英語ができると高い収入を得ることができる!
とはよく言われますよね。
確かに英語を使いこなせる人は相対的に高い年収を得ていることが多いです。
しかし、英語ができる=高収入なのでしょうか?
語学力と年収に関する調査
株式会社キャリアインデックスは全国の1000人に語学力と本人の年収に関する調査をしたそうです。
すると、年収700万円以上の半数(48.7%)が英語の日常会話・読み書きができると回答したそうです。
(グラフも株式会社キャリアインデックスより引用)
年収500万円未満で英語の日常会話・読み書きができる人の割合が約2割
500万円-700万円未満では約3割
なのに対して、700万円以上の人は半数近い数字になっています。
年収が上がるにつれて英語ができる人の割合が高くなっています。
しかし、年収700万以上の半数の人が英語ができるということは、半数の人は英語ができないということがわかります。
その一方で年収500万円未満の人でも2割は英語ができるのです。
そのようなことから、英語ができる=年収が高いとは単純には言えないことがわかります。
そもそも英語の能力と金を結びつけることは好ましくないですが…。
英語力で年収を上げるための条件
英語を使う仕事に就く
英語力を生かして高い収入を得るためには、英語を使う仕事を選ぶ必要があります。
「は!?当たり前だろ!?」と思う人がいるかもしれませんが、マジでそれができていない人が一定数いるのです。
既に述べた年収500万円未満でも英語ができると回答した人は、おそらく英語を使わない仕事に就いている可能性が高いです。
英語ができても、それを生かす仕事をしなければ年収を上げることはできません。
帰国子女でTOEICは満点、英検1級持ちの英語ペラペラみたいな人でも英語を一切使わない仕事、例えば田舎の工場で働いていたら、高い年収には結び付きません。
工場では英語力よりもものづくりに対する高い技術力のほうが重要視されます。
まあそこまで極端な例はないにしても、高い英語力を持ちながら、英語を使わない仕事をしている人は多いように思えます。
英語に限らずですが、収入は自分の能力が生かされる仕事をして初めて上がっていくものです。
(日本の年功序列は別かもしれませんが)
したがって、英語力を生かして年収を上げたければ、まずは英語を使う仕事を選びましょう。
成果が収入に反映されやすい仕事を選ぶ
次に成果が収入に反映されやすい仕事を選ぶ必要があります。
どんなに成果を出しても、それが収入に反映されなければ、高い年収を得ることができません。
特に日本では、以前よりも終身雇用・年功序列の影響力が弱くなり、成果が収入に反映されやすい社会になってはきていますが、まだまだそれらの影響力が強い会社は多いです。
なのでそのような(終身雇用・年功序列を重んじる)会社よりも、外資系の会社を選んだり、TOEICのスコアや英検の取得級が給料や昇進に関わる会社を選んだほうがいいでしょう。
実績を積む
いくら「私は英語ができます!留学をしたりホームステイをしました!」と言っても、英語に関するなんらかの実績がなければ、そもそも英語を使う仕事を得ることはできないです。
なので、英語に関するなんらかの実績を積みましょう。
資格関連であればTOEIC800点以上、英検なら準1級以上取得すると、ある程度の信頼を相手に与えることができるでしょう。
それらの資格がなければ、ビジネスでの英語を使った実務経験をしっかりと積む必要があります。
一番理想は高スペックな資格を取り、英語を使った仕事の実務経験を積むことですが…。
資格で実績を積みたいという方はTOEIC(reading&listening)で高得点を取ることをおすすめします。
TOEIC(reading&listening)なら公式問題集をこなしていると、点数も伸びていきますし、また企業などでもTOEIC(reading&listening)を昇進条件の指標にしているところもあります。
TOEICで高得点を取りたい方はスタディサプリの受講をすると良いと思います。
スマホで隙間時間に勉強をすることができ、自分の学力に応じて最適な学習プランを組むことができます。
スタディサプリでスコアを250点以上伸ばした方もいるそうです。
資格でも実務経験でも何でもいいですが、具体的に英語力をアピールする材料があることで、英語を使った仕事を手に入れることができます。
まとめ
英語のスキルを生かして年収を上げるためには
英語を使う仕事に就く
成果が収入に反映されやすい仕事に就く
実績を作る
ことが必要です。
英語ができても、英語を使う仕事に就かなければ収入は上がりません。
そのことをしっかりと意識して職を見つけましょう。
以上です。