当然だが人間関係というのは非常に難しい。人生生きていれば、自分と合う人もいれば合わない人もいる。この人間関係に疲れ果て、引きこもってしまう人も一定数存在する。
今回はこの人間関係について述べていきたいと思う。
1.人間関係が円滑な人と円滑にできない人の原因
世の中には人間関係をうまいぐあいにできる人とそうでない人がいる。考えてみると結構不思議である。私の立場をいうならば、まあ適度という感じだ。いや、実際どうなのかこれは自分自身では結構わからない。
周りからみるとまあいい感じにまんべんなく付き合っているようにみえるらしい。でも実際、ストレスがたまるときもないこともない。すべての人間に平等に付き合えるという人はそもそもいないだろう。
本題に戻ろう。人間関係がうまい人とうまくない人の差はなんなのだろう。生まれ持ったコミュ力なのか。でもそういうふうに断言してしまうともうそれは遺伝に対して恨むより他なくなる。
確かにコミュ力的なこともあるだろうが、結局のところ、相手に妥協できること、自己主張があまり強くないことだろうと思う。まあ仮に自己主張が強いにしても相手を不快にさせることなく主張できるならその人は敵にされないだろうと思う。
でもこれが結構難しい。それゆえに人間関係というものが難しくなるのだろう。誰だって、ある程度のエゴというものは持っている。自分の考えが間違っていたり、必ずしも正当でないと分かったとき、それを認めるのは非常に勇気のいることだ。
で、相手の考えが正しいと認めることはもっと難しいと感じる人もいるだろう。まあ意見の対立が生じてしまったとき、どっちが先に譲歩できるかというのが人間関係を築くうえで重要になってくる。
要はできる限り自分のエゴを押し殺せる人というのが人間関係を良好に保てるというのが1つの結論ではないだろうか。
2.人間関係が円滑にできないことの弊害
人間関係が円滑にできないとどうなるだろう。簡単だ。ハブれらる。そうなる結果、自分の居場所を失い、泣き寝入りすることになる。そのことによって、下手すれば社会のレールから外れてしまう。
ただ社会のレールなるものを気にしすぎるのもよくないんだけれども。こういうのを気にしすぎるとそれもそれでしんどい。それでも社会のレールから外れてしまうと人生において大きな損失をくらうことになる。そう考えると人間関係ってほんと難しい。
人間関係をうまくやっていけないと現実的にいうと組織の中で生きられなくなる。確かに組織に頼らず、自分の力だけでやっていき人ならまだしも、というかそれでもなにかしら人と関わっていかなければならないのだけれども、まあ全く1人の状態はあり得ない。
ってことを考えると、やっぱり人間関係をうまくできないのは人生でどうしても損をしてしまうものである。
で、厄介なことにに決して自分に非はないのだけれど、かなり無神経な人間によって心がすり減ってしまうこともある。人間関係がうまくない人はふつうの人の倍ダメージ受けるだろう。
繰り返すが、くどいが人間関係がうまくない人は生きずらい社会なのである。確かに今はネットが発達しているので、リアルな人間関係は最悪避けられることはある。
が、100パーセントネットでの人間関係というのはありえない。なにかしら直接人と関わらなければいけないし、要は生きてる限り人間関係からは避けられない。
3.人間関係をうまくこなすための対策
そこで人間関係をうまくやっていくにはどうすれば良いかだが、1つにはすでに述べたが、対立した場合、譲歩すること、エゴを主張しないことである。
もう1つは相手がどんな人間なのか観察してみることである。
最初の対策はすでに述べたので、多くは言わない。まあ念のため言っておくと、相手は自分の考えの正当性を認めてほしいのだから、ある程度はその意見を尊重してみることだ。
で、相手がどんな人間なのか観察してみるというのは結構重要である。相手を観察し、どんな人間なのかを把握しておけば、相手が何を望んでいるのかがわかってくる。これが行き過ぎると、「忖度」という結果になってしまうのだけど。
ただ過剰すぎない程度に相手を観察しておき、なにを望んでいるのか把握しておけば自分にとってはラクなのである。だっていちいち厄介なトラブルに巻き込まれないのだから。
あといやらしい話だが出世的なことにもつながる。というかこの人間関係というのが多くの場合、出世レースに関与している。
そういうことを考えると、人間関係を円滑にできるのってかなり自分の人生を優位に進められる。別に出世じゃなくても恋愛や自分の入ってる部活とか、学級委員やっている人とかもこの人間観察をすることで状況を把握しやすくなる。メリットだらけだ。
だが、逆にいうとこの人間観察ができない人が世の中に多いと思う。これができないゆえ引きこもってしまったり、非行に走ってしまう人が多いんじゃないか。
電車の中で周囲の人間を見てみると結構面白いかもしれない。
今日はこれまで!