Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

会社勤めが辛い!辛すぎる!と思ってしまう原因と対策を書く。

f:id:penser:20200710101427p:plain

 会社勤めをしていると、「マジで会社が辛い!」、「仕事が辛すぎる!」

 と感じる人はかなり多いと思います。

 ブラック企業に勤めていて辛いと感じるなら、それは当たり前でとっとと転職したほうがいいと思います。

 しかし、その一方で大企業や福利厚生が充実している中小企業で働いているのにも関わらず、会社勤め・仕事が辛いと感じる人もかなり多くいます。

 なぜなのでしょうか。

 

 今日はそのことについて書いていきます。

 

会社が辛いと感じる原因

優秀な社員が作ったシステムの下で働いているから

f:id:penser:20200615202007p:plain

 あなたが大企業やそれなりに待遇の良い中小企業で働いているのにも関わらず、会社や仕事が辛いと感じる原因…それは、優秀な社員が作ったシステムの中で働いているからです。

 こんなこと言ったら、「そんなの当たり前だろ!」とツッコミを入れたくなると思います。

 

 そうなんです。当たり前なんです。

 でも、当たりまえすぎるがゆえ、多くの人が無自覚になっているのも事実です。

 

 優秀な社員はその名の通り、優秀です。

 優秀な彼ら彼女らは学生時代から成績はオール5(あるいは10)で学年トップ、それでいて体育会系の部活動にも所属し、その部活でも良い成績を収める、という凡人ではできないことをやってのけています。

 そういう人たちは浪人せず東大や京大など難関国立大学や早慶などに合格し、卒業します。

 

 そんなレベルの人たちが大企業に就職し、その会社のシステムを作っていくのです。

 

 そりゃあ凡人が運よく大企業に就職できたとしても、後に辛い思いをするのは当たり前です。

 

 凡人と優秀な人間とでは、できることにあまりにも差がありすぎるから。

 

 優秀な人にとって「当たり前」にこなせる業務は、凡人にとって「当たり前」にできるとはかぎりません。

 「かぎりません」というよりかはできない、と言ったほうがいいでしょう。

 

 あまりにも残酷ではありますが、それが事実なんです。

 

 偏差値70の人が受ける授業に、偏差値50の人が受けたら爆死確定でしょう。

 

 大企業で働いていて会社が辛い、仕事が辛いと感じるのは、そういう優秀な人がこなす仕事を優秀ではない人がこなすから、辛くなるんです。

 

 仕事の内容が理解できない

 業務量が多い

 人間関係が厳しい

 

 当たり前です。

 仕事の内容も業務量も人間関係も全て優秀な人たちが全て作り上げたのですから。

 

 凡人ができるわけがない。

 

 「うつは甘え」という発言が出てくるのも当然です。

 大企業へ入った彼ら彼女らはちょっと体力的にきつかったり、精神的にしんどかったとしても、休まずに常に進み続けてきたのです。

 そういう人間からすれば、うつなんてものは甘えであり弱音でしかないのです。

 

 今は社会全体として、「うつ病」などの精神的な問題についての理解が深まってきましたが、幼少の頃から休まずに文武両道を成し遂げてきた人間にとってはうつはまだまだ甘えなのです。

 

会社が辛いと思ったときにすべき対策

 大企業や大企業のレベルに近い中小企業に勤めていて、会社が辛いと感じたらどうすればいいのでしょうか。

 それは会社ベースでキャリアを築くのを辞めることです。

 「会社ベースでキャリアでキャリアを築く」というのは、たとえ会社が辛くても、会社にすがりつづけ、いつまでも会社のブランド名をあてにし続けることです。

 

 とりわけ日本人は「安定した生活」に絶対的な信仰を抱いているので、会社にすがり続ける人が多いと思います。

 

 でも、会社にすがり続けていたとしても、周囲の優秀な人間には勝つことが不可能です。

 出世でも給料でも、常に優秀な人間が勝ち続けることになります。

 

 凡人はだまったその姿を見るしかない。

 

 そんな生活に耐えられますか?

 

 ということになってしまうので、会社ベースでキャリアを築くのはやめましょうという話です。

 

 ではどうすればいいのでしょうか?

 

自分の得意分野を生かした職業に就く

f:id:penser:20200531084346p:plain

 大企業で優秀な人間と競って消耗するぐらいなら、自分の得意分野を生かした職業に就きましょう。

 プログラミングやWebライティング、簿記、英語の仕事など。

 

 とりわけプログラミングができると(というかIT業の経験が豊富だと)、転職でも引く手あまたです。

 めちゃくちゃ需要があります。

 英語ができることも他者にない強みになります。

 

 なにか得意なものを作り、それを武器にして金を稼いでいきましょう。

 

 そうすれば、自分でも仕事ができるという感覚が芽生え、自己肯定感も高まっていくでしょう。

 

個人事業主になる

 自分に得意分野があるのなら、個人事業主になるのも手だと思います。

 

 個人事業主になれば、大企業の優秀な社員と戦う必要がなくなります。

 優秀な社員が作ったシステムの下で働く必要もなくなります。

 

 己との勝負です。

 

 それに、すでに言いましたが、日本人は「安定する」ことに絶対的な信仰を抱いているので、独立する人が少ないです。

 というか独立しようものなら、「え…安定を捨てて独立するの?」みたい目で見られます。

 

 三度の飯よりも安定することが大好きな人間が圧倒的多数である以上、独立するというのはむしろチャンスなのです。

 

 優秀な人間と競って上がらない給料、上がり続ける劣等感を感じ続け、消耗するぐらいなら、独立するのも一つの手段だと思います。

 

まとめ

 会社が辛いと感じるのは、そもそも優秀な人間が作ったシステムの下で働いているからです。

 

 そういう働き方が嫌で死にそうであれば、自分の得意分野を作り転職する、あるいはいっそ個人事業主になるというのも一つの手段です。

 

 「うつは甘え」とか抜かすオワコンな労働環境から一刻も早く抜け出しましょう!

 

 以上です。