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外国語系の記事が多くなりそうです。

人はなぜ完璧主義に陥るのか?その原因と完璧主義に陥らないための方法論

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 世の中完璧主義な人って結構多いですよね…。全てのことを完璧にこなそうとする頑張り屋さんですかね。

 熱心に取り組むのは大変素晴らしいことだと思います。が、そういう人(つまり完璧主義な人)に限って意外に報われないことが多いのではないでしょうか。

 

 人はなぜ完璧主義に陥るのでしょうか…?

 

 

 

完璧主義に陥ってしまう原因

性格がマジメ

 完璧主義に陥ってしまう人の原因として性格がマジメということが考えられます。

 マジメであるがゆえに自分がやるべきことを熱心にこなそうとしてしまう。マジメというと、非常に誠実な印象がありよさげな感じがしますが、全てを何でも熱心にしようとするためについ、要領が悪くなってしまいます。

 

 まあ優等生タイプですね。手を抜くことができない。全てを完璧にこなさないともう自分を許せなくなると思います。

 でも、全てを完璧にこなそうとするがゆえ、報われないということが多かったのではないでしょうか

 

 完璧主義に陥ってしまう第一の原因は性格はマジメということが挙げられます。

 

意識が非常に高い

 う~ん、マジメな性格と性質が似ている部分があるのですが(というか同じ!?文字数稼ぎ!?完璧主義と意識が高いことは相関関係があるように思えます

 まあでも考えてみりゃあ当然ですよね。向上心を持たない人が完璧主義に陥るわけがナッシングだと思います。

 上昇したいという気持ちが強いがゆえ、なんでも完璧にこなそうとしてしまう。

 で、イマイチ報われずに終わってしまう。

 このこともまた強い自責の念にかられることでしょう。

 「オレは(私は)なんてダメなやつなんだ!なんでこんなこともできないんだ!」みたいに。

 ただ厄介なのはこういう自分を強く責めたてるマゾな人は人にも強く当たる危険性があるので要注意です。

 

 まあそれでも、意識が高いとかマジメな人というのは完璧主義という意識さえ消し去れば人生において成功する可能性が高いでしょう。

 向上心が強いのですから、努力の方向性さえ正しければ最短距離で成功すると思いますよ。

 

努力それ自体に快楽を感じる

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 努力とは厄介なものでストイックに努力をしていると、努力という行為そのものに酔いしれてしまいます。以前にもそういう記事を書いたので参照していただければ↓

www.penserblog.net

 

 試験勉強などをしている時にそういう感情(努力素晴らしいという感情)を抱いたことありませんか?

 「試験勉強しているオレ(私)素敵…」みたいな。

 さすがにそれはヤバミンな感情ですが、勉強の内容を理解することよりも勉強という行為そのものに酔いしれてしまった、という完璧主義者は多いように感じます

 

 意識高い系ウォッチャーの私も中学校や高校の時にそういう努力していることにウットリする人を見てきましたが、彼らは総じて試験の成績が悪かった記憶があります

 

 ただ努力という行為にウットリしてしまうのは誰しも陥ってしまう危険性があるので注意が必要です。

 

 なんか話がいろんなところに飛びましたが、完璧主義に陥る人は「努力の罠」に引っかかる人が多いです。

 

完璧主義に陥らずに結果を出す方法

コアな部分を完璧にする

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 ここからは完璧主義に陥らずに勉強や仕事の結果を出す方法を書いていきます。

 あれやこれやと全部やらずに結果を出す方法はコアな部分を完璧にすることです

 

 「完璧主義が治らないから困ってんだよ!なんでまた完璧にこなすとか書いたんだよ!アホか!」みたいな非難をされそうですが、コアな部分にフルコミットすることはとても重要です。

 

 パレートの法則というのをご存知ですか?別名2:8の法則というヤツ。

 これはとてつもなく簡単に言うと、全体の2割を完璧にすると8割は理解したことになる、というものです。

 パレートの法則についてのブログ記事を過去に書きましたのでそちらも参照していただければ↓

www.penserblog.net

 

 まあ「2割しかやらないのかよ…」と不安になる人もいるでしょうし、私もさすがに2割だけやるのはリスクだろうな~と思うのですが、ここで重要なのはコアを見抜いてそこに集中するということです。

 

 例えば中学や高校の定期テストって科目数めっちゃ多いじゃないですか。主要5教科(国数理社英)に加えて実技(音楽とか美術とか技術とかand so on)もあります。

 これらの勉強をするのに教科書を一言一句丸暗記していたら、いくら時間があっても終わらないです。

 確実にソツなく全体で高得点を取るためには、何が重要ポイントなのかを見極め、その分野を徹底的に勉強をする。そうすれば無駄な労力を費やさずに試験に出る分野を勉強できますし、それで高得点を取れてモテモテになります。

 

 社会人であれば、職業や職種によって業務内容はあまりにも違うので一概に「コレ!」というのは難しいですが、日々仕事をやっていれば優先すべき業務、どうでもいい業務の区別というのが感覚的にわかってきます。

 で、集中すべきなのは優先すべき業務、あるいは自分が処理するのが得意な業務です。

 優先すべき業務を優先的にやるべきなのは言うまでもないです。それを片付けないと全体に迷惑をかけてしまいます。

 でも優先すべき業務の中でも自分の得意なこと、不得意なことがあるはずです。

 得意なこと、不得意なことを交互にやっていては時間がロスしてしまいます。なのでその中でも得意な業務に集中すると、効率的に仕事をすることができます。

 優先順位が高い業務でその中でも自分が得意な業務、そこに集中すれば全部を完璧にこなすことなく、高いパフォーマンスを発揮することができます。

 

 勉強も仕事も全ての分野を完璧にしていては、何も身にならないし、結果を出すことができません。

 コアな部分を見極めてそこを完璧にこなすことで、結果を蓄積していくことができます。

 

まとめ

 完璧主義に陥ってしまうのはマジメな性格、意識が高い、努力それ自体に酔いしれてしまうからです。

 完璧主義に陥らずに成果を出す方法は、コアな部分を見抜いてその分野を完璧にすることです。

 

 以上