今日のブログネタは貯金・借金についての話です。貯金と借金について日本人はいろいろ誤解している点があるので、そのことについて書いていきます。
では早速本題入ります。
目次
貯金・借金についての誤解
貯金=美徳
私たち日本人は貯金という行為に美徳を感じる傾向があります。
現に「30代で1000万貯めた!」みたいな記事に人気が出るのはその最たる例でしょう。↓
でも、見方を変えると「30代で1000万貯めた」というのは、30代までに1000万円分の価値を行使しなかったということを意味します。
1000万の価値を行使しないというのは人生においてあまりにも大きな損失です。
1000万あれば、それなりに大きなビジネスをすることができます。
自己投資に1000万使えば自分を取り巻く環境を一変させることができます。
ビジネス、自己投資、どちらにせよ1000万使っていれば、「貯金1000万」ではなく、年収が1000万になっていたかもしれません。
年収1000万になる可能性が、日本人が大好きな「地道にコツコツマジメに貯金」をすることによってとんでもない機会損失をしているのです。
確かに貯金はあるに越したことはありません。貯金があるのとないのとでは精神的な安定感が変わってきます。
少し前に貯金についてのネタを書いたのでこちらも読んで頂けたら。↓
でもあまりにも度を過ぎた貯金をするのは賢明な行為ではありません。
特に若いうち(20代~40歳ぐらいまで)は(私も20代なので自分に対する戒めという意味で書いてます)、積極的に自己投資をして将来「年収1000万」にするための種をまいておくべきです。
重要なのは金の持つ価値を最大限に利用して人生を豊かにすることです。
金は使わなければただの紙切れです。1000万貯金というのは、1000万という紙切れがただ口座に眠り続けているだけです。
貯金=美徳というのは大きな誤解です。金を使わないとあなたの人生は豊かになりません。
借金=悪
まあ借金=悪というのも私たち日本人がつい抱いてしまう感情なんですよね~。
私たちが抱く借金のイメージは酒・タバコ・ギャンブルに溺れ人生が堕ちていくようなものでしょうか。
あとはウシジマ君に出てくる思考停止のビジネスパーソンといったところでしょうか。
確かに酒・タバコ・ギャンブルに溺れ借金をするのは悪しき行為に他なりません。
このブログを読んでいる方の中にいるかもしれませんが、スマホのゲームの課金だってアレ何の意味もありませんからね。ただ搾取されているだけです。
でも借金というのは自分の欲望のためだけするものではありません。
人によっては自分でビジネスをするときに借金をしなければならない時があります。
人によって、展開するビジネスの規模によっては、それこそ1000万単位の借金をしなければならないこともあります。
ビジネスをやりたいのに「借金1000万はちょっと………」と怖気づいてしまう人がいますが、その程度の気持ちしかないのにビジネスを成功させることができるのでしょうか?
覚悟をして決断しなければいけない行動の時は借金をしなければいけないときもあります。
そういう状況では借金は必要になってきます。
で、もしビジネスに成功したら借りた1000万は有効的だったことになります。
多額の借金をして身を切る覚悟をして、そして現状維持の現実を一変させることができた。
その人にとっての1000万は借金ではなく立派な「投資」だったと言えるでしょう。
それに1000万円というのは誰でも彼でも借りられるわけではありません(闇金とかは別だが)。
金を貸す相手が信用に足る人物でないと、1000万という規模の金を貸すのは不可能です。
1000万を貸せるというのは貸した相手に「1000万円貸すに値する信用がある」ということになります。
信用できない相手に1000万貸すとか無理ゲ―です。
酒・タバコ・ギャンブルなどの嗜好品に借金をするような人間に金なんか貸せるでしょうか?
ウシジマ君に出てくる(サラリーマンだから仕方ないとかホザいて現状を変えようとしない)思考停止のビジネスパーソンに金なんか貸せるでしょうか(あれはモノを考えない馬鹿を地獄へと突き落とすために10日で5割で金を貸しているだけです)?
借金は何に使うかにもよりますが、必ずしも「悪」ということにはならないです。
老後の貯金2000万より重要なこと
金の価値を行使して老後に自動的に金が入るシステムを作る
少し前になりますが、麻生副総理が「老後に備え貯金2000万必要」みたいなことを言ってなんか色々ややこしくなっていますが、重要なのは老後に備え2000万貯金することではありません。
それよりも自分が持っている金を最大限に活用し、株なり、ネットビジネスなりで自動的に安定的に金が入ってくるシステムを作ることのほうが重要です。
それを実現するためにも2000万貯金をすることに努力なんかしている場合じゃありません。
老後になるまでに自己投資をして、金が入ってくるシステムを勉強し(もちろん合法的にですよ)そのシステムを構築することが重要です。
そもそも「老後の貯金2000万」を真に受け止めて「地道にコツコツマジメに貯金」なんかやっていたら、それこそ自己投資できなくなり、後々悲惨な人生になります。
あまりにも重要なので繰り返しますが、私たちがやるべきことは貯金よりも(といいつつそれなりに残したほうがいいかもしれないが)、金の価値を最大限に行使して自己投資を怠らないことです。
そうすれば「老後の貯金2000万」におびえることなく人生を豊かに過ごすことができます。
あり金は全部使え!
というのは極端ですが、金に困らないためにも金を使いましょう。
以上。