Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

英検準1級の1次試験合格の際に使用した参考書と勉強方法を書きます。

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 昨日英検準1の得点と総評的なのを書いたので、今日は1次試験合格の際に使用した参考書と勉強方法を書いていきます。

www.penserblog.net

 

 

 

使用した参考書

赤本

  赤本です。これはreading,listening,writing共通で使いました。

 内容としては英検準1級の過去問全9回分収録されています。

 これをゴリゴリに解きまくりました。

 1次試験を通過できたのはこの赤本のおかげといっても過言ではありません。

 

『パス単』

  これはreadingの対策の際に使用しました。

  特徴としては見開き1ページで左が単語とその意味、右が例文(短文」になっていますね。

 単語熟語トータルで1850語収録されています。

 たぶんこの1冊で最初の単語熟語の穴埋めの問題は全問ではないですが、合格点を取れるぐらいにはなると思います。

 

 このパス単はスマホアプリから音声をダウンロードできます。

 これがマジで大きい。CDから音声パソコンに転送してまたスマホに入れるってクソクソクソめんどいですからね。

 

 価格も高くなく、おススメです。

 

『英検準1級ライティング大特訓』

  writingの対策に使用しました。

 特徴は英作文を書くうえで重要な文法事項が最初に書かれている点ですね。

 

 例えば「effectとaffectの違いは?」っていうヤツですね。

 両方「影響」という意味は同じですが、effectは名詞でaffectは動詞(影響を与える」なので英文を書くときは注意してね!みたいなことが書いています。

 

 あとはincreaseとdecreaseという単語は人や物を主語にしたらダメ!ゼッタイ!とかですね~。

 (ダメゼッタイ!とは書かれていないですが)

 

 その後に英作文の演習になっています。

 なんといっても扱っているトピックが難しい。そして「こんな模範解答受験生書けるの!?」みたいなのもあるんですが(私がwriting6割しか取れなかったから私の理解不足かもしれない)、難しい分、力がつきますし、実際の試験でもストレスなく書くことができると思います。

 

  まあ私は6割強しか取れませんでしたけどね!!

 (謎にキレる)

 

『英検準1級ライティング問題』

 

  これも同様にwritingの対策で使用。

 というか、無駄に英作文の参考書2冊もやったから得点低かったんじゃね!?

 (謎に反省)

 

 これは上の『大特訓』とは異なり、細かい文法事項はあまりなく、ゴリゴリに問題を解いていく構成になっていますね。

 とは言ってももちろん、最初の方に論理構成の書き方は載っているのでご安心を(!?)

 

 この参考書は上の『大特訓』よりも難易度は高くなく、模範解答も十分理解して覚えられるレベルですね。

 (だからこの参考書に的を絞ってやればよかったんですが)

 

 単語も文法も標準的で、この参考書に書かれてある長文のトピックと解答を覚えれば、実際の試験でも満点近くとれると思います。

 

洋書

 んまあ効果があったか知らないですが、洋書を通読しました。

 読んだ作品は

 "The Great Gatsby"!

  

 (上記の商品画像のギャッツビーはOxford Universityの出版ですが私が読んだのはMODERN CLASSICSの方です。アマゾンになかった…)

 

 英検の記事なので内容は省きますが、試験当日までに読み通しました。

 なぜギャッツビーかと言うと、私、大学が英文科でゼミがアメリカ文学だったのでギャッツビー(フィッツジェラルド著)勉強したんですよね。

 あとフォークナーとかホーソンとかオコナ―とかの作品も勉強しました。

 

 繰り返しますが、効果があったかは知らないですが、長文はクソ読みやすくなり、リスニングもかなり聴き取りやすくなった、、、、ような気がします。

 

勉強方法

reading

 続いては勉強方法。

 readingはパス単を85%ぐらい覚えました。(体感)

 全て覚えるのはムリゲーでした。特に熟語とか。

 

 ただ、85%ぐらい覚えると、準1級レベルの長文もストレスなく読むことができるようになります。

 単語で詰まると時間内に読めないですからね。

 

 んで、後は赤本に収録されている過去9回分をほぼ満点取れるようになるまで解き直しました。

 このようにある程度量をこなると、設問の解き方がわかってきます。

 例えば長文がベラボウに難しいときはたいてい設問は簡単になっているので、とっとと消去法で解くとか。

 あとは選択肢が4つあれば2つは明らかにクソ頓珍漢な内容であることが多いので、とっととそれらを消去するとか。

 

 こういうのって頭ではわかっていても実際に解いてみないとわからないことがあるので、やはり受験と同様過去問演習は重要だと思います。

 

listening

  listeningもreading同様に過去問をゴリゴリにこなしました

 それだけではなく、シャドーイングもやりまくっていました。

 シャドーイングとは英語を聞きながら、それをマネて発音していくというヤツです。

  もともとは通訳の訓練方法らしいです。

 

 まず設問を解き、間違った問題を見直します。

 その後に最初はテキストを見ながらテキストを聞こえてくる音声を真似て、次にテキストを見ずに聞こえてくる音声をまねるということをやっていました。

 (赤本のリスニングの音声はスマホからダウンロードできます)

 

 シャドーイングは最初はゲロキツイですが、やっていくうちに良い感じでできるようになってきます。

 シャドーイングしまくると、音声もかなり聞き取れるようになり、リスニングウェーイ!ってなります(言葉が思い浮かばなかった)

writing

  writingも過去問ゴリゴリ、上記の参考書2冊ゴリゴリこなしました

 え…一番勉強してるのに6割って…

 (謎に悲哀)

 

 writingはとにかく書いて書いて書きまくりました。

 最初に自力で問題を解き、その後に模範解答を丸暗記するように努めました。

 

 もちろん丸暗記はできませんでしたが、それでもところどころ重要なイディオムや文法は覚えることができたので、実際の試験でも140字程度書けました(120字~150字が目安)

 

 え…それで6割強って…

 

 英作文で重要なのは論理構成を意識すること、調子に乗って難しい単語や文法を使わないことだと思います。

 それでも準1なので単語は大学受験レベルのものを書いたほうがいいと思いますが。

 あまりにも語彙のレベルが低いと幼稚にみられると思います。

 

 writingは6割ぐらいしか取れなかったのであまりエライことは言えないですが、過去問+何か1冊参考書のフルコミットをしたほうがいいと思います。

 特定の参考書に絞ることで例文や文法などを効率的に覚えることができるようになります。

 

 というかwritingはちゃんと勉強すれば85%から満点は取れるのでしっかり対策するようにしましょう。

 

 参考書の紹介と勉強方法は以上です。

 昨日の記事と合わせてみていただければ全体がわかると思います。

 

 まあ2次試験控えてるんですけどね!

 

 以上です。