Sakuはゆるく生きる

外国語系の記事が多くなりそうです。

人の話を聞ける人は最強

「聞き耳を立てる男性」の写真[モデル:大川竜弥] 

 人の話にしっかりと耳を傾けることができる人って最強だと思います。

 なぜなら、人の話を聞ける人は簡単に信用を獲得するからです。

 

 一般的に人は話を聞くことよりも、自分が話すほうが好きな傾向があります。

 だから自分の話を聞いてくれる相手がいると嬉しくなるし、その相手が好きになります。

 ということは、たくさんの人の話を聞くようになるほど、それだけ信用を獲得することができるようになります。

 

 信用というのは、良好な人間関係の構築であったり、ビジネスなどにおいてとても重要になります。

 信用できない相手とはそもそも関わりたくありませんし、信用がないとビジネスというのはやってられないです。

 したがって人生生きるうえで信用はとても重要なものなのです。

 人の話を聞くことはとても大事です。

 

 ところが、現在は聞くことよりも話すことが重要視されています。

 大学入試の面接や就活の面接などにおいて求められるのは、自分の意見をしっかりと言うことです。

 聞かれたことに対してどれだけ自分の言葉で、課題内容を論理的に話すことができるか。

 このことが重視されています。

 

 まあ入試や就活という大それたものでなくても、例えばこのブログやツイッターでも自分の意見を発信することが求められます。

 

 とにかく話すこと第一。

 その結果どうなったか。

 人を非難したり、罵倒したり、煽ったり、承認欲求を求める痛い子ちゃんたちで溢れかえっているではありませんか!

 というかTwitterとかだいたいそういうのばかりですよ。

 だからツイッターはあまり好きではないんですよねぇ…。

 

 確かにずっと黙り続け、一方通行的に相手の話を聞くのは良くないことです。

 特に外国の人と話す時に、黙っていたら、ブチ切れられるでしょう。

 なので、ある程度は自分の意見を言わなければなりません。

 

 要はバランスなんですよね。

 相手の話をしっかりと聞き、その話に対して自分の意見を相手に伝えること。

 これが大事なんですけど、どうもバランスが取れてない感じがするんですよね~。

 

 言葉のキャッチボールができていない。

 できていないどころか、露骨に暴投を投げたり、豪速球を投げるような人が多いような気がします。

 今の日本は。

 

 普通に会話すりゃいいものを、相手の話を聞かずに自分の意見をひたすらに語りまくる人が多い。

 ま、だからこそ、相手の話を聞ける人というのは、圧倒的にアドバンテージを取れるんですけどね。

 

 言葉のキャッチボールが「肉食化」しないことを願うばかりです。

 

 以上です。