Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

勉強と抽象的思考

 

 「勉強をするメリットは何か?」に対する問いは人それぞれ違うけれども、私は抽象的に物事を考えられることなのではないかと思います。

 例えば、犬とか猫とかリンゴとかイチゴは具体的です。頭の中でイメージすることができる。

 けれども、動物とか食べ物というカテゴリーになると、少しイメージしづらくなる。

 哺乳類とか栄養素という話になるとさらに複雑になっていき、頭の中のイメージは「?」となっていく。

 

 動物とか食べ物の例はまだマシであり、これが数学や科学、哲学になってくるといよいよ頭で「?」が増えていく。

 「?」が増えていき、ストレスがかなりたまる。

 けれども、複雑な問題にも食らいついて勉強し続けると、「?」は「!」(わかったという喜びとか驚きとか)に変わっていく。

 複雑な問いに対して「!」が増えると、抽象的に物事を考える力が強くなっていく。

 

 抽象的に物事を考えられるようになると、何がいいのか。

 運がよくなるとか、いきなり金持ちになれるとかそういうことはないけれども、どうてもいい情報に振り回されなくなります。

 世の中は具体的な情報が多いです。

 芸能人のゴシップとかどこで犯罪が起きたとか事故が起きたとか。

 具体的であり、イメージしやすいので、頭が弱かったらついつい関心を持ってしまいます。

 でも、その手の情報は人生においてはどうでもいい。

 どうでもいい情報に振り回されると、無駄な時間を費やしてしまい、自分にとって有益なことができなくなります。

 

 一方、人生にとって有益な情報は抽象的なものが多いです。

 経済とか宗教とか科学とか。

 これらの抽象的な情報にアクセスできるようになると、人生の質が高まります。

 人生の質が高まると日々の生活の中でストレスが減っていきます。

 もちろん、ストレスが減る以外にもメリットはあるのですが。

 

 勉強をすればするほど(何を勉強するかにもよりますが)、思考の抽象度が高まり、より良い人生を送れる可能性が高くなります。

 高い収入を得ることができるとか、会社で出世できるとか、そういうのも勉強のメリットではありますが、根本的には思考の抽象度が高くなるというのが最大の利点だと私は考えます。

 

 無駄な情報に振り回され、どこの誰かもわからない相手にムカついたりする自分が嫌という人がいたら、芸術でも国語でも数学でも語学でも数学でもいいので、とりあえず何かしら勉強してみるのもいいでしょう。