語学学習が挫折してしまう原因として真面目になりすぎることが挙げられます。例えば「毎日3時間英語を勉強するぞ!」とかいきなりTOEIC900点、英検1級を取るという目標を掲げるのが真面目な人と言えるでしょう。
高い目標を設定するのはそれはそれで素晴らしいのですが、外国語の勉強自体とても負荷がかかるので、毎日ガチで勉強しようとすると消化不良を起こしてしまうリスクが生じます。
既に挙げた外国語の例は英語ですが、学校教育で習っていないスペイン語とかフランス語とか中国語などをレベルの高い資格取得を目標にして、毎日本気で勉強しようとするととんでもなくしんどいでしょう。
Xなどでは外国語のレベルが超ハイスペックな人たちがたくさんいるので、「自分も本気で毎日勉強しなければ」と焦るかもしれませんが、焦る必要はないのです。焦れば焦るほど、精神がかき乱され、沼りまくり、外国語が嫌になります。
外国語の学習を継続し、自分の身にしたければあまり気負わずにゆるく勉強するのがいいと思います。「とりあえず毎日20分勉強できたらOK」みたいな目標を設定すれば(たぶん)確実に継続できますし、毎日20分の語学学習を1か月続けるとそれなりに力になるでしょう。「毎日がしんどい」という人は「5日続けて2日休む」みたいな感じでも全然いいと思います。
ゆるく継続するうえでおすすめなのは記録を残すこと。スマホのアプリでも紙のノートでもなんでもいいのですが、学習内容を記録として残すと、実績が可視化され、それがモチベーションになります。
私がおすすめするのはDuolingo。
過去記事でも言及していますが、このアプリは多言語をタダで勉強できるうえ(課金すると広告を消せるなどのメリットがある)、学習記録も残るので、継続しやすいのではないかと思います。かくいう私も200日続いているので6、7か月ぐらいは連続してできています。
毎日継続していくと勉強している外国語の知識が増えるので、そのあたりで資格取得を目標にするというのもいいでしょう。最初から高い目標を設定するのではなく、まずはゆるく続ける。そうすればかなりのレベルになるのではないでしょうか。
語学学習において有効なのはfestina lenteなのです。