凡人が富裕層になるためにはどうすればいいのか?
とは多くの人が考えることだと思います。
凡人が富裕層になるための方法…
それは普通の人と同じ行動をしないで、富裕層の行動や思考を真似して実際に行動をすることが必要です。
では富裕層はどのようなことを実践しているのでしょうか。
最後に参考にした本を載せておきます。
凡人が富裕層になるために知っておかなければならないこと
1.金に対する執着を捨てる
最初に知っておかなければならないのは金に対する執着を捨てることです。
日本人は「大事なのはお金じゃない!」だとか「愛は金で買えない!」とか「金で全てを手にすることはできない!」
と、金を持っていることがさも悪人かのようなことを言うくせに金に対する執着心が異常に強いです。
それが顕著に出ているのが過剰なほどの「貯金信仰」です。
日本人はいかに金を使わず口座にため込むかについて躍起になっています。
貯金額が多ければ多いほど安心する。
でも、これが最大の問題なんですよね。
金を使わずに貯金しまくると言うことは、価値の行使をしないことを意味します。
価値の行使をしないということは、自分の人生を変化させることを拒否する、という意味にもなります。
次のリスクを負うことの重要性でも説明しますが、
何かを得るためには何かを失わなければいけません。
大金を得て(それが良いか悪いかは別として)、富裕層になりたいのなら、お金を使うこと、つまり価値の行使を最大限にしなければいけません。
自分の人生を変化させたいのに、いつまでも金を使うことをケチっていたら、自分の望むものが手に入りません。
金に対する執着心を捨て、価値の行使を最大限活用する。
これが富裕層になるために必要なことの一つ目です。
2.リスクを取る
何かを得るためには何かを失わなければいけない
ということは既に述べました。
このことを考えると、会社員や公務員は富裕層になることとは矛盾することがわかります。
(会社員や公務員を凡人と言っているわけではありません。あと会社員は副業をやっていない一般的なサラリーマンを前提としています)
会社員や公務員はリスクを取らない安定型のワークスタイル、ライフスタイルです。
クビになることがほとんどなく(今後はどうなるかわかりませんが…)、給与も毎月安定的にもらうことができる。
(今後どうなるかはわかりませんが)
でも、その一方で1億や2億という大金が得られることはほぼ0%です。
つまり安定と引き換えに大きなリターンを得る機会を失っているのです。
『世界のお金持ちが20代からやってきたお金を生む法則』の著者である加谷珪一氏は著書で
当然のことですが、大きな資産を作った人は、皆、例外なくリスクを取っています。リスクを引き受けることなく、大きな資産を得る方法はないと思ってください。『世界のお金持ちが20代からやってきたお金を生む法則』p.27より引用
述べています。
大きな資産を得るためにリスクを取る。
つまり何かを得るためには何かを失わなければいけないのです。
貯金も確かに大事ですが、いつまでもチョコマカ貯めこむことを習慣にしていては宝くじで一発かまさない限り、富裕層になるのは無理です。
これが富裕層になるために知っておかなければならない2つ目のことです。
3.1つの環境にとどまらない
1つの環境にとどまらないというのは、1つの組織にとどまってはいけないということです。
今は終身雇用が崩壊しつつあり、転職市場も活発化しているので一概には言えませんが、日本では1つの会社にとどまり続ける人がかなり多いです。
なぜ1つの組織にとどまり続けるのが良くないかというと、強い知的刺激がなくなるからです。
いつまでも同じ人間・同じ職場環境にいると(部署の配属が変わるということはありますが、同じ組織に所属しているという点は同じです)、
そこに順応してしまい、既に述べたリスクを取りずらくなってしまいます。
そうなってしまうと、本来だったら手にすることができた大きなビジネスチャンスを逃してしまうことになりかねません。
また、金とは直接関係ありませんが、何回か転職をすると、色々な業界事情や会社の職場環境などを知ることができ、知識の幅が広がります。
私もこれまでに何回か転職しましたが、何を持って会社がクソなのか、何をもってマトモな会社なのかのさじ加減!?のようなものを知ることができて、まあ色んなことがわかりました。
1つの会社にとどまり続けるというのは、結局のところリスクを取らないという行動にもなるので、そういう意味でも大金を手にするのは難しいということでしょう。
1つの会社にとどまらないこと、これが富裕層になるために知らなければいかない3つ目のことです。
参考にした本
最後に参考にした本を紹介します。
もう既に引用などで著書名を出しましたが、
加谷珪一著『世界のお金持ちが20代からやってきたお金を生む法則』
です。
一般的に日本での「お金を生む」系統の本って、マーフィーの法則などの「ポジティブシンキングになりましょう!」とか「お金に感謝しましょう!」とか茶番なものが多いです。
で、考えない情弱がそれをマネして痛々しくなる。
そういう中で本書は「富裕層になるためには論理的思考を持つこと」、「教養があっても金持ちにはなれない」、「知識も大事だが実際に経験したことの方が役に立つ」など合理的に富裕層になるための方法が書かれています。
富裕層になるには「ポジティブシンキング」でもなく「お金に感謝」でもなく(感謝することは大事ですが…)、ロジカルにモノを考える習慣、行動が必要です。
ちなみに行動力を高めるための記事も書きました。↓
まとめ
凡人が富裕層になるためには、
金に対する異常なまでの執着心をなくす
リスクを取る
特定の会社に所属し続けない
ことが必要です。
何かを得るためには必ず何かを失わなければなりません。
それができる人が富裕層になれるのです。
以上