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オンラインで会議ができるようになったことで、かえってムダな会議が増えそう

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 COVID-19によって、在宅勤務の動きが広がり、そのことによって、オンラインの会議も頻繁に行われるようになってきました。

 (多いのはZOOMですかね…。)

 

 オンラインの会議はめちゃくちゃ便利です。

 特に難しい操作もなく、とりあえずパソコンとネットがつながる環境さえあればいつでもどこでも会議(じゃなくてもオンライン飲み会なども)ができます。

 

 一般的に普通の会議は今の時代において評判が悪いです。

 オフィスという特定の場所に集まり、だらだらだらだら生産性のない議論をするようなイメージがあるので。

www.youtube.com

 

 そういう意味ではオンラインの会議を実施したほうが場所にとらわれることなく、生産性のある議論ができるようになる!…と思われます。

 

 しかし、思うんですよ…。

 いつでもどこでも簡単にできる便利さゆえ、かえってムダな会議が多くなるのではないのか!?と。

 

 操作が簡単で便利なものは特に意味がなくても使いたくなります。

 スマホとかそうですよね!?

 ボタン一つでいろいろ操作できるし、ヒマをつぶすコンテンツも充実しているので、特に用がなくても使いたくなってしまう。

 結果、意味のない時間をむげに過ごしてしまいます。

 休みの日とか予定入ってなくて家にずっといるとなったら、たいていみなさんスマホを使いまくると思います。

 

 

 そう、便利で操作が簡単なものは用がなくてもムダに使いたくなる!!!

 

 オンライン会議(ZOOMを使ったとして)を例に考えてみましょう。

 ZOOMは基本、主催者から送られてくるIDなどを持っていれば、それをアプリの入力画面に入れるだけで簡単にできます。

symphonict.nesic.co.jp

 

 説明は上記のサイトに載っているので詳しい説明は省略しますが、その便利さゆえ何回も使いたくなります。

 私もzoomを使ったことがありますが(飲み会目的で)、マジで便利で操作も簡単すぎて使用頻度増やしてぇ!と思いました。

 

 

 

 それに、「オンライン」で「会議」ってIT後進国の日本社会においてはとてもオシャレに写ります。

 だから、日頃から労働環境があまり良ろしくない会社などは「会議」で「何を話すか」よりもオンラインで会議することそれ自体に満足を抱く危険性が高いです。

 

 

 本来会議で重要なのは、限られた時間内にどれだけ有益な意見を出し、それについて議論し、会社の生産性を高めていくかを考えていくことだと思います。

 オンラインの便利さの魅力に取りつかれて、その重要性を忘れて、意味のないムダな会議をしてしまっては本末転倒です。

 せっかくオンライン会議が流行り、会社の労働環境や生産性も良くなってきたのに、オンライン会議の持つ利点を全く生かさずにムダ話していては、結局何も進歩がないです。「会議室でついに上司がキレてしまった様子」の写真[モデル:のせさん]

 手軽に便利に使えるからこそ、使用用途を慎重に考えていかなくてはなりません。

 そのことを考えなければ、スマホと同様ムダな時間がダラダラと流れてしまいます。

 

 そう考えると、オンライン会議に限らず、便利なものの悪い点が見えてきますよね。

 いくら便利なものを持っていたとしても、それを使う側の人がしっかりと考えなければ、結局のところムダな時間が増えてしまいます。

 

 せっかく場所に関係なく会議ができるようになったので、その利点を失わせないように使う側が慎重に考えなければなりません。

 

 まあ日頃からオフィスで行う会議をちゃんとやっていればオンラインになっても問題はないでしょうし、逆にオフィスでの会議を蔑ろにしているのに「オンラインで会議をやれば生産性が上がる!」と思い込んでいるビジネスパーソンは結局のところ何も変わらないということです。

 

 以上です。