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外国語系の記事が多くなりそうです。

コミュ力の高い人の特徴を3つ挙げてみる【学生・社会人関係なく】

 何をもってコミュ力が高いかって定義するのって、難しいですよね。

 でも、コミュ力というのは、人生生きていくうえでとても重要な能力でもあります。

 定義が漠然としていながら、生きていくのに必要不可欠な能力。それがコミュ力

 

 ただ、「コミュ力が高い」人というのはある一定の傾向が見られます。

 今日は私が人生で出会ってきたコミュ力が高いな~と思う人の特徴を3点書いてきます。

 

 

コミュ力が高い人の特徴

1.行間を読むのが上手

顎に手を当てて考える女性

 コミュ力が高い人って行間を読むのが上手だと思います。

 相手の発言であれ、文章であれ、字面で書かれていることを正確に理解しつつも、本当の意図とは何なのか?というのを深く考えることができているように感じます。

 

 相手から指示されていることに、どのような意味があるのかを考えられる人っているじゃないですか。そういう感じの人です。

 相手の意図していることを深く理解しようとするので、同時に、相手の要求というのを深く理解することができます。

 

 なので、コミュ力の高い人の第一の特徴は、行間を読むのが上手な人だと思います。

 

2.適切な言葉に置き換えて情報伝達をすることができる 

「ここ試験に出るから」と重要事項を説明する塾講師

 コミュ力の高い人の第二の特徴、それは適切な言葉に置き換えて情報伝達をすることができることだと思います。

 

 適切な言葉に置き換えるというのは、相手の知的水準に合わせて言葉を選び、情報を伝達することができることです。

 例えば、AIについて説明する時に、社会人にその意味を伝えるのと同じノリで中学生に説明すると、中学生は理解できずにワケわかめな状態になってしまいます。

 なぜそういうことが起きるかと言うと、社会人の持っている知識量と中学生の持っている知識量が違うからです。

 (たまに社会人よりも中学生の方が知識量ある場合もありますが…)

 

 コミュ力が高い人というのは、その知識量のギャップを理解したうえで、説明する相手の対象が大人なのか、子供なのか(というか相手にどれくらいの知識量があるのか)によって言葉を選び情報を伝達することができます。

 なので、相手によって伝える言葉を適切に選択できる人というのはコミュ力が高いです。

 んで、思うんですが、こういう相手によって言葉のレベルをチョイスできる人って人間関係の幅が広いように感じます

 人間関係の幅が広いと言うと、富裕層の性格良さげな人と付き合っているイメージを持つ人がいるかもしれませんが、そうじゃないです。

 それだけでなく(つまりブルジョアな性格良さげな人)、田舎のマイルドヤンキーとも付き合いのある人というのが相手によって言葉を選べるコミュ力が高い人だと思います。

 

 相手が金持ちなのか、マイルドヤンキーなのかでそもそも使う「言語」がかなり違います。

 富裕層だと、政治とか経済とか文学とか芸術とか話す話題が基本的にレベルが高いです。

 一方、マイルドヤンキーはだいたい自分の近況だったり、芸能人のゴシップだったり話のレベル自体はそんなに高くないです。

 

 まあ富裕層とかマイルドヤンキーとかそれが良いか悪いかという問題ではなく、要はその人の知的レベルに応じて話題を展開できる人というのがコミュ力が高いんじゃないかと思います。

 

3.人によって態度を変えることができる

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 人によって態度を変える、、、というと悪いイメージを持つ人が多いかもしれません。

 人によって態度を変える「イメージ」というのは、自分の上司には媚りまくるくせに相手が自分よりも低い地位にある人にはどなり散らす老害を思い浮かべる人も多いでしょう。

 

 が、私が主張する「人によって態度を変えられる人」というのはそういう類いの老害ではないです。

 世の中には色々な人がいます。

 内気でシャイな人であったり、意識高い系のパリピだったり、感情でモノを言う人だったり、なんでもかんでも理詰めで話そうとする人だったり、それらのいずれでもないごく平凡な人だったり(つまり私)。

 そういう性格の違うタイプの人たちに同じような態度で接すると、自分では意図していなかった悪意が相手に伝わってしまうことがあります。

 まああらぬ誤解を与えてしまうことがある、ということです。

 

 だから、たとえ自分の性格が陽キャパリピだったとしても、相手がシャイな人であるなら、その相手に合わせて対応することができる人というのが、人によって態度を変えられるコミュ力の高い人ということになります。

 言ってみれば柔軟性の高い人、とも言えますね。

 

 立場の違いで媚売ったり相手を怒鳴り散らすのは論外ですが、そうではなく相手の性格によってスタンスを変えられる人というのはえてしてコミュ力が高いと言えるでしょう。

 

3つの特徴の共通項

 まあ結局のところコミュ力の高い人というのは聞き上手であり、柔軟性があるということです。

 相手の話を聞かなければ適切な情報を相手から得ることはできませんし、態度に柔軟性がなければ相手との軋轢を生みます。

 

 コミュ力が高い人というと、一般的に陽キャパリピな人というイメージを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、そうではなく、聞き上手柔軟性があるというのがコミュ力が高い人の特徴だと思います。

 

 そういう人というのはどこへ行っても重宝されるのではないかと思います。

 (ヨーロッパやアメリカは自分の意見を主張することが大事ですが…)

 

 以上