
これまで英検1級のリーディング、要約、ライティングの勉強方法、二次試験の対策方法を書いてきましたが、今回はリスニング。ようやく英検1級の全分野の対策方法が揃うことに!
参考になるかはわかりませんが、ここまで英検1級に関する記事は書いてきたので、今回も書いていきたいと思います。
英検1級リスニングの勉強方法
音を聴きとる訓練をする
リスニングでの正答率を高めるにはまず音声を聴き取れなければいけません。
当然と言えば当然なのですが、英検1級のレベルになると内容が科学や宗教などかなり抽象的なテーマをになるので、聴いているうちに意味不明になってしまいます。
であるならば難しいテーマを抑えておくことが必要なのでは?と思う人もいるかもしれませんが、、、音を聴き取れなければ何も始まりません。したがってその手の訓練をする必要があります。
私が実践していたのは音読→オーバーラッピング→シャドーイング。
おそらく英検準1級やTOEICでも同じようなことをしているのですが、1級でもひたすらに音読→オーバーラッピング→シャドーイングをしました。
音読をする理由としては、スクリプトの内容を理解しているかを確認するため。単語や構文、文の意味がわかっていないと読んでいる途中に何度もつっかかってしまいます。
英語に限らず現代文などでも言えることですが、理解できていない文章は声に出して読むと何度もつっかかるケースが多いです。その問題を解消するため音読。
オーバーラッピングは音声と一緒にスクリプトを音読することですが、音声のスピードで読めないと、聴いて理解することができません。
特に英検1級は内容が難しいので英語を英語のまま理解し、設問に絡むコアな部分を把握する力をつけなければいけません。音声のスピードについていけないと、内容を理解することは困難であると言えるでしょう。それゆえにオーバーラッピングで音声の読まれるスピードに対応する力をつける必要があります。
で、最後にシャドーイング。シャドーイングはスクリプトなしで音声のみを聴き、音読することですが、ここまでできれば、音を聴きとる力、内容を理解する力はある程度ついてきていると言えるでしょう。
このシャドーイングがおそらく一番難しいのですが、難易度が高い問題に対処するためには、ある程度の負荷をかけなければいけないという運命?が待ち受けています。
が、英検1級のリスニングの特徴として内容は確かに難しいが、音声のスピードはTOEICのPart3と4に比べると遅いので、その点はシャドーイングしやすいのかなと思います。
加えて、100%完璧にシャドーイングができる必要はなく、最終的には英語のまま内容を理解すること、聴き取れない音をなくすことができればいいでしょう。
私はTOEICと同時並行で英検も勉強していたので、英検リスニングのシャドーイングは完璧にはできず上記の英語のまま内容を理解する+聴き取れない音をなくすことを重点的に勉強していました。
英検1級リスニングの対策としてはまず、音を聴きとる訓練をすることが重要だと言えるでしょう。
正答率を上げる訓練をする
次に正答率を上げる訓練。こう聞くとテクニック的な勉強を連想するかもしれませんが、テクニック的なのかどうかはわかりません(無責任)。
正答率を上げる訓練としては、問題演習の際、メモを取りつつ、問題の選択肢の中から不要なものを消去し、正解を選ぶというもの。
参考書によっては「リスニングではメモを取らず聴くことに集中したほうがいい」とか「メモを取りつつ聴いたほうがいい」など様々意見がありますが、メモを取ることを許可されている以上は活用したほうがいいです。
が、メモを取ることに気を取られては正解の選択肢を選ぶことができないので、少し高度ですが聴きながら明らかに間違っている選択肢は切るという作業も必要です。
メモを取る内容ですが、ざっくりとどのような内容なのか、登場人物がそれぞれどのような立場を取っているのかな(大問1の場合)どを日本語でおおざっぱに書いておくと、適切な選択肢を選びやすくなります。
大問2は長文をそのままリスニングにした内容ですが、これは音声を聴いているうちにおかしな選択肢はわかるので、その選択肢には×をつけつつ、全体で何を言っているのかを軽くメモを取るというのがベスト。
大問3は最初にどのような状況なのかを事前に10秒程度で読む問題だっと思いますが、4つの選択肢にそれぞれの情報を書いておくといいでしょう。
最後は容赦なしのインタビューの問題ですが、これはインタビューされる側がなぜ、今の仕事をしているのか、ネガティブな点は何なのかなどをメモしておくとわかりやすくなります。
こんなことを最後に言ってアレなのですが、問題演習をしていくと、大問1~4、それぞれどの部分を聴きとらなければいけないのかがわかってくるでしょう。
私がこれまで書いてきたことはあくまでも一例であり、メモの取り方、情報の取捨選別の仕方は人それぞれ違います。
要は自分に合った方法を確立すべし、ということです(無責任)。
使用した参考書
2023年から2025年第1回で使用したのは以下の参考書ですがメインで使ったのは赤本だったと思います。
ジャパンタイムズのリスニングの参考書も難易度が高く解説も丁寧なので、解いた分力がつくのですが、やはり本番の問題を徹底的にこなすというのが点数を取るうえでは有効的であると言えます。
これは大学受験と似た話で模擬問題とか予想問題を解くよりも、過去問にあたったほうが問題の傾向やクセ、難易度などが直にわかるので過去問演習を中心に行ったほうがいいと思います。
試験まで時間があり余裕がある場合はジャパンタイムズや旺文社のリスニング→過去問演習をするのもいいでしょう。
まとめ
「英検1級のリスニング勉強方法」と言っても正直なところTOEICや英検準1級などと大きく変わることはなく地道に音読→オーバーラッピング→シャドーイングをこなしていくことが重要になってきます。
得点率を上げるための勉強方法は問題をこなしていく過程でどの部分が設問に狙われるのかを自分なりに把握し、メモを取れるようになる必要があると言えるでしょう。
これを言ってはもうどうしようもないのですが、英検1級、準1級、TOEICなどの試験はどれだけ粘り強く勉強し続けられるか合否の分かれ目となります。
帰国子女や東大、京大、東京外大、大阪大外国語学部、早慶上智に超絶余裕で合格しました的な外国語ガチ勢は別として普通の人は愚直に勉強しなければ合格できません。
結論、ゴリゴリに勉強しましょう。