意味があるのでしょうか。
でも不思議。太字になっている言葉ってなんか線引きたくなっちゃうんですよね。
あと太字で書かれている周辺箇所も。
こんな風に。↑
でもこれ、学校教育にも問題があると思うんですよね。
学校の先生ってやたらアンダーライン引かせたがるじゃないですか。それで生徒はアンダーライン引くことも勉強の内だ、みたいに勘違いしてしまうんですよね…。
それで思考放棄の勉強が身についてしまい、多くの生徒が犠牲になってしまうという。
私は最終的には思考重視の勉強方法を身につけてどうにかなりましたが、どうにもならずに成績が上がらず、志望校に合格できないという人が後を絶たないように思えます。
アンダーラインを引くというのは思考放棄の作業に他なりません。それを私はやって見事に模試の成績が下がっていったとさ。
赤シートを使って赤い部分だけ覚える
赤シートで隠したら文字消えるやつあるじゃないですか。
進研ゼミとかの教材とかで多いですよね。赤シートで単語書くしたらその単語が消えるやつ。
important…重要な
みたいに。あとボストン茶会事件とか。
私、見事に赤い箇所ばかり覚えていたんですよ。
となると、英単語の参考書で言えば、単語とその意味を覚えるのが中心になります。
これ、学校のテストだと効果絶大なんですよ。その箇所がもろもろ問題になるから。
なので、長文の全体の内容や論理関係を重視して勉強している人よりも点数取れてしまうんです。マジで皮肉ですよね。
でも学校のテストではごまかせても、模試や受験本番ではごまかせない。
模試や受験では当然、長文の内容把握・論理関係の理解を勉強してきた人の方がはるかに結果が出る。
こうして私はどんどん思考力重視の勉強をしている人たちに差をつけられていくのでした。
学力とミスマッチした教材を使う
てかこれ、私に限らず、かなり多くの受験生がやらかしている気がしますね。
自分の学力に合っていない参考書や問題集なんかやったって成績上がるはずがないじゃないですか?
基礎的な問題をろくにこなせないのに、入試レベルの問題とかやったって玉砕するだけですよ。
それを私、高校生の時、やっていました。
教科書レベルの問題もこなせないのに、進研ゼミの難関のコース受講していましたね。
で、問題をさらにややこしくしたのが、難しかったら放棄してしまった方がむしろ良いのに、無理にその難関のコースの教材やっていたんですよ。
理解できないわ、ストレスたまるわ、時間が無駄になるわ、成績が上がらないわ、もうまさにデフレスパイラルでしたね。ww
「汝自身を知れ」とはまさにこのことでしょう。
そういうわけでデフレスパイラルから抜け出せないまま高校を卒業しましたとさ。
まさに無知の知!
成績が上がらない勉強からわかること
思考の放棄
そりゃそうです。ノート作りとかアンダーライン引くとかこんなこと考えなくてもできます。
勉強の成績は、考える割合が高ければ高いほど伸びます。もちろんアウトプットの量も重要ですが。
その考えることを放棄してノート作りとかアンダーラインなんか引いていたら、いつまでたっても「ほぼ」成績は上がりません。
ほぼに「」をつけたのは一部例外的な場合があるからです。
その例外的な場合は学校の定期テスト。
学校の定期テストって模試とか実際の試験に比べたら、はるかに範囲がせまいじゃないですか。
それに難易度も難しくすると、みんな点数が取れなくなり、評定平均もやばいことになる。
生徒の評定平均が低くなると、高校側にも損失が生じます。その損失というのは進学実績です。
高校は一般入試であれ、推薦入試であれ、進学実績は良い状態を保っておきたい。
all studentsの学校の成績を低くしてしまえば、推薦で進学する選択肢がなくなります。
そうなると、高校側も難関大学の合格者の数が相対的に少なくなってしまう。
進学実績って難関大学の合格者の割合が多いほうが映えるじゃないですか。
推薦入試を活用すれば映える可能性が高くなる。なので高校の定期テストは簡単になるわけです。
開成とか筑駒とかそういう学校は違いと思いますが。
話を戻すと、そういう定期テストとかって多少勉強方法が間違っていたとしても、ある程度は成績が取れるんです。
私も模試の学年の順位は真ん中より下でしたが、学校の定期テストは10位以内というとてつもないイビツな状態を保っていました。
なので内申点とかはムダに良かったんですよ。学力は低いくせに。
でもこの状態が最悪。なぜなら自分は勉強ができると錯覚するから。
思考力重視の勉強から一層目を背けさせてしまい、それで最後は受験で憂き目をみることになる。
思考放棄の勉強は実際の受験ではごまかせません。
ノート作ったり、アンダーラインなんか引くヒマあったら、負荷のかかる勉強をするべきです。
あとは自分の学力にマッチしたテキストを使うべきです。
まとめ
いくら強調しても強調したりないですが、ノート作りやアンダーライン引き、赤シートの赤い部分だけ覚えるなんていうラクな勉強をすると最後に痛い目にあいます。
特に学校の定期テストは良くて、模試の成績が悪いという人は要注意です。
そういう人は思考放棄の勉強をしている可能性が多いに高いです。
一時しのぎにはなるけれども、いざ受験本番になると精神が激しく錯乱すると思います。
そうならないためにも脳に負荷がかかる勉強をして、思考力を高めていくことが重要です。