私、普段満員電車には乗らないのですが(綿密にそういうルートを探した。通勤時間もそんなにかからない)、昨日雨と人身事故の影響で不幸にも乗り合わせてしまったんですよ。満員電車に。
ほんの数駅程度ですが…。
いや、たった数駅でもマジでやばかったです。死にそうでした。
ipodを取り出すまでもなく脳内でMr.Childrenの『彩り』がかかりました。
なんてことない作業が~♪っていうアレです。社畜礼賛歌です。
んなことどうでもいいんです。
で、私満員電車の中でふと思ったんですよ。
満員電車のせいで、わざわざ女性専用車両とか優先席とか設置してるんじゃね!?
満員電車という状態さえどうにかすれば、ムダにコストがかかるようなことしなくてもいいんじゃね!?
不謹慎に聞こえるかもしれないですが、事実そうなんですよ。
だって満員電車というあんな緊迫した状況があるから、一部の上司にペコリンで社内政治に忖度し消耗して遊ぶこと忘れて老いて枯れたオッサンが禁断の行動にでてしまうんじゃないですか?
駅のポスターに「痴漢は犯罪です!」というやつがありますが、痴漢だとわからないで痴漢をするそんなcrazyな人いないですよ。
優先席だってそう。
人があんなにいなければわざわざ「優先席」なんてもの設置する必要がないんですよ。てかたかが普通列車ごときでそんなもん設置する必要ないような気がしますね~。
なんか倫理的な話になりますが、優先席とかあったら、「自分は普通の席に座っているから譲る必要ない」みたいな考えになってしまうような気がしてならないんですよね。
たかが普通電車に優先も普通もなくないですか!?
席を譲るかどうかなんてその人の倫理的良心的な問題なはずなんですよ。
でも、満員電車がなくならないせいで、優先席という必要のない席を設置しなければいけなくなっている。
結局満員電車をなくそうとしないから余計なコストがかかっている。
でもこの程度のこと(満員電車さえなくなればなあ)を考えている人はきっと私以外にもいるとは思います。
で・も本気で満員電車を根絶しようとしている人はどれくらいいるでしょうか。
あんなの異常です。私の「外国人に見せたくない日本の光景ワースト3」にランクインされています。
ちなみに私の「外国人に見せたくない日本の光景ワースト3(ガチ)」は
・国会中継(説明の余地なし。)
・満員電車(ブログで書いているなう)
・「N」のリュックを背負った少年少女たち(子供に非があるわけではないのですが、塾の宣伝感がやばいです。みるからに全体主義的)
んまあこんな私のクソみたいなランキングはどうでもいいのですが…。
思うんですが、満員電車に乗っている一人一人が本気で満員電車を撲滅してやるぜ!っていう強い気持ちがあれば絶対にそれはできると思うんですよ。
でも心のどこかで諦めているように感じます。
東京(あるいは神奈川・千葉・埼玉)に住んでいるから満員電車はしょうがない…
満員電車の中でも有効に時間を過ごそう…
みたいに。
満員電車って結局人々の思考停止の結晶だと思います。
どこかで諦めてしまった結果、このようなイビツな状態を作り出してしまった。
昨日不幸にも乗ってしまった満員電車の中で赤ちゃんが泣いていましたが、泣いて当たり前です。あんな狂った空間に閉じ込められて泣かないでいられるはずがありません。
私たち大人ですら、キレそうなのですから、子供なんてなおさらでしょう。
満員電車を撲滅する方法なんて考えればちゃんとあります。それは、
・職住近接
・勤務時間の柔軟化
です。
郊外にマイホームを購入して、都心に働きに出るとかいう「古き良き時代のニッポン」的なライフスタイルとかやめてほうがいいです。そんなことしているから満員電車になってしまうんです。んなことしてたら時代に取り残されてしまいます。
多少金が高くなっても職場の近くに住みましょう。それがムリゲーなら住居がある近くで仕事をしましょう。
通勤に時間をかけるとか人生のムダです。
お金は失っても頑張れば取り戻せますが、失った時間は取り戻せません。
通勤に時間をかけるのはやめましょう。
労働時間だってだいたいが9:00(8:30or9:30)~18:00じゃないですか。
みんな働いている時間が同じ。
みんなで足並み揃えているから結果的に電車がキャパオーバーになってしまうんですよね。
みんな同じ時間に始めるってもう学校の延長線上やん!
もう少し労働時間に柔軟性を持たせるべきです。
こんなことしてるから働くのが嫌になる人が出てくるんですよ(私みたいに)
職住近接は個人の問題であり、勤務時間の柔軟化は社会の問題です。
ただ、何より思考停止になるのが一番やってはいけないことです。
そうやって考えないでいるから女性専用車両とか優先席とかわざわざ設置しなくてもいいものを設置してコストをかけているんです。そしてますます電車が狭くなる。
もうこういう茶番劇はやめましょう。
と満員電車に乗ってしまった私は思ったのでした♪
以上。