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長時間労働を是正しない会社・役所は仕事をするうえでの努力を放棄している【勤労の美徳はオワコン】

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 長時間労働を放置して改善しようとしない会社や役所ってありますよね。日本では。

 今はそういう組織は少なくなりつつありますが。

 

 で、そういう組織はたいてい

 「長時間働くのは美徳だ!」

 とか

 「若手は上司より先に帰ってはいけない」

 みたいな謎な論理を振りかざし、状況を改善しようとしません。

 

 思うんですが、長時間労働を是正しようとしないのって、もう明らか仕事においてしなければならない努力を放棄していると思うんですよ。

 

 

長時間労働を是正しないことが努力の放棄である理由

 長時間労働を是正して業務時間や労働時間を少なくするのってかなりの努力が必要なんですよ。

 業務を効率化することは、今まで1時間かかっていた業務を30分、10分で終わらせるようにしなければいけません。

 そうするためには、個人の仕事のスキルを高めなければいけないのはもちろんのこと、組織全体でもその効率化したノウハウを共有してシステム化しなければいけない。

 

 これら一連の作業は最初はマジで面倒です。

 マジで面倒なんですが、いったんシステム化してしまえば、後は超絶ラクになります。

 

 効率化というのは、日本の企業ではなんとなく「ドライな感じがしてよろしくない」みたいな印象を抱かれがちですが、むしろ最大限の熱量がなければ実現しないんですよね。

 

 一方、長時間労働を放置するとはどういうことか。

 んまぁもういまさら言うまでもないですが、効率化する努力を露骨に放置していますよね。

 最初でも述べましたが、

 「仕事は長い時間やってこそ、尊い

 とか

 「上司よりも早く帰るとはけしからん!」

 とか

 こんなの、仕事とは何の関係もないじゃないですか。

 むしろ仕事ができなくても、とりあえず長時間会社にいればなんとかなる、というクソみたいな口実を作り出してしまっている。

 

 これは「日本の会社的な人間関係」であって、仕事とは何の関係もありません。

 それなのに、そういう理屈を振りかざして「オレは仕事をやっているんだ!」的なことを自信ありげに言う人が世の中にいるので非常の驚きます。

 

 思うんですが、そういう状態を野放しに放置した結果が今の日本社会だと思うんですよ。

 

 長時間労働は美徳

 これは会社にとってはラクなことかもしれませんが(少なくとも仕事ができなくて失業者が出ないので)、社会にとっては大迷惑です。

 

 長時間労働が慢性化すれば労働者の負担は一向に減らないでしょうし、ホワイト企業ホワイト企業たらしめている、その下儲け会社もブラック企業から抜け出せません。

 

 むしろ、効率化をするために最大限の努力をしているのはブラック企業なのでは…!?と思ってしまいます。

 

業務を効率化する努力をしなければ…

 このまま業務を効率化する努力を怠れば(会社にとってはラクかもしれませんが)、いつまでも「苦痛との対価」として給料をもらう状態がなくならないでしょう

 

 日本の労働者の給料をもらうイメージって、つらいことをして、その対価として金をもらうことになっているような気がします。

 自分がしたくもない仕事を無理に頑張って、所定の労働時間まで会社にいる。それを週5日繰り返して給料をもらう。

 そんな感じだと思います。

 

 でも、人が苦痛だと感じる仕事が一向になくならないのも(それでも誰かがやらなければいけない仕事もありますが)、結局のところ、業務を効率化してシステム化してないからだと思うんですよ。

 

 もし効率化してそれをシステムにしてしまえば、そもそも人間がやる必要がなくなる可能性だってある。

 今はAIなどのテクノロジーの導入によって、その動きが加速化しています。

 だから実際効率化しようと思えばできるはずなんです。

 

 でも、厄介なことに、

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 業務を効率化してしまったら、人間がやらなくていい仕事が増えて大量に失業者が出てしまう!

 効率化なんてケシカラン!

 みたいなことをのたまう老害がいるんですよねぇ。

 

 い、いやだから苦痛だと感じる仕事がなくならないのに…!!!

 

 というか、もし業務を効率化して失業者が大量に出たら何か困ることでもあるんでしょうか?

 と言ったら、炎上しちゃうかもしれないですが、そうなったらなったで社会のシステムが変わると思うんですよね。

 ベーシックインカムが導入されたりだとか

 

 重要なのは、人間が苦痛だと感じる仕事を極力減らして、社会のシステムそのものを変えることです。

 で、それを実現させるために業務の効率化が必要なんですよね。

 

 にも関わらず、いまだに(昔よりは改善されていますが)、長時間労働を誇らしいと思う人間がいることによって、苦痛な仕事がなくらないし、労働環境が一向によくならない。

 

 思うに、日本の労働環境と海外(とくにヨーロッパ諸国)の労働環境の差は業務の効率化に熱意があるかどうかだと思います。

 海外の労働環境だと、「ラクをするために」、ガンガン業務を効率化していく。

 一方、日本では業務の効率化を怠る。

 

 これだと、マジで働き方改革なんてできないですよ。

 

 仕事における最大の熱意は仕事を効率化することです。

 

まとめ

 仕事における最大の熱意は、業務を効率化することです。

 効率化するためには、個人、組織双方においてかなりの努力を必要とします。

 その努力をして、苦痛な仕事を減らすことができるはずなんですが、いまだに日本の会社は、長時間労働に美徳を感じる老害がいるので、労働環境が是正されない。

 

 働き方改革をする上で重要なのは、業務を効率化する!という労働者の意識です。

 

 昨日のブログがあまりにもクソすぎたので今日はマジメに書きました笑

 

 以上