男性と女性の会話や行動は大きく異なる。
結果としてそれで揉める、というのはよくあることだ。
別に同性同士でもそういうことはあるが、男女間では顕著である。
オフィスで働いている女性で、「この意味不上司の意図がわからない」と心を煩わしてる方もいるだろう。
「ハイボールとビールばっか摂取してるからそんな体形になんだよ。話もつまんねーし。飲みに誘うなや。残業代でんのかよ」とおもっている方もいるだろう。
てかほんと何食ったらこんな体形になるのよって感じの上司いません?
そういうやつが仕事に関する説教とかしだしたらもう対処しようなし。
だから日本社会というのは全て茶番劇なんだよ。
話をもどそう。
最初に脳の違いから男女の考えや行動の違いを考察していく。
参考資料はDaiGo氏の『男女脳戦略。』
競争と共感
一般的に男性は競争を好む傾向がある。
一方女性は他者との共感を重んじる傾向がある。
どういうことか説明していこう。
ある飲食店について、マイク♂とジョンソン♂が会話しているとする。
マイク:「最近行ったインド料理屋Aがめっちゃうまかったんだよね~♪」
ジョンソン:「あ?まじ?でも俺が最近行ったフランス料理屋もおいしいとおもうん」
マイク:「いや、俺がいったインド料理屋の方がおいしい!」
ジョンソン:「いや、フランス料理屋の方がおいしいし!」
マイク:「いや、まじインド料理の方が最高だから!あのスパイスの聞いたルーにナンをつけて食べる、もうまじ神!」
ジョンソン:「何言ってんの?フランス料理のほうがマジ最高だから。コンフィまじうまかった」←(フランス料理の名前は私の知ったかぶり)
男性同士だとこういう優劣を競う会話になりやすい。
さすがにおおっぴらにこんな口論にはならないと思うが。
でもDQN同士だとこういう会話になってもおかしくないか。
てかDQNがフランス料理って笑。
要は自分の評価が気になるのだ。オンリーワンよりナンバーワンなのである。
自分の主張が通すことで優位になりたがりなのだ。
女性同士の会話はどうなのか。
ソフィア♀とナオミ♀が会話しているとする。
ちなみにナオミは旧約聖書に出てくる登場人物なので、外国人にもナオミという名前の人は結構いる。
日本的な名前の響きっぽいけどグローバルな名前なのだ。
では、会話している場面。
ソフィア:「最近行ったさ~銀座のイタリアン、チョーおいしかったんだよねー!!!あれまじやば!」
ナオミ:「ウソー!?私も今度行ってみたい!」
ソフィア:「じゃあさ、来週一緒に行かない?」
ナオミ:「いこいこー!!」
女性同士だとこういう会話になる。
男性の会話の例は極端だったが、女性はおよそ例のような会話の流れになるだろう。
ちなみにこれらの会話例は『男女脳戦略。』には載ってない。
勝手に書かれている文章の例から考え出した。
ご了承ください。
以上の会話例からわかることは、男性は競争で優位に立つことを好み、女性は話している人との関係性を深めることを好むのである。
もうすでにどうでもいいことだと思うが、男性と女性の会話例を考えてみよう。
エマ♀:「この前さ~自由が丘に行ったんだけどね、そこで食べたフレンチが最高においしかったの!!!!今度一緒に行かない?」
DQN♂:「そうなんか。でもフレンチって食べる量少なくない?しかもその割りにコストも高いし。俺、今月金欠なんだよね。でもさ、新宿にめっちゃ安いとんかつ料理屋見つけて食べたんだけど、まじ神だった!!値段も安いし、量も多い。最高だった!今度行こうぜ!」
エマ♀:「………」
もうこの後の二人の関係がどうなるかはわかるだろう。
中高と6年間男子校で、その間女子となんて関わってすらいないDQNは、エマがせっかくランチに誘ってくれたのに、「不適切」な対応をしてしまった。
二人の距離が縮まりつつあったのにまた距離が開いてしまったのである(この話は完全にフィクションだし、私の経験でもない。てかワイずっと共学やし。)
ただ周囲を見渡してみると結構こんな状況になってしまっている人は多いように思える。
さすがにとんかつ誘うソルジャーな男はいないと思うが。
