「本を読みたいけれども時間を確保できなくでできない…」
「本を読む時間がない…」
と悩んでいる人は結構いるのではないでしょうか。
特に社会人だと労働で忙しくなり、もともと本は好きだったのに遠ざかってしまうというパターンが多いように思います。
私自身も本を読めない問題に悩んでいましたが、マインドと習慣を変えたら読書がある程度はできるようになりました。
「習慣とマインド」と言っても大それたことではなく、少しだけ生活に変化を加えただけです。
今日は強制的に読書を習慣づける方法を書いていきます。
強制的読書の方法
読書を趣味・娯楽ではなくタスクにする
「読書は趣味・娯楽として楽しんでいる」という人は結構多いでしょう。
本はあまり金がかからないうえに知識や読解力が高くなるので、最高にコスパが良い(専門書などは金がかかりますが)。
趣味や娯楽に読書をするとQOLが高まります。
しかし趣味や娯楽であるがゆえに習慣づけることができないという問題があります。
趣味・娯楽だと毎日やる必要はなく、余力があればやる程度のものになってしまいます。
だからこそ、1日のやるべきタスクにしてしまえばいいのです。
タスクにすると、「しなければいけない」課題になるので強制的に読書を習慣づけることができます。
「タスク」、「課題」と書くと、「なんだか荷が重そうだなぁ」と感じる人もいるでしょう。
別に無理難題を課す必要はありません。
今忙しいならばとりあえず「1日10分、週3日は本を読むこと」をタスクにすれば負荷があまりないので継続することができます。
時間に余裕があるならば「1日30分以上毎日読むこと」を目標にしてもいいでしょう。
読書をやるべきタスクにすることにより、強制的に継続できるようになります。
しかし、目標を立てて実行するだけだと、モチベーションを維持することは難しいです。
自分がどれだけ本を読んだのか、何の本を読んだのかを把握しなければ、効率よくタスクを処理することができません。
そこで必要になってくるのが読書した時間を記録することと読んだ本の内容を可視化することです。
読書の時間を記録する
読書の時間を記録すると、その時間が可視化されるので、自分が今1日にどれぐらい本を読めるのかがわかります。
よく、「本を読む時間がない」と嘆く人がいますがタイマーなどを使うと意外と読書をする時間があるのがわかります。
そう、タイマー!(強引)
読書する時間をタイマーで計ると、その時間が可視化されるので、繰り返しになりますが意外と時間が取れることがわかります。
おすすめなのはスタディタイマーというやつです。↓
まず値段が1000円前後なので安い。
加えて、消音モードにできるので、自宅だけでなく、カフェや図書館などでも使えます。
「キッチンタイマーでも代用になるだろ!」と思う人もいるかもしれませんが、キッチンタイマーってボタンを押すたびに音が鳴るのでウザいです。
騒音という観点からキッチンタイマーは公的な場所には向かず、自宅で使ってもウザくてストレスがたまります。
なので、勉強目的で使用するにはあまり向かず、スタディタイマーの方がいいと言えます。
どうでもいいですが、私も使っています。
最初はキッチンタイマーを使っていたのですが、先述したように音がうるさくて使うのを止め、スタディタイマーにしてからは読書や勉強の効率が爆上がりしました。
スタディタイマーは家電量販店に売っていますし、もしなければオンラインでポチって購入することができます。
タイマーで時間を計ることで、読書できる時間を把握することができるようになります。
読書記録を可視化する
読書を趣味・娯楽ではなくタスクにする。
読書する時間を計る。
ということは既に述べました。
最後は読書記録を可視化しましょう。
「読書の記録を可視化するのは面倒くさそう…」と思う人もいるでしょう。
確かに。例えば紙のノートにいちいち記録するのはクソ面倒ですし、おそらく挫折してしまう可能性が高いです。
だからこそ、ラクに効率よく記録できる媒体があれば確実に継続することができます。
おすすめはスマホのアプリを使うことです。
androidでもiPhoneでも読書の記録をするためのアプリはたくさんあります。
その中から自分にとって使いやすいものを選んで、読書の記録を可視化するのがいいでしょう。
かくいう私もスマホのアプリで読書の記録を可視化しているのですが、使っているのがbookmoryというやつ。
このアプリは本の表紙にあるバーコードからその本を登録することができ、さらに読んだページ数、時間を記録できるので、とても便利です。
私は現在、『ナチ親衛隊』という本を読んでいるのですが、上記のアプリで登録すると下記のようになります。
バーコードをアプリに読み取らせすぐに登録でき、読んだページと時間(右側の「日 7」と表示されている箇所)を記録することができます。
たまに広告が鬱陶しいので、有料プランに課金しようか迷い中ですが、まあそれは人それぞれといったところでしょうか。
アプリに関してはなんでもいいので、自分にとって使いやすそうなものを見つけ、ラクに継続していくことを心がけましょう。
まとめ
読書ができないのは忙しいからという理由もあると思いますが趣味・娯楽の位置づけであることにも原因があります。
なので、読書はやるべきタスクにしてしまえば習慣づけることができます。
「タスク」と言っても変に気負う必要はなく、「1日10分週3日は必ず読む」みたいなゆるそうな目標を設定して地道に継続していけば、結果として多くの本を読むことができるでしょう。
読んだ本の感想をSNSやブログに書いてみるのもいいかもしれません。
読書をタスクに継続していくために
読む時間を記録する
読書記録を可視化する
ことが理想です。