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現代の社会で結婚することのメリットを独身男が考えてみる

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 今の日本って未婚率増えているじゃないですか。結婚とかコスパ悪いとか言って。

 

 まあ確かに人生トータルで考えたらコスパが悪い部分もあると思います。ホリエモンなんて盛大に「結婚はコスパが悪い!」って言ってますしね。

 

 でも結婚することってなにも全てが悪いとは思えないんですよね…。

 

 独身男の私はそう思います。まあでも35,6歳になっても結婚できないようなら、ニーチェとかショーペンハウアーみたいに生涯独身で過ごしましょうかねぇ…。

 

 で、「神は死んだ!!!」とか言って最期発狂して死ぬと思います。

 

 ニーチェとか実際精神狂ったらしいですからね。だから「神は死んだ!」とかわけわかんないことを考えられるのでしょう。

 

 そんなわけで、今日は結婚することのメリットを考えていきたいと思います。

 

目次

 

 

結婚することのメリット

他人に寛容になる

 結婚って全く異なる文化圏で育ってきた人間同士が同じ空間で生活することを意味するじゃないですか。

 

 (別居はその限りではないが)

 

 ということは文化的な問題で衝突が起きやすいわけです今までの自分の常識や慣習が通用しなくなるわけですから

 

 カレーの味1つ取ってみても、きっと揉めるでしょうし(若くして結婚した人は特に)、掃除のやり方1つ取ってみてもきっと揉めるでしょう(実際結婚してないのでわかりませんが)。

 

 で、しかも男と女。全く思考回路が違います。

 

 そんな状況だといくらでもムカつけると思います。でもずっとムカついててもキリがありませんし、何よりも生活を維持できません。

 

 となると、解決策は自分とは異なる人間を受け入れるということになるでしょう。

 

 でもこれって、時間の経過とともにできていくように感じます。いつまでも相手にムカつき続けるとか体力の浪費にしかなりませんから。

 

 相手を受け入れることができるということは自分自身が人に対して寛容になったことを意味します。

 

 寛容になること、これって本当に現代において重要だと思います。

 

 今って他人に不寛容なヤツ多すぎません?

 

 ネットとか見ればそれがヤバいくらいわかります。なんでそんなことにキレてんの!?っていうの多くないですか?

 

 (不寛容とか以前にそもそもその人間の文章を読む力が欠落して、勝手に怒っているという問題はおいておいて)

 

 これって未婚の人が増えていることと無関係ではないと思うんですよねあとは文章や相手の言葉を読み解く力がない人間が増えたことも原因かと。

 

 要は異なる文化や社会のしきたりに我慢できない人が増えたということです

 

 今の世の中って積極的にイヤなこと、自分が受け入れられないこと(もの)を拒絶できるじゃないですか。

 

 ただでさえそういう状況なのに、結婚という異なった文化同士の人間が共存する生活をする人も少なくなっているということは案外危険な感じがしますけどねー。

 

 あとは打消し線で消した読解力のない人間が増えていることも深刻な社会問題ですけどね…。

 

 そういった意味で結婚はかなり重要だと私は思います。

 

 私は結婚するかはわかりませんが…。

 

経済的負担の軽減

 今は共働きが主流だと思います。ということは夫か妻どちらかがおかしな浪費(酒タバコギャンブルソシャゲの絶大なる課金アイドルのグッズ集めなど)をしていない限り、生活費は割と余裕があるわけです。

 

 そうだとすると、例えば夫がリストラに遭って無収入になったとしても、妻の収入があるおかげで、全くの無収入という最悪な事態は避けられるわけです。

 

 で、夫も妻の圧力もあるので早い段階で再就職を見つけることができます(できますというより「思う」)。

 

 安定感ありすぎですよね。

 

 私みたいに、「やったー会社辞めて無職になった!何もしなくていいんだ!じゃあ1~2か月ぐらいニートやろっと!!!」みたいなことにはならないのです。

 

 去年の9月から11月の半ば、そして今年の2月に私は実際にニートライフを満喫してました。マジで幸せでした。

 

 てか、私、たいして消費しないので割りと貯金残るので一定期間ニートでも生きていけるんですよね…。

 

 共働きしてると収入基盤が安定するんですよね。

 

 でも中には専業主婦(夫)やってて、「うちの家庭、片方の収入しかないぜ!」という人もいる思います。

 

 たとえ働いていなくても、自分の口座にそこそこ貯金はあるはずだと思います。それにあまり好ましくないですが、夫か妻の祖父母の貯金という「最終手段」もあります。

 

 なので、結婚をすると、生活における収入基盤は確実に安定するのです

 

信頼できる相手と人生を共にすることができる

 金が安定するとかイヤらしいこと書いたり、他人に寛容になれるとか書いてきましたが、結局信頼できる相手と人生を共にすることができるというのがやっぱり重要なんじゃないですかね。

 

 冷戦状態の夫婦は別だが

 

 学生時代はともかく、社会人になると、人間関係がどうしても利害関係になってしまいがちです。

 

 なんせ雇用者と労働者、上司と部下のような関係ですからね。

 

 それに年収や出世という問題もある。利害関係なく関われる!って思ってた同期が出世の階段を昇り、年収も上がっていったとしましょう。

 

 あなたはその同期と純粋に仲良く付き合えますか?

 

 私はムリゲーですね。

 

 利害関係なく付き合える高校とか大学の友人との交友関係が残っていれば良いのですが、自分たちの予定で忙しくなり、なかなか会えなくなるというのが実情です。

 

 そういう状況で信頼できる人ってやっぱりパートナーじゃないですか。

 

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 利害関係なんてもちろんありませんし。上下関係だったらあると思いますが。

 

 自分の周りの人間関係が利害関係で構成されていたら、マジでしんどいですよ。常に相手の動きを気にしなければならないし。

 

 自分の周りに信頼できる人がいるのといないのでは精神的な安定具合が大きく変わってきます。

 

 というか純粋に安心します。

 

 なので信頼できる人間が生活圏にいる、というのも結婚することのメリットだと私は思います。

 

まとめ

 現在は結婚は否定的に見られがちですが、考えてみるとポジティブな面も多いです。

 

 ひとえに「結婚はコスパが悪い!」と決めつけるのではなく、よくよく考えて人生の選択肢を考えてみてはどうでしょうか。

 

 まあ私は結婚するかわかりませんが。結婚しなかったら哲学者にでもなって「神は死んだ!」と大声で叫ぼうと思います。