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外国語系の記事が多くなりそうです。

パレートの法則を意識すると、勉強や仕事の無駄を省き最短で結果を出すことができます。

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 試験勉強や仕事などを完璧にこなそうとする人は結構多いです。

 勉強・仕事を完璧にこなそうとする人はおそらく、全ての範囲を完璧にやれ、ばヌケモレをなくすことができ良い成果をあげることができると考えているでしょう。

 でも、いちいち全ての範囲を完璧にこなす時間がないのも実情です。

 試験でも仕事でも勉強する期限は限られています。本来は限られた中で重要な内容を見抜き、それを勉強するのが勝ちパターンなんですよね

 

 

パレートの法則とは

 パレートの法則はご存知でしょうか。2対8の法則とも言いますが。

 たぶん名前だけだったらさらっと聞いたことがある人がいるかもしれません。大学で経済学を勉強していた人ならその名称だけでなく、概念も理解していると思います(ちゃんと勉強していれば)。

 と言ってもブログで書くのは別に経済学の難しい概念とかではありません。そういうのは経済学の専門的な人に任せます。私が書くのはパレートの法則は全体の2割を真剣に勉強したら8割方網羅できるよ~という内容です

 

 パレートの法則とはイタリアの経済学者の名前からとっています。

 どういう法則かというと、例を出すと、世の中全体の2割の高額所得者が世の中全体の8の所得や富を持っているというやつですかね。

 あとは働きアリ。働きアリのうちマジメに働いているのは全体の8割であり、残りの2割はサボっているというヤツです。

 

 言ってしまうと、8:2の割合で世の中の様々なことが偏っているということなんですよ

  これは会社などの組織にあてはまります。日本の会社でも8割の社員はマジメに働いている一方で、2割程度働いていない社員が存在します。管理職で高給取りで仕事をやらない老害などが働かない人間の典型的な例です。

  

 パレートの法則の色々な例を出しましたが、私たちはこのパレートの法則を自分の中で有効活用できれば無駄な努力をせずに高い成果を出すことができます

 

パレートの法則を使う例

 ではパレートの法則を実践的に使う例を出していきます。

  例えば試験。単純ですが、高得点を取る人と高得点を取れない人、この差は何なのでしょうか。

 

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 高得点を取る人は試験で出題されるであろう重要ポイントを見つけるのに長けているんですよね。中学校や高校などであまり勉強しているように見えないのに、試験で高得点を取る人っていませんでした?

 

 彼ら彼女らを観察してみると(というか実際にどういうふうに勉強しているのか聞いてみると)、何が重要なのかを見抜き、何が重要でないかの仕分けがしっかりとできているんですよ。

 

 この試験で高い結果を出す例は仕事でも資格取得でも同じことが当てはまります。仕事を要領よくできる人、最短で資格(TOEICなど)を取得できる人って重要な点、不要な点を学習する段階で見極めています。

 で、社会人なんて労働時間が長いので効率を意識した勉強をしなければなりません。

 なのでパレートの法則をかなり強めに意識する必要があります。

 

 逆に、時間をかけて勉強をしているのに結果がイマイチな人は試験のコアを見抜くことをせず「勉強の、勉強による、勉強のための勉強」をやっているんですよね…。

 勉強をすることは大変尊いですが、試験というのは「点取りゲーム」的な要素があります。なので言い方はあまり良くないですが、勉強の奥深さを味わうというより、「点取りゲーム」でどうやったら高い成果を出すことができるかを考えなくてはいけません。

 「勉強のための勉強」はその「点取りゲーム」が終わった後にやればいいんです。

 まずは試験で結果を出すことです。

 

コアを見抜くためには

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 ではどうやったらコアを見抜くのがうまくなるのか

 

 それは、、、量をこなすことです!

 

 えーーーーーーーーーそれ言ったら今まで言ってきたことと矛盾するやん!!!、とみなさん怒りまくりだと思います。

 パレートの法則ってコアを見抜いて無駄な部分を排除することやいの!?量をこなしていたら、パレートの法則の意味ないやん!的な不満を持つと思います。

  

 もう矛盾ですよね。こいつコア見抜くとか言って何言ってやがるんだ…。私ならそう思いますね。

 

 でも、最初からコアを見抜ける人ってそうそういないです。いきなり「この分野は重要ではない!」とか「この分野は重要だ!」などを判断することは難しいです。

 

 コアを見抜くために、まずは量をこなす。

 絶対的な量をこなすことで何が重要なのか、何が重要ではないのかがわかってきます。最初に例に挙げた、あまり勉強していなさそうでいて試験の時に高得点を出す人は小さな頃からマジメに勉強していて、その蓄積した量があるからこそコアを見抜けるんですよね。

 

 期待を裏切ってしまいアレですが、最初からうまくいくことなんてありません。最初はみんな苦労します。勉強でも仕事でもある程度は量をこなさす必要があります。

 そうやって量をこなしまくると、ある程度重要な点、不要な点がわかってきます

 

 というかそれ言ってしまったら、今まで量をこなしてこなかった人はどうなるのか、という意見もあると思います。

 もう手遅れ…!?

 

 確かに昔からコツコツと努力してきた人と比べれば追い越すのが難しいです…。しかし、量をこなすのに年齢なんて関係ありません。

 なんとかパレートの法則を実生活で実践できるようになりたい!という強い気持ちを持って勉強をしまくれば、徐々に要領が良くなってきます。

 

 じゃあ何を勉強すればいいの…?ということになると思います。特に社会人とか。学生であれば目の前の勉強をすれば試験という目に見える対象に向かえばいいだけです。

 

 社会人であれば会社指定の資格の勉強をやればいいと思います。事務系とかならおそらくTOEICで高得点を取ることが推奨されるでしょう。

 ITであればITパスポートや基本情報なんとかの資格取得が推奨されていると思います。

 とりあえずは会社が求める資格の勉強をしましょう。

 

 それで合格してまた次の資格の勉強…というサイクルを作ると、試験のコアを見抜くのが上手になってくると思います。

 

 

まとめ

 試験や仕事でも全てを完璧にこなそうとするのは時間の無駄ですし、結果を出すことも難しいです。

 短い時間で成果を出すためにもパレートの法則を意識しましょう。

 最初は量をこなさなければいけませんが、量をこなしていくうちにコアの見抜き方がわかってきます。

 

 以上

 

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www.penserblog.net