
去年から英検2級・準1級・1級に導入された要約問題。ただでさえ長文の読む量とライティングの記述量が多いのにもかかわらず、さらに記述問題が追加されたことで多くの受験者は対策に苦労したのではないでしょうか。
私も要約問題に苦労した一人であり、去年(2024年)の要約の得点は低かったように思います。が、それでも勉強し続けたことで2025年1回は7割ほどの得点を取ることができ、結果として1級に合格することができました。
英検に特化した要約問題の参考書は現状あまりないので、どう勉強すればいいかわからない人が多数だと思います。
私が使用した参考書は『英検合格のための要約問題 予想問題集』。SNSやその他の媒体では賛否両論でしたが個人的には役立った印象があります。この参考書は2級の要約問題10題、準1級10題、1級5題が収録されています。
普通なら自分が受ける級の問題を解くというのが王道だと思いますが、私は2級の要約問題から解きました。
なぜか。
その理由は2級レベルの問題から解くことでどの点を抜き出しまとめればいいかが一層わかるようになるから。準1級の問題だけ、1級の問題だけを解いていると2級からの「積み重ね」がないので、問題を解いているけれども文中の「コアな部分」がイマイチわからないんですよね。
実話ですが、私自身1級に不合格になった時は1級の要約問題のみを解いていました。その結果、長文の中の「コアな部分」がわからず、しかしわかった気になってしまい、要約問題ではあまり点数が取れませんでした。
その反省を踏まえ、2級の要約問題から解き始めるとどこを抜き出せばいいのかがわかるようになりました。もちろん完全にわかったわけではないですが合格点を取ることができたのでまあ身に付いていたのでしょう。
具体的な勉強方法としてはまず自分で制限時間内で解いてみる。解いた後は自分の解答と模範解答を照らし合わせる。その際どの部分が書けていて、どの部分が書けていないかを把握する。そして模範解答を写経するというような感じで勉強していました。
ネイティブスピーカーの書いた模範解答も収録されていますが、私は正直「文法や表現がくだけすぎじゃね?」と思ったので、参考程度に見ていました。
上記の作業を繰り返すうちに要約問題の長文中の重要箇所が把握できるようになり、なんとか合格点を取れました。そういう意味では『英検合格のための要約問題 予想問題集』は良かったと思います。
ただ、参考書を解くだけでは本試験の問題に対応するには不十分なので、問題演習後は過去問を解いていました。まあ著者が同じなので相性としてはいいのではないでしょうか。
最後に。要約問題を勉強したことでリーディングの長文とリスニングの得点率も上がっていきました。要約問題と直接関係があるわけではありませんが、文構造がわかるようになり重要な部分とそうでない部分において強弱をつけて読めるようになったのが要因なのかなと思っています。
要約問題の対策は決して簡単ではないものの、やったらやった分の実力になるので、手を抜かず勉強することが重要であると言えます。