いや~大学受験真っ只中ですね!
どうやら今年のセンター試験は数学IAが難しかったらしいですね。
あと、東進の板野博行が逮捕されましたね!
罪を犯した以上、罰せられるべきですが、それでも参考書は非常に優秀だと思うので、受験生は動揺はあるかもしれませんが、頑張ってほしいものです。
本題入ります。
今日書くのは、大学受験が終わった後から本当の勉強が始まる、ということについてです。
受験生的には勉強が終わったらホッと一息つきたいところだと思いますが、受験勉強が終わってからが、本当の勉強の始まりなんですよね。
では書いていきやす。
大学受験までの勉強
本当の勉強とは何ぞや!?ということの前にまず大学受験までの勉強とは一体何なのか?についてまずは書きます。
大学受験までの勉強というのは、これから自分で勉強していくうえで、その土台となる知識をストックすることなんですよね。
つまり自分なりの勉強方法を身につける期間ということです。
自分にとって適切な勉強方法というのは、受験が終わっても確かに身につけることはできます。
しかし、まとまった時間を取って勉強方法を身につけるということに関して言えば、大学受験というのがいちばんベストです。
たっぷりと期間をかけて受験勉強をすることのメリットは、知識を深く身につける、戦略を身につける術を習得できる点にあります。
大学受験って範囲が膨大じゃないですか。
国公立はもちろんのこと、私大も世界史や日本史はマニアックな事柄も覚えなくてはいけませんし、国語や英語もかなり時間をかけて勉強をしなければなりません。
で、勉強した内容をどのようにして点数に結びつけるかについても考えなくてはいけない。
大学受験というのはそういう訓練(つまり知識を効率的に身につける・戦略をたてる)をする場なんですよね。
で、大学受験を通して身につけた知識の土台というのは、大学受験以降にしなければならない本当の勉強に役立っていきます。
では本当の勉強とはどのようなものでしょうか。
本当の勉強とは!?
本当の勉強とは何か。
それは生きていくための勉強です。
具体的に言うと、カネを稼ぐための勉強です。
資本主義社会である以上、私たちは金を稼がなければ、生きていけません。
ベーシックインカムを導入する方向に行けばいいのですが(私もそれを希望していますが)、
日本人(社畜)↓は「なんで俺はこんなに働いているのに、こいつは怠けているんだ!」
などとのたまって他人にやたら厳しいので、導入は当面ムリゲーでしょう。
それ以上に既得権益を貪りたい老害どもが跋扈しているので、なおさらムリゲーだと。
なので、今のところ自分で金を稼いでいかなければなりません。
自分で金を稼ぐ
と言ったら「会社や公務員に所属してればそれだけで金は入るんじゃね!?」
と思う人もいるでしょう。
しかし、現在、日本の労働環境は急激に変化しています。
終身雇用・年功序列の恩恵をモロに受けまくった経団連が「終身雇用はムリー!」と言い放ったことにより、終身雇用・年功序列は崩壊しつつあります。
ということは、カネを稼ぐスキルを身につけなければ昇進もできませんし、最悪クビが切られます。
安定の代名詞と言える公務員も今後業務の民間委託やAIなどの最新のテクノロジーの活用により、人員削減、給与削減みたいな可能性が高くなっています。
そういう状況だからこそ、カネを稼ぐスキル、カネを稼ぐための勉強は重要性が高まってきています。
では本当の勉強(生きていくための勉強)と受験勉強はどうリンクするのでしょうか。
大学受験で勉強した内容は、金を稼ぐ勉強と直接的には関係を持たないことが多いです。
別にボストン茶会事件なんて覚えてもそれで金が入るなんてありえませんし、
ウィーン会議を覚えて、「うわwww日本の国会ってウィーン会議並みに踊りまくって進まねえじゃんwww」とディスっても金は入りません。
しかし、大学受験を通して身につけた論理的思考、記憶力は金を稼ぐうえでかなり役立ちます。
経済活動というのは基本的には、論理性・合理性がベースになっています。
物事を筋道立てて、実行することによって経済はうまく回ります。
でたらめな考えで、
「オレは1000万円稼ぐんだぁぁぁぁ!」
と叫んでも、収入は増えません。
というかそんな感情論で収入増えたら、この地球上がめちゃくちゃになります。
物事を徹底的に論理的に合理的に考え、そして行動に移すことによってはじめて収入というのは増えていきます。
そういう意味でも、大学受験での勉強はとても有益なんですよね。
受験勉強は論理的思考がなければ点数が上がっていきません。
数学や国語や英語や物理化学などは言うまでもなく、日本史や世界史、政治経済や倫理もロジカルにモノを考えることができるかどうかで理解度が大きく変わっていきます。
そういう性質の試験で高得点を取れるというのは、論理的思考がしっかりと身についていることを意味します。
仮に高得点が取れなくても、点数を取るために行った試行錯誤というのは、今後の人生で生きてきます。
そういうわけで、大学受験の勉強は、カネを稼ぐためのスキルにとても役に立ちます。
まとめ
大学受験は、自分で勉強していくうえでの土台となる知識をストックするための勉強です。
大学受験を通して、効率的に知識を身につける方法や点数を伸ばすための戦略を身につけることができます。
それらの力が本当の勉強、つまり生きていくための勉強に生きてくるんですよね。
今の日本の労働環境は終身雇用・年功序列崩壊が起きて構造が変化しています。
そういう社会状況の中で金を稼ぐための勉強はとても勉強になります。
以上