あまり過去を振り返りたくないのですが、大学受験時に使っていた英単語集が今の語彙力というか、英語力に大きく影響しているので、そのことについて書きたいなと思います。
私が大学受験をしたのはもう10年以上前ですが、昨日のことのように、、、覚えていません。
どんなに受験がしんどかったにせよ、さすがに月日が経てば忘れます。
それに、振り返るとあまりにもしんどかったのであまり思い出したくはない(笑)
けれども、既に述べたように受験時の勉強が今の人生に大きく影響を与えているので、とりあえず使っていた英単語集でも紹介したいと思います。
大学受験時に使っていた英単語
単語王
メインで使っていたのが『単語王』。
amazonなどのリンクを貼ろうとしたのですが、今はもう新品での販売はないようですね…。
中古品しか出回っていませんでした。
写真は現在も私の本棚に残存している『単語王』です。
この単語集の特徴はとにかく難単語をゴリゴリ覚えていくこと。
語彙レベルは標準~英検準1級以上だった記憶があります。
『単語王』に収録されている単語を9割ぐらい覚えればMARCHレベルの英語長文だとほぼ知らない語彙がないレベルになっていたような記憶があります。
まあ学部によりけりですが。
早慶上智の英語長文でもかなり読めるぐらいの力にはなっていたと思います。
もちろん、長文読解の演習もこなさなければ点数に結びつかないので『単語王』のみこなしても不十分ですが、かなり英語の力はつきました。
私は、今は英検準1級、TOEIC700点以上のスコア(2024年6月現在)を持っていますが『単語王』で身につけた語彙力がかなり大きいと未だも思っています。
もしやあなたも大学受験時に『単語王』を使っていた…!?
速読英単語(上級)
2つめは『速読英単語』(上級ver)
『速読英単語』は今も受験生に人気があるんですかね?
私が受験生だった頃は『速読英単語』を使っていた人が多かったと記憶しています。
ちなみに私が行っていた高校では『速読英単語』の基礎(赤いやつ)が1年の時に、標準(青いやつ)が2年の時に指定の教材とされていました。
今振り返るともう少しちゃんとやっておけばよかったのにと思うのですが、『速読英単語』は非常に良い教材だと思いました。
話を戻して、「速読」の特徴としては長文を読みつつ、赤字になっている単語を覚えていくものでした。
単語は長文とは別のページにちゃんとあり、そこで意味や品詞などが詳しく解説されていたような気がします。
まあイメージ、英検の『文で覚える単熟語』のような感じでしょうか。
長文のトピックのネタ、科学や宗教や社会学などの知識も同時に触れることができるので、単語を覚える+長文の背景知識を得ることできるという一度に二度おいしい参考書だと言えるでしょう。
『速読英単語』はひたすら音読、音声のオーバーラッピング、シャドーイングをしまくり、瞬時に意味がわかるようにしました。
なので、長文を読解、要旨を把握する力がかなりついたように思います。
と言っても慶應にKOされたので、実力が伴っていませんでした(涙)
DUO
三冊目は『DUO』。
当時は『単語王』、『速読英単語』をメインに使っていて、DUOはサブ的に使っていました(メインで使え)。
『DUO』の何がすごいかって、収録されている例文が今も昔もずっと変わっていないということ!
先日、書店で『DUO』を立ち読みしたのですが、本当に変わっていなかった。
「デイブはデブでドジ」(韻を踏んでデイブをdisっているのが秀逸すぎる)とか「お坊さんが突然大声で笑いだして厳粛な雰囲気をぶち壊した」など「名文」がいまだに使われていました。
和訳のインパクトがあまりにも強すぎるのでかえって英文が頭に入ってこない(!?)ですが、信念を貫いているのがすごい。
『DUO』は500以上ある英文をひたすら覚えていくという超体育会系な参考書。
全て覚えきるのは無理なのですが、こなした分だけ語彙力がつきます。
また、音声を合わせて使うとリスニングとスピーキングの力がつくので、受験に限らず英語学習全般においておすすめです。
まとめ
今振り返ると、自分の実力に合わない(自分の学力が低い)レベルが高すぎる英単語集を使うことで思うように実力が伸びませんでしたが、この時に学習に負荷をかけてよかったと思います。
難しい語彙力を身につけることで大学卒業後も英語の資格が取れましたし、英語を勉強するモチベーションにもなっています。
また、英語で身につけた語彙力をベースに、フランス語やスペイン語など他の言語の理解も深めることができているのでやはりボキャブラリーは重要だと実感。
これからも英語に加え、他の言語の勉強も続けていきたいなと思います。