世の中には人間関係に保守的な人と革新的な人がいます。
人間関係に保守的な人は、人間関係を変えたがりません。
ずっと同じメンツで関わっていくことを好む人です。
田舎のマイルドヤンキーとかそうだと思います。
一方、人間関係の変化に革新的な人は、人生のステージの変化(進学や就職など)ごとに付き合う人を変えていく人々のことです。
どちらの人間関係が好きか、というのは人によって違ってくるので、人間関係が保守的はクソで革新的な人は良い!などと言うつもりはありません。
言いませんが……人間関係は変えていったほうが人生拓けていくように思います。
人間関係を変えていくと、入ってくる情報も変わってきます。
例えば、田舎で閉鎖的な人間関係の中で生活をしていたら、入ってくる情報はだいたい近隣住民のゴシップです。
どこどこの〇〇君がどうしたとか、〇〇中学校の〇〇さんが市外の〇〇高校に進学するなど。
あとは〇〇町のAさんが新型コロナ脳ウイルスに感染したとか。
本当に入ってくる情報が特定の話題ばかりなんですよね。
なので人間関係を変えないで(というか環境を変えないで)いると、特定の情報だけが入っていき、偏ったイデオロギーを持ってしまう(!?)危険性があります。
こういう環境から思い切って都会に出てみると、全く状況が変わってきます。
都会には色んな人がいます。全国各地、世界各地から様々な人たちが集まります。
彼ら彼女らはみな違った人生のバックグラウンドを持っています。
ということは、その人たちと関わることで、色々な情報に触れることができるようになります。
今までは近隣住民のゴシップしか情報として入ってこなかったのが、自分が知らなかった海外の生活や都会の生活、学問、芸術、音楽など、もう本当にありとあらゆる情報が入ってきます。
したがって、人間関係を変えると、入ってくる情報の質が変わります。
で、色んな人と関わり、様々な情報に触れていると、人生も変化していきます。
そりゃそうです。近隣住民のゴシップから、自分の知らなかった学問分野や芸術、音楽に入ってくる情報が変わったら、思考が変化し、行動様式が変化し、生活が変わり、人生が変わります。
新しい情報に触れることで、自分の興味関心が広がっていき、それをきっかけにビジネスを始めたりする、機会が生まれるかもしれません。
何よりも関わる人が変化することで、常に新鮮な気持ちでいることができ、話題も変化していくので、心も常にポジティブな状態を維持することができます。
人間関係を変化させることは、人によっては大きなストレスを伴います。
それは今まで築き上げてきた安定性を破壊することを意味しますから。
しかし、そのような変化を受け入れると、人生が新たな方向へと向かい、今まで経験したことがなかったことを経験することができるようになります。
保守的な人間関係を選ぶか、革新的な人間関係を選ぶかは人それぞれですが、人生を切り開きたかったら、後者を選ぶのが良いと思います。
以上です。