コロナが憎い!
コロナが許せない!
という意見を言う人が一定数います。
んで、「コロナを憎む」理由として、
「コロナのせいで人の命が犠牲になった!」
「コロナのせいで外出が出来ず、経済が回らない!」
「コロナのせいで学校の授業や部活が再開しない!」
らしいです。
コロナが憎い
私はこの言葉になんだか違和感を感じます。
なぜか。
そもそもウイルスには、人を貶めようとか、人を死に至らしめようなどという意思がありません。
だから、別にコロナウイルスそれ自体に悪意というものはありません。なので憎しみようがなくない!?みたいに思います。
意思のない存在に対して憎しみや恨みの感情を持ったところで問題は解決しません。
(まあ意思のある存在に対して憎しみや憎悪の念を抱いても問題は解決しないのですが…)
それなのに、なぜか「コロナが憎い!」とか「コロナが許せない!」みたいな意見を持つ人が一定数いて、なんか「う~ん」と思っちゃうんですよね。
私の感覚からしたら、意思のないウイルスを憎むって、バナナの皮でずっ転んで、「バナナの皮なんか許さん!」とか大きめの石につまずき「石のせいで転ばされた!許さん!けしからん!石なんてぶっ〇してやる!」みたいな感情を抱くのと同じようなものだと思うんですよね。
だから、コロナを憎む人たちって、向けるべき怒りの対象が間違っているんですよ。
怒りや憎しみの感情を抱くことは良くはないですが、強いて言うなら、本来憎むべきなのは、不要不急の恐怖を煽り、どんちゃん騒ぎを起こすマスコミや、それに影響されて過剰なまでに自粛を推進しようとする「自粛教」の信者なはずです。
日本のコロナ死亡率が欧米の1/100だという事実を、ほとんどの人が知らない。日本のマスコミは対数グラフを知らないから、こういう比較ができない。 pic.twitter.com/fE7oFQmVnf
— 池田信夫 (@ikedanob) 2020年4月24日
海外では感染者数がかなり多いですが、上記のツイートにもあるように、日本での感染者数ってかなり少ないです。
それなのに、不要な自粛を国民に強いて、その結果、経済や国民の生活を破滅に追い込んでいます。
彼ら(マスコミや自粛教の信者)を放置していると、いつのまにか「みんなが我慢しているなんてけしからん!贅沢は敵だ!」とか「欲しがりません!勝つまでは!」みたいな戦時中のアホな思想を持った時代に戻りそうで怖いです。
どんなに法律や社会システムが優れていても、その国に住む国民の民度が低ければ、国家は破綻します。
今回のコロナに憎しみを抱く人や、恐怖を煽り立てるマスコミを見ていると、日本という国の民度が急激に低くなっているように感じます。
まあ私も民度は低いですが。
ネットの記事を見ていても、感情論ばかりが横行して、客観的な事実を見ようとするような内容のものはほとんど見当たりません。
そうやってクソみたいな記事を大量生産していったら、ますますおかしな論調がコンセンサスになってしまい、日本がオワコン化してしまうように思います。
恨みや憎しみを抱くのはよろしくないし、相変わらずマスコミは低俗な記事を生産するでしょうが、それでも感情に左右される人が少なくなる世の中になってほしいでっす。
短めの内容ですが、以上です。