会社を辞めたい!と思っている人はかなり多いと思います。
ネットとか見ればだいたいそういう類いの悩みやニュースを見ますしね。
私も会社を辞めてえ!と思い、過去に2社辞めました。
なので辞めたい人の気持ちはとてもわかります。
ただ、会社を辞めたい!と思いつつもどうしようか迷っている人は結構多いのではないでしょうか。
今日は会社を辞めるべき判断基準を3点書きます。
会社を辞めるべきか迷った時に考えるべきこと
1.精神的な問題
会社を辞めるべきか迷った時に考えなければならないことの1つは精神的な問題です。
端的に言ってしまえば会社に対する拒否反応がMAXになったときです。
・もう会社に行くのが嫌
・通勤するのすら嫌
・もう何もしたくない
・寝てしまったら明日になってしまい出勤日になるので、なるべく寝ないでスマホをいじる
上記のような状態になりそれが続くようであればとっとと辞めましょう。
その会社にとどまればとどまるほど、あなたの精神は蝕まれ、「生ける屍」となってしまいます。
精神にまで悪影響が及ぶことを頑張って我慢していも得られるものは何もありません。
時間の無駄です。とっとと損切りしたほうがいいです。
精神的に嫌になる要因は様々だと思います。
・人間関係がつらい
・残業が多すぎて改善される見込みがない
・休日出勤が当たり前で休暇もマトモにとれない
など。
そんな環境で、メンタルが最悪で、充実した生活を送ることができますか?
厄介なのはそういう環境・状態に慣れてしまい、つらいのが当たり前だと思ってしまうことです。
そうなってしまったらもう思考停止の従順なロボットになってしまい、人間らしさが消え失せることでしょう。
そうならないためにも精神的にやばくなったら、とっとと辞めましょう。
続ければ続けるほど傷口は広がっていきます。
2.スキルに直結しない仕事をやらされている
次の問題はスキルです。
今の日本社会においてスキル(語学やプログラミングやマーケティングや経営手法)がないのはかなり致命的です。
なぜなら今の日本社会は終身雇用が崩壊しつつあり、同時に成果型主義が導入されつつあるからです。
成果型主義が導入されつつある中でノースキルというのは、会社で生きて行くのは結構キツイです。
確かに最初はスキルとは直結しない仕事をやらされることはあるでしょう。コピー取りとかファイルをまとめたりとか。
そういう初歩的なことができていかないと相手に信用を高めさせることはできないですから。
でも、いつまでたってもそういうスキルとは何の関係もない仕事をやらされ続けるようであれば、辞めることを考えたほうがいいです。
例として私の話をしましょう。
私は新卒でSES型のIT企業に入りました。
SESとはSystem Engaging Slaves(奴隷を隷従させるサービス)の略です。詳しくは↓の動画をご覧いただくとわかると思います。
いや、さすがにEngaging Slavesはウソですよww!?
Youtubeのコメ欄にあったので使わせてもらいました。
正式にはSystem Enginieering Service(エンジニアのスペルは正しいか怪しい)であり、本社とは別の会社で働かせる労働形態です。
上記の動画はやや極端であり、全てのSES型の会社がスキルに直結しない会社に派遣するわけではありません。
ただ私の場合は上記の動画ほどではないですが、スキルの向上に直結しない会社に派遣されました。
具体的に言うと、ITの会社であるのにも関わらず、ワードやエクセルを用いない事務作業を3交代制やらされていました。
ワードエクセルを用いない事務作業って何?っていう人もいると思うので説明をします。
基本的に書類にハンコを押したり、その書類の発送をしたりするようなことをやっていました。
それを3交代、つまり
朝7:00 or 8:00から16:00 or 17:00
昼14:30ぐらいから23:00近く(正確な時間は覚えていません)
夜勤 23:00から朝まで
のサイクルでやっていました。
一週間は朝で翌週が昼でその翌週が夜勤といった感じです。
パソコンは確かに使いますが、圧倒的に事務作業の時間のほうが長かったです。
なぜそんな会社に入ってしまったのかというと、就職したくなさすぎて就活の時期がだいぶ遅れそういう会社に流れ着いたという感じです。
今はさすがに辞めていますが…。
さすがにそんな仕事を長くやらされるのは時間の無駄ですし、最初の例でも挙げた精神的にもかなり限界だったので退職しました。
もしスキルに直結しない会社を今も続けていたら、わりと取返しのつかない事態になっていたと思います。
スキルが向上せず、無駄に時間が過ぎ去っていったことでしょう。
繰り返しますが、会社で生きていく際にノースキルというのは結構しんどいです。
無意味だと思ったら辞めてとっとと転職しましょう。
3.貯金の有無
最後は会社の問題というより個人的な問題ですかね…。
会社を辞めたい!と思っていても、そもそも貯金がないと実際に行動に踏み出すのは難しいです。
退職代行サービス使うのにも金かかりますし。
さすがに「無一文で会社なんて辞めてやるぜ!イェェェイ!」というのはソルジャーすぎます。
(実家ぐらしだと話は別ですが。むしろ実家暮らしの特権を生かしましょう)
いや、確かに無一文でも辞めることはできますが、秒で転職先を探さなくてはいけませんし、ブラッキーな会社でやられていた心身を癒す時間を確保することができません。
ちょっとぐらい無職しましょうよ。
無職してネトゲするなり、本読むなり、ぐーたら過ごすなり、その特権を使いつつ疲れを癒しましょう。
私も去年会社を辞め無職期間が数か月ありましたが、その時は図書館にヒッキーで読書や語学の勉強をやっていましたね。
話がとっ散らかりましたが、貯金があるほど精神的な安心感を得ることができますし、貯金があるからこそ、いつでも会社を辞められる状態になります。
貯金は無双です。
ちなみに退職時にどれくらい貯金があったらいいかと言ったら、だいたい50万以上はあったほうがいいです。
50万以上あれば一か月の生活費がだいたい15万前後ぐらいだとすると(家賃が安いアパートや地方住みの人だともっと生活費が低いかもしれません)、
だいたい3か月くらいは生き延びれます。
ちなみに貯金についての記事も書きましたので↓もどうぞ。
貯金額が多ければ多いほど無職ライフを謳歌できる期間が長くなりますし、いつでも会社を辞められるという万全の状態を保つことができます。
会社を辞めるか迷ったら金がどれくらい残っているのかを確認しましょう。
1 2 3の中で優先順位をつけるなら…
最後にしますが、上記の例で挙げた
1.精神的問題
2.スキルの問題
3.貯金の問題
の中で優先順位をつけるとしたら
1>3>2
ですかね。
精神的な問題はかなり大きいです。今後の人生そのものに影響しますから。スキルも確かに重要っちゃ重要ですが、金を得ることを考えた場合に優先順位は精神的な問題よりも低くなります。
貯金についてはあるに越したことはないですが、どうしてももう精神的に無理なら金が残っていなくても会社を辞めたほうがいいです。
精神がイカれたら最悪の場合は自殺という事態になってしまう可能性があります。
命の安全を確保することを考えると、金よりもまず会社を辞めるべきです。
金は親に頼むなりバイトするなりしてどうにかしましょう。
スキルは…
…
…
…
…
副業(アフィリエイトやプログラミングなど)をやって磨きましょう!
以上