また日があいてしまいましたね…。相変わらず中の人は怠惰マンです。
ブラック企業に努めている(勤めているではない)方はお盆、GW、年末と関係なく1日10時間以上フル稼働していると思います。それに加えて労働者を人間と考えていないクソ経営者に辟易し、きっと精神病んでいることだと思います。
そういうわけで(!?←話の持っていきかたが強引)今日は日本人の誰もが望むブラック企業根絶のトリセツを書いていきます。
目次
ブラック企業根絶のトリセツ
みんな辞める
ブラック企業を根絶する方法は、ストレートにみんな辞めてしまえ!!ということです。
別に極端なことを言っているわけではありません。みんな辞めてしまえばブラックな会社なんて滅亡します。まあ滅亡はしなくても労働環境はかなり良くなります。
ブラック企業の無能な経営者って、労働者が辞めないことをいいことに、調子こいて労働環境をどんどん悪化させつつ、会社の(というか自己の)利益を最大化するんですよ。
残酷な話ではありますが、労働者が抗議をしても、自殺をしても、労働環境が劇的に変わるわけではありません。
数年前に電通の社員が自殺をして、今は電通の労働環境がかなり良くなったという話を聞きますが、そういう例は全体的に見ると、決して多くはないです。
おそらく、報道はされてはいないけど、労働環境がブラックすぎて自殺した、という例はかなり多いと思います。
それは首都圏での雨の日の月曜日の人身事故の多さとかからわかります。
こういうことはあまり書きたくありませんが、お盆明けもきっと人身事故が多くなるような気がします。
でも、人が死んだところでブラック企業は死ぬことはありません。
そこで働き続ける人がいる限り……
そう、繰り返しますが、ブラック企業で働く限り、ブラック企業は永久に不滅なんです。
だから、みんな辞めてしまえばいいんです。
経営者にとっての最大の恐怖は労働者がみんな辞めることです。
働き手がいなくなれば、仕事は回らなくなりますし、何より仕事になりません。
ヤバかったら辞めましょう。
会社がどうなろうと、この国がどうなろうと大事なのは自分の命です。
なぜ会社を辞められないのか
国家ぐるみの洗脳教育
会社を辞められなくなってしまうベースはやはり教育にあります。
そもそも会社や公務員の労働スタイルは学校教育の延長線上にあります。
学校は出席が義務付けられ、国語算数(数学)理科社会英語満遍なく良い成績を取るほど、良い進路に進むことができる。
逆に言うと、不登校をしていたり、満遍なく各教科で点数はとれない(国語だけが突出しているとか数学だけ突出している)というような状態になると、進路を決めていく時には不利な立場に立たされます。
会社や公務員などの例を考えてみましょう。
会社や公務員は、指示されたことを満遍なくこなす人材が好まれます。そして出世もしていく。
指示されたことに疑問を抱いたり、満遍なくできなかったりしたら、その組織の中では圧倒的に不利になります。
不利になり、周りの人からの信頼度も下がり、会社に行くのが嫌になっていく、ということもあるでしょう。
でも、そういう状況になりつらい気持ちになって出勤するのも嫌になったら(休めばなんとかなるレベルではなく)、辞めてしまえばいい。
しかし、それができない。
なぜか。
やはり義務教育からの「休んだら不利になる」という洗脳が骨の髄までしみわたっているので、行動に移せないんですよね。
学生時代からの「休んだら授業に遅れる」、「内申点に影響する」という恐怖の感情がそのまま社会人になっても引き継がれているんです。
ではなぜ国家ぐるみでそのような「辞めるのは悪」という教育を施すのでしょうか。
これはそもそも「辞めるのは悪」というよりも、思考停止をさせることに焦点が置かれています。
支配する側の立場になってかんがえてみましょう。
支配する対象(つまり労働者)が自分でモノを考えず、指示されたことを忠実に行ってくれることは支配者にとっては都合が良いです。
コンピュータのごとく動いてくれるのですから。
逆に色々と指示されたことに疑問を抱いて反論や改善案を出してくる労働者はどうか。
