世の中にはやたらとgiveしたがる人がいます。
いいですか?ブログのアクセスを増やすためには読者に対し役立つ情報を積極的にgiveしなければいけません。
月〇〇百万円稼ぐためには消費者に対してこれでもか!というぐらいにgiveしなければいけません。
フォロワーを増やすためには……
あぁぁぁぁぁぁぁ
ギブギブうるせぇぇぇ!!!
お前はジョー・ギブソン(『MAJOR』に出てくる左ピッチャー)か!!!!!!
というぐらいgiveすることを強く主張する人がいます。
確かに何かを得るためには他者に対して何かを与えなければいけません。
take takeの姿勢で生きていたら、金を得ることは難しいでしょうし、人だってその強欲さゆえ離れていくでしょう。
でも、やはり違和感を感じるのです。
このgive giveしたがる人たちに。
というか、彼らの言うことが信用できない。
ということを今日は書いていきます。
give giveクンを信用できない理由
利己的な印象を抱く
giveしたがる人たちから利己的な印象を抱いてしまいます。
なんかその……下心というのが垣間見えるんですよね。
giveするというのは一見すると、利他的な行為ですが「~するために」という箇所からゴリゴリに自分の欲望を満たさんとする思いが伝わってきます。
「金を稼ぐためには」
「アクセス数を増やすためには」
「Twitterのフォロワーを増やすためには」
give giveクソ野郎はほぼ共通して上記のような目的が必ず入っているんですよね。
これって結局見返りを期待しているということじゃないですか?
金とかアクセスとかフォロワーとか、リターンの対象こそ違えど自分に返ってくることを期待してgiveしているように感じます。
もしgiveしまくって一銭たりとも返ってこない、ブログのアクセス数が微塵も変わらない、フォロワー数が1人も増えなければ彼らはどうするんでしょうか。
って考えると、結局自分の利益が増えることを前提にしてgiveしているように思えます。
すなわち、「give giveの実」を食ったgive giveクソ野郎は他者に対して与えているようでいて実は他者から強欲にtake takeしまくっているんですよね。
これだからカネのモウジャは…
give giveマンはあつかましい
あと、率直に言ってあつかましい。
受け取る側からすると、giveします!giveします!giveします!と積極的にgiveされたら、とてもあつかましく感じます。
もうなんか、積極性の意味をはき違えたセールスマン、みたいに思えてきます。
物事には限度というものがあります。度が過ぎるととてつもなくウザったくなります。
それに会社単位ではなく、一人の人間が他人にgiveできることなんてたかだか知れています。
せいぜい、副業しないとヤバいよ、給料はこれから上がっていかないよ、副業してサクッと稼ぐ方法教えちゃうよ、とかせいぜいその程度です。
一人の人間がgiveできることなんてたかだか知れているのに、giveします!giveします!giveします!とか「お前はただ単にインフルエンサーになりたいだけじゃないか!」と突っ込みたくなります。
本当にgiveしている人は…
ただ、当然世の中にはしっかりと他者に対しgiveしている人がいます。
そういう人ってやたらめったらに「give giveしろ!」と言ったりしないです。
淡々と自分のなすべきことをやり、他者に対しgiveしている。
なんというか…強欲さや利己的な感じが全くないんですよね。
本当にその人が救われるようなこと・ものをgiveしている。
そういう人はとても品が良いです。そして知性がある。
それゆえに他者からの信頼が厚いです。
本当の意味でgiveしている人はそういう人です。
ですが、give giveクンに圧倒的に多いのは強欲で利己的な人間です。
そういう人たちは他人を出し抜き自分だけが成功するために教養を勉強し手に入れた「教養」を「武器」に情報をgive!give!give!し社会的弱者から強欲にお金を搾取します。
結論
give giveクソ野郎は一見利他的に振る舞いながら、その裏で強欲に自分に返ってくるリターンを期待して今日もどこかで社会的弱者からtake take takeしています。
以上!