日本人って貯金するのがめっちゃ好きですよね。
ネットの記事みても、「30代で1000万貯めた」とか「老後に2000万の蓄えが必要」だとかとにかく貯金系の記事が多い。
まあ確かに貯金それ自体は重要だと思います。
が、なぜか金を使うことの重要性を説いているメディアはかなり少ないように思います。
金は本来使わなければ…
金は使わなければ意味がない
金は使わなければ意味がない
というのはウシジマ君の言葉ですが、この言葉こそ金の真理(と言ったらおおげさですが)を表していると思います。
金は使わなければ、現実に何の変化も及ぼしません。
例えば、欲しい本(高値5000円)があったり、欲しいパソコン(20万ぐらいの高スペックパソコン)があり、それらを買う金も十分にあるとしましょう。
でもきっと多くの人はその本やパソコンを買うのにためらうと思います。
5000円の本
20万のパソコン
仮に買える金があったとしても、その出費を恐れ結局買わない。
なぜなら貯金が減るのが恐ろしいから。
でも5000円の本を買えば、5000円に値する情報を得ることができます。
20万のパソコンを買えば、普通のパソコンよりもできることが増えるでしょうし、使っていてストレスを感じないでしょう。
5000円の情報を得ることができたら、もしかしたら、ビジネスに活かされるかもしれないですし、高スペックのパソコンを手に入れたら、超絶快適にパソコンを使うことができる。
これを長期的なスパンで見てみるとどうなるでしょう。
金の価値を行使することで収入が増える
一例として本を買う、パソコンを買うという例を出しましたが、これらの行為を長期的なスパンで見たらどうなるでしょう。
繰り返しますが、本を読むことによって身につけた知識はあなたのビジネスに活かされることでしょうし、本を読むことによってコミュ力が鍛えられたなら人間関係を円滑にすることができます。
で、結果として思考力が高まり、それが収入アップにつながる可能性が高まります。
パソコンだって、快適なパソコンでプログラミングを勉強し、それがモノになったら、結果として収入アップにつながるわけです。
もちろんプログラミングだけでなく、他の機能を使って何かしらビジネスになるものが見つかれば、それもまた収入アップにつながります。
まあ収入収入金金と言いまくっていたらなんか俗な感じがするのですが、別に本やパソコンという「自己投資」色が強いものだけでなく、食事などに金を使えば、いままで知ることのなかった料理に出会うことができるかもしれませんし、旅行などに金を使えば、海外(じゃなくても国外でも)などで予期せぬ(良い意味で)出会いがあるかもしれません。
収入アップだけでなく、人生そのものも豊かになるんですよね。
金を使うと。
ちょっと収入アップの話からは逸れてしまいましたが、いずれにせよ言えるのは、金を使うことによって、私たちの現実が変化する、ということです。
貯金するうえで考えなければいけないこと
これまでは金を使うことで収入が増えるぜ!ということを述べてきました。
ただ、それでも貯金という行為はマネーリテラシーを高めるという点ではとても重要です。
なので貯金もまた蔑ろにしてはいけません。
では貯金をする上で私たちはどのようなことを意識しなければいけないのでしょうか。
貯金で意識しなければいけないのは、何に金を使い、何に金を使わないかをしっかりと見極めることだと思います。
金を使わなければいけないのは、自己投資(本やパソコン)です。これは将来的に自分の収入を増やすきっかけとなるので、むしろ金を使わなければマジで損です。
一方、金をつかわない方がいいのは酒やタバコ、ギャンブルです。
これらは一時的な快楽をもたらすことができますが、長期的に見て自分の収入を増やすきっかけにはなりません。
ただそれでも、私たちは人間ですので、そのような娯楽を全く禁じるというのもまたムリゲーなので、収入の範囲内、最小限に抑えておく必要があると思います。
先ほど例に挙げたパソコンなどのデジタルディバイスや本には金を使うべきですが、一方で酒やたばこやギャンブルなどは極力金を使わないほうがいいです。
なので、貯金をする上で重要なのは何に金を使うか、何に金を使わないべきかをしっかりと見極めることです。
この見極めができれば、自己投資に最大限に金を使うことができ、将来的に収入が爆上がりすることでしょう。
まとめ
金は使わなければ意味がありません。
使わない金はただの紙切れです。
いくら貯金が多くても、その金を適切に使うことができなければ、収入を増やすことは不可能でしょう。
確かに貯金も重要ですが、そればかりに目を奪われるのではなく、使うこともしっかりと意識する必要があります。
以上。