Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

執着心を手放したければ、いっそのこと執着し続けたほうがいい、という話

 執着というのは、人にとって厄介な感情だと思います。

 執着することである特定のことを気にし続けてしまい、結果視野が狭くなってしまいます。

 そのことによって人生の選択肢を狭めて、損失を被ることさえあります。

 

 執着、、、

 

 人は執着というものが悪いものであるとわかっていながら、なかなかそれを手放せずにいます。

 執着しなければ道が拓けるのにも関わらず…

 

 どうすれば手放すことができるのか…

 というのはある意味永遠のテーマだと思います。

  

 どうすれば…

 

 と考えたら、いっそのこと執着しまくればいいのではないか!?と思いました。

 人はなぜか「〇〇してはいけない」と言われたり、考えたりすると、かえってその〇〇をしたくなる習性(!?)があります。

 つまり「執着してはいけない」と考えると、かえって執着してしまうんですよね。

 

 だから、もういっそのこと執着してしまおう!ぐらいの気持ちでいたほうが、いいのです。

 それで執着消せんの?

 と思うかもしれませんが、人は同じことをずっと考え続けるほどの力はありません。

 たぶん。

 

 どこかで、「あ、どうでもいいや」と思うタイミングが来ます。マジで考えることに飽きます。

 執着しまくる→悩む→開き直って執着しまくる→どうでもよくなるみたいな。

 こんな流れで執着というのは最終的になくなっていくのです。

 (自分の人生の経験上)

 

 で、その瞬間が執着するほどに求めていたものが手に入る、叶う時だと思うんですよ。あるいは抱えていた問題が解決したりする。

 

 だから、執着を最初からなくそうとするのは、実は賢明な判断ではなく、まずは「執着することにとらわれまくり」、そして忘れるというのが理想的だと思います。

 

 人は完全無欠な生き物ではありません。

 完全無欠ではないからこそ、執着だったり、人間関係の確執だったり普通に考えればくだらないことに思い悩むのです。

 

 ネットや本とか結構見てると、最短距離で問題を解決しようとする内容のものが多いんですよね。

 「執着はダメです!そんなものにとらわれてはいけません!そんな感情持たないようにしましょう!」みたいな。

 でも、それってかえって執着に支配されているんですよね。

 つまり「執着してはいけない」という執着に。

 だからみんな執着にとらわれてしまうのです。

 

 執着を手放したければ、いっそのこと執着してしまう

 これが執着を手放す良い方法なのではないかと思いました。