Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

そもそもなぜ残業がイヤなのか?

 お久しぶりです。

 Twitterを見ていると、「残業好き」という言葉がトレンドになっていました。

 日本の労働環境は「働き方改革」によって残業時間が少なりつつある。

 でも一定数仕事が好きな人もいる。そういう人は残業が大好きだ。

 

 それなのに、一気にすべての労働者の残業時間を少なくするのはどうなのか?

 という感じの話でしたね。

news.yahoo.co.jp

 

 でも、そもそもなぜ私たちは残業するのかイヤなのでしょうか?

 いや、考えてみれば(別に考えなくても)残業がイヤなのは当たり前なのですが、こういう当たり前のことを考えないと、日本の労働環境が良い方向へ進めないと思うのですよ。

 

 ということで、今日はなぜ残業がイヤなのか、ということについて考えてきまぁす。

 

 

残業がイヤな理由

一般的な理由

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 なぜ残業がイヤなのか。

 一般的な理由を考えてみると、、、そりゃ労働時間が少ないに越したことはないから!、、ですよね 笑

 

 労働時間が減れば、プライベートな時間が増え、趣味や副業(!?)に費やす時間を増やすことができますし、家族や友達などと過ごすことができる時間が長くなります。

 

 それにいわゆるワークライフバランスのバランスが良くなるので、仕事のパフォーマンスも高くなります。

 ひたすら仕事仕事仕事では疲れがたまりまくり、心身ともに悪影響が及びます。

 

 まあ労働とプライベートのバランスを良くしてQOLを高めるために残業時間を減らす、というのが妥当な理由でしょう

 これが一般的な理由だと思います。

 

根本的な理由

 でも、根本をたどっていくと、残業がイヤな理由というのは、

 労働=苦痛

 という考えがあるからなのではないでしょうか。

 

 ただでさえ苦痛なことを8時間やっているのに、それに+1時間、+2時間加わるのなんてまっぴらごめんだ!

 みたいな考えがあるから残業がイヤになるのではないかと思います。

 

 確かに、心身ともに状態を良くして健康健全な状態で労働に臨む、というのは間違いなく残業をしない理由としてあるでしょう。

 

 が、根底にあるのは、苦痛なことなんてやりたくない!

 という思想なのではないのでしょうか。

 

 嫌いなこと、苦痛なことではなく、好きなことをやることを考えてみましょう

 好きなことって何時間でもやっていられるじゃないですか

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 ゲームが好きな人なら何時間でもゲームをするでしょうし、本を読むのが好きな人なら何時間でも、何冊でも読みまくるでしょう。

 

 野球が好きな人なら、ずっとパワプロ(!?)をやっても飽きないでしょうし(つまり私)、練習だって積極的にやるはずです(私は練習は積極的には…)。

 

 好きなことなら人に止められるくらいに積極的に、何時間でもやります。

 

 そう考えると、労働って、意図的にやるべきことをセーブする点で、苦痛なことをやっているということですよね…。

 日曜日の午後くらいから憂鬱になり、月曜日になり気分が萎えまくる、というのもいかに労働が苦痛であることを如実に示していると思います。

 

 でも、労働=苦痛みたいな考えが改められない限り、いくら残業時間を減らしたところで私たちのQOLは結局変わらないと思うんですよ。

 

 確かに週休3日制とか1日6時間労働にするとかにすれば、イヤなことであっても積極的にできると思いますが、日本の労働環境はいつまでもお客様ファーストなので、それら(全ての会社が週休3日制、1日6時間労働)が実現するのはおそらく500年後ぐらいでしょう。

 

 ではどうすればいいのかって話ですよね。

 

労働に対する改善策

 労働=苦痛という考えをどうすれば払拭することができるのか。

 1つの案としては、嫌いなこと、苦手なことは切り捨てて好きなことにフルコミットする、ということが挙げられます。

 

 意識高い系界隈たちが言う

 「嫌いなことなんてやったって状況は改善されない!

 それだったらブログなりYouTubeで自分の好きなことをやって金を稼げば良い!

 会社なんてとっとと辞めちまえ!

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 というアレ。

 

 でも好きなことを仕事にするというのは現実問題なかなか難しいです。

 昔そういうことを記事で書きましたのでそちらも参照していただけたら↓

www.penserblog.net

 

 んで、好きなことを仕事にするため、会社や役所を辞めたりするのは明らかに無謀な話です。

 

 ということで2つ目の案。

 それは日々の業務で自分の苦手なことは最小限に抑え、自分のできること、得意なことに時間を注力することです。

 ビジネスパーソンは苦手なことを一切切り捨てることはできないでしょう。

 でも、切り捨てることができなくてもその負担を最小限に抑え、得意な業務にフルコミットすれば、少なくとも「苦痛」という考えを労働から取っ払うことができます。

 

 得意なことをやっていると、時間が過ぎるのが早くなりますし、苦痛も感じないですし、結構積極的にこなすことができます。

 好きなことをやっている時と同じ状態になれるんですよね。

 

 で、得意なことをルーティン化すれば、ゲームをやる感覚で仕事をすることができます。

 

 そうすれば、繰り返しますが、労働=苦痛という考えをなくすのは難しいにしても、かなり緩和することができるでしょう。

 

まとめ

 なぜ私たちは残業がイヤなのか?

 その問題を考えると、労働=苦痛という考えがあるという事実に直面します。

 

 だとすると、労働=苦痛という考えをなくさなければなりません。

 その方法としては、苦手なことは最小限に抑え、得意なことにフルコミットするというのが妥当だと思います。

 

 以上