学生でも社会人でも自分の知らない新しい分野の勉強って結構キツイですよね。
学生だったら数学でも、歴史でも未知の知識を習得するにはそれ相応に「知的体力」を使います。
社会人であってもいきなり部署変えられて、仕事も今まで身につけた知識が全く役に立たなくなった!!というのは結構ザラだと思います。
本題入りまして今日書くのは、今までやったことのない新しい分野の知識をいかにして身につけていくかについてです。
目次
新しい分野の知識を身につける方法
知識を習得し、それを活用できる状態というのは、主に2つの力が高いことを意味します。
1つは理解力が高いこと、もう1つは覚えている量が多いことです。覚えている量が多いということは記憶力が高いということですね。
理解力、記憶力、この2つの力が備わって初めて新しい分野の知識を習得できます。
ではこの2つの力をつけるためにはどうすればよいのでしょうか。
最初に理解力を上げるために必要なことを書いていきます。
理解力を高めるために必要なこと
理解力を高めるために必要なことは、本やテキストを読んでいて、わからない用語や概念が出てきたら、手書きでノートやメモ帳に調べたことを書くことです。
新しい分野の勉強をしていると必ず自分の知らない用語や概念が目に入ってくると思います。それをノートなどに手書きを通して調べて書く。この行為が重要です。
なぜ、手書きが重要なのかというと、スマホやパソコンを使うよりも圧倒的に多くの情報を得ることができるからです。
手書きでメモを取るということ自体はすぐにできます。その人の強い意志力も必要ですが…。
すぐに取り組めるし、自分で書くという行為を行うので能動性が強くなる。能動的に取り組んだ知識というのは非常に定着度が高いです。
すぐに取り組めることに加え、知識の定着度が高くなるので、得られる情報量が圧倒的に多いんですよね。
パソコンってまず立ち上げるのがめんどくさいです。私もこのブログはパソコンから書いていますが、立ち上げるのとかクソめんどかったです。クリックするのもめんどくせーし、サイトに行く時間を待つのもめんどくせーし。
私、本職ITなんですけどね!!!
パソコンでメモをするということになると、メモ帳やワードを使うと思います。
でも、ブラインドタッチができない人にとってはマジで地獄です。拷問です。もう言語に絶する苦しみを味わうことだと思います。
いや、仮にブラインドタッチができたとしても、手書きで書くのと比べれば結構不便です。
ここでは良いか悪いかは別としますが、勉強の際、自分オリジナルの「まとめノート」とかを作る人がいると思います。
これも手書きでやった方が、赤ペンや青ペンを使ったり、自分の好きなように構成を決めて書くことができます。
それに比べワードとかだと文字の色を変えるのも、文字の大きさを変えるのもイチイチいろんなところをクリックしなければならないのでマジでストレスたまります。
こういうところでムダに時間を奪われたりしてストレスを感じるぐらいだったらマジで手書きのノートが良いです。
あとパソコンのスペックがそもそもヘボかったら、さらにストレスがたまるでしょう。
じゃあスマホはどうか。
スマホだとパソコンを立ち上げるわずらわしさはないです。
ボタンポチったらすぐに起動できます。
でもスマホもスマホで未知の知識を理解するという点で考えると、学習効率は低いです。
スマホの場合で文字を書く場合、フリック入力が中心だと思います。フリック入力じゃなくとも、指でポチポチしてれば文字が出てくれます。
しかし、手書きに比べると、能動性は低くなります。それに文字の書く量だって手書きの方が圧倒的に多いです。
それにやはり手書きの方が自由度が高い。
スマホは簡単なことを効率的に行うことは優れていますが、それで新しいことや難しいことを理解しようとすると、学習効率は低くなります。
そもそもスマホでもパソコンでもずっと画面を見てたらムカついてきませんか?
紙とかは別にストレスがたまりませんが、スマホやパソコンの画面をずっと見てると私なんかは発狂しそうになります。発狂して虎になりそうです。てかアップデートとかすんのマジでうぜーし。
私、本業ITなんですけどね!!!!
