あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨日テレビをつけて紅白にチャンネルを回したら、ちょうどofficial髭男dismが「pretender」を歌い終わりました。
嗚呼…
これだから「宿命」ってやつは……
まあたぶん世間は休みですのでおそらく私のブログは見ていないと思いますが!
ということで新年一発目のブログ。
タイトルは論理的思考よりもはるかに重要な2つの力です。
今って論理的思考がブームじゃないですか。
受験やビジネスの本でも「論理的思考が大事!」「考えることが重要です!」「ロジカルシンキングで仕事の効率を上げる!」みたいな内容のものが多いですよね。
というか私も論理的思考が大事だぜ!というような記事を書いているのですが…↓
でも、今の世の中って論理的思考(考えること全般)よりもはるかに重要な力があるんですよね。
新年一発目はそのことについて書いてきます。
論理的思考よりも重要な2つの力
1.思考を遮断する力
1つ目は思考を遮断する力です。
考えないこと。
現在の「論理的思考が正義!」という世間の考えに逆行していますよね…。
思考を遮断するといっても、24時間何も考えてはいけないということではありません。
1日の中で考えない時間を作るということが重要です。
私たちはあまりにも考えすぎています。
というか考えすぎです。
でも当然のことですが、世の中は考えても解決できない問題がたくさんあります。
自然災害や人生全般のことなど。
自然災害なんていくら対策を立てても、その想定を上回る地震や台風が来ます。
人生はどんなに努力しても(その方向性が正しかったとしても)、報われないことが多々あったり、理不尽なことだってあります。
でも、それらの問題をしっかりと思考して対策を立てれば、解決できるってある意味傲慢じゃないですか?
人間ができることって限りがあると思うんですよ。
それなのに、「論理的思考を高めて問題を解決していきましょう!」だなんて綺麗事だと思います。
んで、人間にはできることに限界があるのに、論理的思考をすればすべて解決できるという考えが広まっているせいで、意識高い系マウンティングクソ野郎が跋扈したり、情弱から搾取して莫大な利益を上げる「あのお方」が現れてしまうんですよね。
確かに物事を論理的に深く考えることは大事だと思います。
そうしなければ日本の老害たちが築き上げた負の遺産(成果よりも勤労の美徳を重視する会社システムや年齢が上というだけでなんでもしていい放埓さ、パワハラ、セクハラなど)を破壊することはできませんし。
自然災害の対策だってもちろんそうです。
でも、繰り返しますが、世の中にはどんなに考えても解決できない問題がたくさんある。
なので、時には思考することを止めて、何も考えない時間を作ることが重要です。
そうすることで、「考えればすべての問題が解決する」という人間の傲慢さを多少捨てることができると思います。
2.行動する力
もうね、日本のおエライ老害たちが「思考力が大事です!」とか「企業は勉強する学生を求めています!」とかホザクせいで、みんな頭デッカチになってしまっています。
そのせいで日本人は体よりも頭が先に動くようになってしまっている。
つまり「行動するよりもまず思考」になってしまっている。
このことの何が問題かというと、せっかく目の前にチャンスが転がっているのに、考えすぎるあまり、そのチャンスを逃してしまうことがあるんですよね。
あと、本当は会社を辞めたくて仕方がないのに、
「会社を辞めたら収入が途絶える」
とか
「無職は世間体的に最悪だ」
とか
「人生詰む」
だとかいろんなくだらないことを「論理的」に「思考」するせいで、その状況から逃れられなくなってしまうんですよね。
もうね、考えたら負けですよ。
行動力を高めるためにはいちいち考えてはいけないんですよね。
考える時間が長くなるほど行動することができなくなる。
行動力は最初が大事です。
最初の段階であーだこーだ考えていたら、動けなくなる。
やりたいと思ったらすぐにやる。
というのが難しいんじゃ!という方もいると思うのでそんな人は↓
とにかく、日本のお偉い老害たちの「思考力が大事です!、「企業は勉強する学生を求めている」などという愚劣極まりない考えを鵜呑みにしていては、行動できなくなります。
行動することでチャンスをつかむことができます。できます。
考えることも大事ですが、それは行動してから色々考えていけばいいんです。
思考力が大事と言っているわりには…
これは完全に余談なのですが、そもそも思考力が大事とか言っているわりに世の非効率や不合理がなくならないのはなぜなんでしょうか…?
だってごく普通に「論理的思考」をすれば、
満員電車
通勤に時間をかける
スーツ出社
定時出社は異常に厳しいのに終業時間はいくらでも破る
行列に並ぶ
みんな一斉に休む習慣(年末とかGWとかお盆)
意味不明なビジネスマナー(電話対応、MEISHIKOUKAN)
なんておかしいことぐらいわかります。
定時出社は頑なに守り続けるのに、終業時間は守らないって、
上半身は重ね着しまくって防寒対策MAXなのに、下半身は何も身にまとっていない、盛大に露出している露出正教みたいなものですよ(意味不明)。
日本の会社はあまりにも露出正教を信仰している会社が多すぎます。
しかもその露出正教会を支配している(大司教、司教クラス)のが、勤労の美徳という悪しき伝統を作り上げた老害だからもう救いようながない。
なぜどうでもいいこと(仕事のモチベーションの保ち方、ムカつく上司の対応の仕方、チームワークを円滑にする方法とか)に対してはやたらロジカルシンキングの重要性が説かれているのに、
撲滅しなければならない害悪極りない日本の悪しき習慣(上記の定時出社やスーツ出社、ビジネスマナーなど)にはロジカルシンキングを働かせないのでしょうか。
日本社会は全て茶番ですよ。
男も女もその茶番劇に付き合っているにすぎない。
まとめ
私たちは日頃からあまりにもモノを考えすぎています。
そのせいで「考えればすべての問題は解決する」という傲慢な思想を持ってしまいました。
今重要なのは論理的思考よりも「思考を遮断する力」、「行動する力」です。
思考ばかりに偏ってしまうと、頭デッカチになりチャンスを逃してしまいます。
そうならないためにも本能って大事だと思います。
以上