てか男女の脳とか以前に、単に女子に慣れてないだけだと思うんだが。
周りを見ての勝手な推測だが、男子校で育ってきた人は上の会話例ではないが、女子との関わり方は注意したほうがいい。
また日ごろ男だけの職場で働いている人も女性との会話はよくよく考えた方がよい。
それこそDaiGo氏の本を読んでみると目から鱗だと思う。
もちろん男女の違いを理解したいと考えている男性女性のみなさんも参考になると思う。
論理と感情
男性は論理的であり、女性は感情的である、というのはよく聞いたことがあるだろう。
男性はこう、女性はこうと決めつけるのはよくないが、一般的傾向はこの論理的か、感情的か、というのに分かれると思う。
もちろん感情を重視する男性もいるだろうし、論理的な感性を持った女性もいる。
世界は多様である。
ではこれ、一体どういうことなのか。
具体的に考えていこう。
コミュニケーションにおける論理的とは、相手の言われたことをストレートに理解することである。
ストレートに理解する結果、「行間の意味」を理解することがほとんどないのである。
エイミーとブライアンの会話をみていこう。
エイミー:「ねえ、ちょっとスーパーに行って小麦粉買ってきてくれない?」
ブライアン:「ええよ」
…
ブライアン:「小麦粉買ってきたよ~」
エイミー:「は?なんで小麦粉しか買ってこないの!?(憤慨)」
ブライアン:「小麦粉だけって言ったやん!それ以外買ってきてほしかったら言ってくれりゃええのに!」
エイミー:「もう何もわかってない!」
ブライアン「……」
んま、たかが小麦粉ごときでこんなに口論になることはないと思うが。
あくまで参考例である。
エイミーとしては、小麦粉だけでなく、他に何か買ってきてほしかったのである。
要は相手に自分の言語になっていないメッセージを感じてほしかったのである。
これが感情を重視した会話である。
一方男性は言われたことをそのまま理解する。
小麦粉を買って来いと言われた以上、それを忠実に守る。
一体小麦粉を買って来い以外に何の意味があるだろうか。
そういう言葉にされていない言葉を理解していないのだ。
もちろん気が利く男性はそのような言外の意味も理解できるだろう。
そのような人はこれからもその姿勢を継続してくだされば。
とにかく重要なのは、女性としては言葉にされていない意味も大事にするのに対し、男性は言葉にされていない意味というのはあまり重視していないということである。
このようなことから、コミュ力が高いのは女性の方と私は思う。
会話の話題の拡大性
なぜ女性はあれほどまでに会話が続くのか、そう思う男性は多いだろう。
カフェとかに行くと、女性同士がいろいろな会話をしている、というのはよく見る光景だろう。
会話が続く理由として、女性は名詞だけで会話が続くのに対し、男性は名詞+動詞がないと会話がつづかないのである。
例を考えてみよう。
キャサリン♀がエマ♀に対し、同僚のジョンソン♂について話すとする。
二人はこのジョンソンという名詞だけで会話が無限に広がっていくのである。
一方、ブライアン♂とボブ♂がジョンソンについて話すとすると、「ジョンソンが何をしたのか」、「ジョンソンが何を言ったか」などジョンソンの行動情報がないと会話が続かないのである。
以上が男性、女性の会話の傾向である。
女性は、一つの名詞で会話を無限に拡大できるがゆえに、会話が長く続くのであり、男性は名詞+動詞でないと会話が続かないのである。
コンパで一方的に盛り上がる「『非』リア王」
ただ、そういうタイトルをつけたかっただけだよん。
で、本題に入ろう。
コンパという場においても男性、女性において意識の差がでる。
これまでの内容からなんとなくわかったと思うが、男性は理屈や理論、自己の経歴、○○企業に関する話をしたがりである。
こういう男たちは『星の王子様』を読めばいい。
一方、女性は互いに共感を得られる日常的な会話をすることを望んでいることが「多い」。
多いに「」をつけたのは全てが全てそういうわけでないからだ。