IT向いてねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
長時間継続することを考えても、手書きの方が圧倒的に良いです。
手書きでノートを取ることが新しい分野の知識を身につける上で効率が良いということはわかっていただけたと思います。
で、手書きの効率をさらによくするためにボールペンを使うことをおススメします。
鉛筆とかシャープペンシルって、筆圧が強い人が使うとバキバキ折れまくります。バキバキ折れまくるとマジでストレスがたまります。
というか私が筆圧強いマンなので、鉛筆、シャープを使うとマジでムカつきまくります。
それに私左利きなので手が汚くなります。それもストレス。
ボールペンだとバキバキ折れる心配がないし、サラサラ書けるのでストレスフリーで文字を書けます。
まさかボールペンのインクが出る部分をバキバキ折る人なんていないでしょう。
そんな人は強靭な(狂人な)肉体を超人です。
そういうわけで新しい分野の知識の理解力を高めるためには、わからない用語や概念を調べ、それを手書きでノートにまとめるというのがベストな方法です。
ただ、本記事の内容とは関係ないですが、就活の履歴書を書くときは、手書きとか絶対にやめましょう。あれを手書きなんかしてたら、時間のムダです。
そんな旧石器時代に打製石器を研ぐようなことをしていたら、文明開化せず、グローバル化にも乗り遅れて、永久にザンギリアタマのままです。
外国人からいくらでもdisられます。
履歴書の手書きにジャパニーズスピリットを感じている大人とかもうパピルスでも使ってた方がいいです。
記憶力を高める方法
んまあ学生で言えば、歴史の用語を覚えたり、英単語を覚えたりすることですかね。
社会人だと職種がいろいろあるのでわかりませんが、マニュアルに書かれてある用語を覚えたりすることですかね~。
記憶力を高める方法は2つあります。1つは「場所法」を使った記憶。もう1つは「力技で強引に記憶力を上げる」。
「場所法」というのは場所と用語を関連付けて記憶する方法です。
例えば英単語elaborate, emotion, prosperityという単語を覚えるとしましょう。
自分の自宅をイメージしてください。
まず玄関のドアにelaborate(手のこんだ)が書かれてあるとイメージします。次に冷蔵庫がある。そこにemotion(感情)という文字が書かれてあるとイメージする。
で、prosperity(繁栄。今の自民党)はベッドに書かれてある、みたいに場所にあるモノと結びつけて覚えると覚えられやすくなるというのが「場所法」です。
別に自宅じゃなくても通勤通学している場所と結びつけるのも全然ありですが。
こうすると、玄関のドアを思い浮かべるとelaborateという単語が思い出しやすくなります。
次に「力技で強引に覚える」。
これはそのまんまです。たとえ覚えるのがつらくてもたゆまぬ努力を継続してそもそも強引に記憶力を高めようという『巨人の星』やわが日本のブラック企業的な方法です。
覚えることってたとえ苦手であっても、強引に覚える作業をしていれば能力は高まるんですよね。
そもそもこれってスポーツとかカラオケとか勉強そのものと全く同じです。
何度も何度も繰り返していけば、そのかけた時間に比例して能力は高まっていきます。
野球だってサッカーだってバスケだってピアノだって最初は基本動作すらまともにできなかったのが、何度も反復練習をすることによって上達したという経験はみなさんあると思います。
記憶力だって同じことです。最初はつらくてもそれを続けてれば能力は高まっていきます。
「場所法」がちょっと煩わしそうと感じている人はこの強引に記憶力を高める方法をおススメします。
別にゴリゴリ力技で鍛えたとしてもデメリットはないです。
まあ「場所法」も強引に記憶力を高めるのも覚える力をつけるという点で到達点は同じなんですけどね。
まとめ
学生・社会人にとって新しい分野の知識を身につけることは次のステップへ進むために重要なことになると思います。
で、その未知の分野を理解するために必要な能力は理解力と記憶力の高さです。
この2つの能力が高ければ、知らないことでもかなり早い段階で知識を習得できます。
理解力を高めるために必要なことは、テキストなどを読んでいてわからない用語や概念が出てきたらノートやメモに手書きでまとめる。
記憶力を高めるために必要なことは場所と用語を結びつける「場所法」を活用することか「強引に記憶力を高めること」です。
以上。