日曜日の真っ昼間の時間帯の新宿、、、
と言えば当たり前ですがめちゃくちゃ混んでいます。激込みです。
まあ平日でも状況は同じですが…。
たぶん東京に住んでない人でもイメージつくと思います。
もう歩けない(厳密に言うと道が狭い空間でみんなちんたら歩きスマホをしてるから「蹴りたい背中」)レベルです。
私、先ほど新宿行ったんですよ。
寝具がぶち壊れてしまったので、新宿にあるニトリで買い物するために。
(寝具の破損なので不急不急ではなく、エマージェンシーです)
まあ、不要不急の外出は控えるようにと言われているのである程度人は少ないことを予想していました。
それに日曜日に新宿に行くとかマジで久しぶりでした。
で、新宿に行ってみたら、、、
、、、
新宿駅南口
東口
全く人がいない…
自分の知っている、人が多すぎて不愉快な新宿がそこに存在していませんでした。
繰り返しますが、確かにコロナ(COVID-19)による影響で人が少ないことは予想していました。
が、さすがにここまで人がいないのはマジでやばいと感じました。。
休業している飲食店も多く、カラオケもほとんど(自分が見た限り)休業。
ということで今日はそこで思ったことを書いていきます。
普通に考えれば…
普通に考えればこの状況は異常です。
平日休日いつも人でごった返している場所に全く人がいないのですから。
人がいないということは、たとえ店をオープンしていたとしても、金がはいりません。
金が入らないということは、ひたすら赤字に追い込まれ、倒産することは避けられないです。
店が相次いで倒産するということは、経済に悪影響を及ぼしますし、私たちの生活にも支障をきたすことになります。
それも日本の首都である東京で、しかも新宿という重要な場所。
そこで人が集まらずに店がつぶれるというのは、危機的な状況だと言わざるを得ません。
おそらく24時間営業でやっている飲食店やカラオケなどはかなりダメージを受けていると思います。
したがって本来人が集まるべき場所に人が集まらないというのは、異常な状況であり、かつ経済的な危機を招いています。
でも、見方を変えると…
本来、人でごったがえす場所に人が集まらないというのは確かに異常なことです。
しかし、私的に思ったのは、人が集まりまくる本来の状態もまた異常である、ということです。
というかこのことを主張したい。
日曜日の真っ昼間に新宿に人がいないのは、異常な感じがしましたが、不謹慎な発言でアレですが、マジで快適でした。
いつもだったら、ちんたらちんたら歩きスマホをして歩行速度が遅い人間で溢れかえり、けたたましいほどの騒音を鳴らすクソウザいトラック(バー〇ラバ〇ラとかいうあの高時給を宣伝するアレです)が走り、マジで不愉快な場所だと思っていたんですが、今回に関してはそういう感情は全く生じませんでした。
スイスイ歩けるし、ニトリの買い物のついでに行った紀伊国屋も全然人がいなくて快適に立ち読みできるし、最高でした。
で、思いました。
人がいない異常な状態なのに、快適に感じてしまった。
ということは、いかに普通の状態(つまり人が多すぎ騒音ウザすぎ)の環境に過剰なストレスにさらされていたのかがわかりました。
過去記事でも書きましたが、東京は本当に人が多すぎます。それにノイズが多すぎる。
普通の状態の東京というのは、生命体が快適に生きていく環境としてはあまりにも条件が悪すぎます。
(騒ぐのが好きなパリピとかは別ですが)
人が多すぎることに加えて、今はオリンピック開催に向けて(延期になるか中止になるかはわかりませんが…)けたたましいほどの騒音を立て、至るところで建設工事が進められています。
そうして自然環境をぶち壊し、街を徹底的にコンクリートジャングルにしていっている。
それが良いか悪いかは個人個人で意見が分かれると思いますが、生命的な観点で言えば、不健全であることは間違いないです。
人がめちゃくちゃ集まってストレスがたまっているのに、それにストレスを緩和する自然を少なくしていく。
ノイズが多い
人が多い
自然をなくしていく方向に向かっている
これだけ環境が劣悪であれば、そりゃ精神病むのも不思議ではないと思います。
繰り返しますが、確かに経済の潤いという点から見れば、人が集まらないのは危機的な状況に間違いないです。
それに人が少ないと街全体が暗い雰囲気になってしまう。
まあ活気がなくなりますよね。
でも、今の東京というのは明らかに度が過ぎているんじゃないかって思います。
たぶん現在のままであれば、東京の人口は増えていくことは間違いないですが、そういう状態は生命体が住む環境としては明らかに悪いです。
コロナ(COVID-19)の感染拡大というのは決して正当化すべきではありませんが、それでも今後の世界を考えるうえで重要な何かを私たちに教えようとしているような気がします。
以上