ずっと前に『試験に出る哲学』という本を読みました。
本屋の目立つ位置に置いてあったので買っちまいました。
ということで今日はこの『試験に出る哲学』の内容と感想を書いていきます。
『試験に出る哲学』
内容
内容としては、西洋思想をメインに扱っています。
具体例を出すと、ソクラテスやプラトン、アリストテレスから始まり、デカルトやベーコン、スピノザ、ライプニッツ、ヘーゲル、マルクス、ニーチェ、ハイデガーなど中世から近現代の哲学者を幅広く扱っています。
で、彼らの思想についての知識がセンター試験の形式で書かれています。
センター試験の形式?しかも哲学を?難しそうじゃね?と思う人もいるかもしれませんが、全然そんなことはなく、わかりやすい言葉でわかりやすく書かれています。
また、テスト形式+解説というふうに書かれているので、かなり能動的に読むことができます。
大学受験や学校で倫理を取っていた人ならば、「うわ!めっちゃなつかしい!おもしれえ!」という感じで読むことができると思います。
一方、倫理を取っていなく、哲学を勉強したことがない!という人でも読んだら理解できる内容になっており、これから哲学の知識を身に着けていきたい人にとってもおススメの本です。
感想
既に述べましたが、センター試験の問題を解くというスタイルで読み進めていくので、なんかワクワク感を持って読むことができました(純粋な感想)。
読書でありながら、勉強をしているという感覚を持って読み進めることができたので、本当に内容が濃い本だと感じました。
特にデカルトとマルクスとニーチェの知識があやふだったので良い感じに復習することができましたね。
ページ数も250程度とそんなに多くなく、一気に読み進めることができます。
哲学というと、とっつきにくい、難しそう、というか、一体何の役に立つ?みたいな印象を持つ人が結構いると思います。
そういう印象を持っている人がこの『試験に出る哲学』を読むと、哲学に興味を持つようになると感じました。
私自身は哲学(というか倫理)の知識は、学校で習った程度で受験でも使わなかったので(ただし世界史で結構倫理の知識が必要とされた)、そんなになかったのですが、この本でざっくりと復習することができました。
西洋思想ってソクラテスとかプラトンとかアリストテレスとか人の名前は出てくるのに、彼らの思想とかがすぐには出てこないんですよね。
んまあ曖昧だった知識を復習できたことと、深くは理解していなかった哲学者(キェルケゴールとかウィトゲンシュタイン)の思想について読むことができたので、、、、、、マジで良書です。
すみません。勢いで書いたので記事のクオリティが低いので時間あったらリライトするか、この本に関する哲学の記事書きたいと思います(涙)。
今日は以上です。