これは面倒です。仕事が支配者の思うようにスムーズに進められないのはもちろん、労働環境や給料など待遇面も改善させなければいけません。
もうおわかりになったと思います。
支配する側にとっては自分でモノを考えず、ただひたすらに言われたことを忠実にこなし、疑問を抱かず作業を進めてくれる人間の方が使い勝手がいいんですよね。
あとは人件費もカットできればなおのことです。
そういうわけで、国家ぐるみで「思考停止」の人材を大量生産しているのです。
まあまだまだコンピューターはコストがかかるので、コストがかからない人間をコンピューターのように扱うほうが都合がいいんです。
国家の洗脳教育についてもっと知りたいという方は堀江貴文氏の『すべての教育は「洗脳」である』という本を読めば知見が深まると思います。
なぜ、今、「道徳教育が重んじられているのか」、「大学入試すらも人物重視になっているのか」というのが彼の本を読めばわかってくると思います。
辞めた後の人生を気にしすぎ
あと、みんな辞めた後のことを気にしすぎです。
これもまた学校の教育が骨の髄までしみわたっているからだと思いますが…。
「会社辞めたら人生詰む」
とか
「親や友人に合わせる顔がない」
とか
「お金がなくなり無一文になる」
とか
なんか色々と「最もらしい理由」をつけて辞めないんですよね。
de・mo、大学中退からの再受験再入学&会社を2社辞めている私が言いますが、別に会社を辞めても人生詰むわけでも金が無一文になることもありません。
むしろク〇会社をあのまま続けていたら今頃どのようになっていたことだろうとゾッとします。
低賃金で劣悪な労働環境、そんなところで今も続けていたなら、おそらく今「生ける屍」になっていたに違いありません。
なので早い段階で辞めるという決断をして良かったと思います。
で、辞めて金がなくなることの不安を抱く人もいますが、確かに金はなくなりますが、別に金がなくなったところで心臓が止まるわけでも、命が尽きるわけでもありません。
いきなり天変地異が起きてこの地球が破滅するということもありまってん。
最悪友人や家族に助けてもらえます。そういう意味で利害関係のない人間関係を構築することは重要です。
世間体を気にして辞められない人、む・し・ろぐだぐだ愚痴を言いながら辞めないほうが印象を悪くするかもしれません。
「あいつ、不満を口にしてるくせに辞めないとかなんでだろ…。不思議」
周囲からそういう印象を持たれるかもしれません。
これからは勤労の美徳を重んじて不満を言いながらもブラック会社にすがる人がダサい社会になります。
一方、「これはやべえ」と判断したらすぐに辞める人が尊敬される時代になります。
「石の上にも3年」という言葉がありますが、もう「石の上にも3日」でもいいレベルです。
辞めることも行動力のうちの1つです。行動力を高めましょう。
まとめ
ブラック企業を潰す方法は、みんな辞める。
もうこれが一番理に適っている合理的な方法です。
それ以上でもそれ以下でもありません。
それでも辞められないあなたは…
ここまで書いても、まだ漆黒のブラックに染まった会社を辞めることにためらう人もいるでしょう。
自分が辞めたら会社はどうなるんだ…
みんなが辞める社会になったら、この日本という国はどうなるんだ…
きっと自分のことだけでなく、周りのことも考える優しい人なのでしょう。
でも
…
…
…
会社がどうなろうと、この国がどうなろと私たちの知ったことではありません!
会社がつぶれまくって社会が回らなくなれば、社会システムの抜本的な変化がきっと起きますし、この国がどうなろうと、衣食住と優しい人がいれば生きていけます。
まあぶっちゃけあれだけ政治家や官僚が国民を愚弄してやりたい放題やっていて、会社のオッサンどもは労働者の尊厳を蹂躙しているのだから、私たちが「この国・会社がどうなろうと知ったことではない」というぐらいのスタンスで生きないと社会が良くなることはないでしょう。
会社を辞めれれない人はとりあえずニーチェの本でも読みましょう。
今日はここまで。
以上。