Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

内定式や入社式って必要なの?時代は令和なのに。

 

 世間はどうやら内定式の時期らしいですね(他人事)。

 

 いや~何の変哲もないド平日の10月、まだまだクソ暑い時期にスーツなんて学生さんお疲れさまです。

 

 私が新卒の時に勤めていた会社は内定式とかなかったのですね…。親睦会みたいなものはありましたが、風邪ひいたと適当にごまかして休みましたが。

 

 いや、そんなことより今日のブログネタですよ(ブログネタがなくて困ってた!ありがたい)!

 内定式や入社式って必要??

 

 もう昭和が終わり、今年平成も終わり時代は令和ですよ!?

 (私は西暦派ですが)

 

 時代は令和なのに(!?)いつまで内定式や入社式とかやっているのでしょうか?

 

 

 

内定式も入社式もいらない!

終身雇用制度の崩壊

f:id:penser:20190804090718p:plain

 まだ完全に、、、というわけではないですが終身雇用制度が崩壊しつつあるじゃないですか。

 終身雇用制度が崩壊するということは、一つの会社で勤め続ける社員が絶滅危惧種になるということです。

 ということは、内定式や入社式に出席した新卒の人も、その何割かは数年後には会社を去ることでしょう

 早い人は1年ぐらいで「会社ムリゲー!」と言って転職をするかもしれません(それが良いか悪いかは別として)

 そういう時代であるのにも関わらず、わざわざ内定式や入社式というものを開いて「同期の仲深めようぜ!Yeah!」みたいなことをしても意味あんのかな~と思いますね。

 

 確かに会社側も「同期の仲を良くさせて、なるべく早い段階で辞めないさせないようにさせる」という理由があるのでしょう

 でもそんなこと言っても辞める人間は辞めるだろうし、長く続ける人は続けるだろうし、結局わざわざ内定式や入社式を開いてまで今の内から同期同士の仲を良くさせようとするのはナンセンスだと思いますね。

 

 もちろん同期云々だけでなく、会社に対する帰属意識を強くさせようとする狙いもあると思いますが、それはなおさら意味なさげだと思います。

 これもまた言ったらどうしようもないですが、帰属意識が強い人は強いし、帰属意識がとても弱い人は弱いです。

 

 私のように帰属意識が弱い人はすぐに転職して人間関係がウザくない環境に移るでしょう。

 

ぶっちゃけ金と時間の無駄

 あまりにもストレートですが、内定式とか入社式とか金と時間の無駄です。

 内定式とかは、首都圏に就職を決めた地方の学生にはマジで迷惑です。

 たかが1日のために、しかもド平日に、このクソ暑いTOKYOに新幹線なり飛行機を使ってこなければいけないのですから

 確かに会社側も移動費は支給して経済的負担を負わせないようにはしていると思うんですが、それでも意味のない平日に東京に来させられるのはたまったもんじゃないです。

 しかも周りはまったく知らない大学生ばかり。慣れない環境に放り込まれ、知らない大学生に囲まれるとかたった1日でもストレスです。

 首都圏の大学生同士だと大学は違えどもすぐに仲良くなれますが、地方とかから来る大学生だとなかなかそれ(仲良くする)が難しいです。

 なので内定式とかはもう廃止したほうがいいです(論理的な理由になっていませんが)。で、そんな遠方の学生のためにオンラインで内定式をやっている企業もありますが、そんなことわざわざするんだったら、やらないほうがマシです。

 

 で、これは内定式・入社式共通ですが、結局これらのイベントの大半ってその企業のお偉い人のお話を聞くだけじゃないですか

 社長が「これからはみなさん社会人となりますが…しっかりと意識を持って〇×■△…××〇△」というのを聞かされる時間が長い。

 で、黒髪黒スーツの新入社員が椅子に座り黙ってその話を聞く。

 そういう構図でしょう。

 あとは新入社員の答辞とかですかね。

 

 どのみち時間の無駄です。あとは内定式や入社式をやるのにノーマネーではできません。それなりにコストがかかります。どれくらいコストをかけるのかは会社ごとに違うと思いますが、やってもやらなくてもいいようなことに金をかけるぐらいだったら、社員の給料を上げたほうがいいと思います。

 新卒の給料とか低すぎです。20万そこらとかこれだと首都圏だと頑張って月数万貯金できるかのレベルです。内定式とか入社式とかやらないで、その浮いたコストを給料に反映させたほうがいいです。

 

時間と金のMUDA

 

会社は帰属する場所ではなくなっている

f:id:penser:20191002204013j:plain

 結局内定式や入社式があるのって、「会社は帰属する場所」という考えが前提にあるからじゃないですか。

 でも今は転職するのが当たり前の時代ですし、繰り返しますが、同じ会社にずっとい続けるわけではない。

 だから会社の人間とは必要以上に仲良くなる必要もない。

 (もちろんだからと言って冷酷にあしらうのは良くないですが…)

 

 言ってしまえば会社は帰属する場所ではなく、あくまで収入を得る場所なんですよね。そういう状況になっていながら内定式や入社式をやっても結局はコストの無駄になてしまいます。数年後には新卒の社員の何割かは辞めるのですから。

 

 会社側もそういうイベントをやって離職者を減らしたいという気持ちがあるのはわからなくはないですが、そんなのやるだけかえってコストになります。それに働くことが嫌な人だって中にはいる。

 そういう人たちにとって内定式とか入社式とかはマジで地獄です。

 

 もう帰属する場所としての意味合いが薄れた会社という組織で、学校のようなイベントをやるのはもう時代の流れ的にキツイと思います。

 

 以上