婚活の意味合いもあるようなコンパではもちろん相手の年収やスペックが気にな女性もいるだろう。
じゃなくても、ハイスペック男子を欲しがる女性は日常の話なんてどうでもいいだろう。
ここでは一般的傾向を述べたものである。
理屈や理論、スペックしか取柄がないキモメンはそういう話で盛り上がるが、女性は共感できる会話を望んでいる以上、そりゃ意識、というか温度差がでるのはいうまでもない。
で、最悪なのがそのような温度差がある状態で、キモメンがやるイベント、王様ゲームなのである。
こういう男たちは女性が共感を重視するということが頭にないため、特別なイベントをやれば盛り上がると考えている。
どういう結果になるかもうおわかりだろう。
ただ、厄介なのは会話の性差を理解しているスペックが高くて、コミュ力が高い大学生である。
彼らは男女の脳の違いを理解しているので、それを利用し、コンパを優位に進め、結果…になっている。
昨今の大学生の飲酒などのトラブルもそれがからんでいると思う。
まあ、なので、そのような会話の男女差に関する知識があるのは良くも悪くもという感じである。
それでもこのような男女による会話の違いというのは理解をしているに越したことはない。
無知な状態で放埓に振る舞うよりかは、相手がこんなことを話したがっているんだな、と理解することは重要なコミュニケーションになりうる。
相談窓口で女性が多い理由
相談窓口って、女性が結構多い感じがすると感じている人が多いのではないだろうか。
もちろんこれは偶然ではない。
この理由は女性の方が男性よりも声や音に敏感な感覚を持っているからである。
このことが窓口対応においてどのように役に立っているだろうか。
結論から言うと、相手のニーズを素早く理解できるのである。
相手の声のトーンから相手が何を欲しているのか、何を求めているのか、はたまた相手がどれくらい激怒しているかがわかるのである。
これが男たちだとそううまくはいかない。
話の内容面だけに意識行ってしまい、相手の感情まで気がいかない。
こうなると相手からするともう激怒激怒激怒であろう。
身近な例であればJRの車内アナウンスではないだろうか。
窓口対応とはちょっと違うが。
そもそも車内アナウンス自体すでにむかつくのだが、とりわけ男性の声のトーンってむかつかないだろうか。
私だけか。
なんかすげー上から目線のような感じを受けてしまうのだ。
乗客の感情を配慮していないというか。
あの混雑した電車でよくそんな調子で言えるなとか、結構思ってしまう。
あと帰り時の駆け込み乗車とか。
確かに駆け込んで乗ろうとするビジネスパーソンもあほなんだけど、それを露骨に切れ気味に注意したら周囲に不快感が伝わってしまうやん、と私は思うのである。
一方女性のアナウンスはというと、あまり感情的になっていなくて、かつ周りの人間を不快にさせない絶妙な感じなんだな。
これはあくまで私の感じた事であるが。
窓口対応での私の経験でも、周りのDQNが、というか、頭がかたい爺が切れているときもしっかりと対応をしているのを見た。
そういう例とかからも窓口対応などでは女性の方が能力が優れているのだ。
コミュ力が高いのは
で、コミュ力が高いのは男性、女性どっちなのか。
もちろん、はっきりと断定することはできない。
それをしてしまうと明確な差別になってしまうからだ。
しかし、それでも女性の方が相対的に優れていると感じる。
今まで書いたきた事の繰り返しにはなるが、会話においてくだらない優劣を気にせず、共感を重視する点や相手の声や感情に敏感であることから、他者と共存するのに重要な要素を持っている。
一方、男性は他人よりも優位に立ちたいという見栄やコミュニケーションにおいても内容面を重視するあまり、相手の「言外の意味」を理解することが得意でないことからコミュニケーションという点においては女性に劣るのではないか、と私は感じるのである。
あ、そういえばツイッター始めました。
はじめまして。とりあえずTwitter始めました。
— penser(パンセ) (@NEETkei_penser) 2018年7月14日