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外国語系の記事が多くなりそうです。

【悲報】高学歴→大企業→出世を目指す生き方はオワコン化しつつあります。

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いまだに某マスコミ社は「大企業ランキング」みたいな記事を出して大学生の不安を煽っていますが、そういうのを見ると、マスコミは時代の変化についていけていないなーと思います。

 働き方が、というかライフスタイルが多様化している現在、大企業で働いて出世するという生き方は大変古びた考えです。高い学歴を得て、大企業で働いて出世を目指すのは人生のコスパ悪すぎです。

 

 

 

高学歴→大企業→出世の生き方がオワコンな理由

労力に対するリターンがほぼない

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 レベルの高い大学に合格するためには、相当な努力が必要です

 みんなが遊んでいる時も勉強をしなければいけません。高校で部活などをやっている人は極限まで時間を捻出して勉強をしなければいけませんし、それでも不合格になって浪人をしてしまうことがあります。

 だからレベルの高い大学に合格するのは大変難しいし、相当に努力をしなければなりません。

 

 で、受験に合格し大学生になる。ゆったりしている間もなく、次に待っているのは就活です(就職なんかしないで独立するぜ!という人もいると思いますが、その点については後ほど述べます)。

 多くのレベルの高い大学生は「就活でこそ今までの努力(受験戦争)が報われる!」と信じて疑わないことだと思います。そしてESを書きまくり面接をしまくりここでも晴れて大企業への内定を勝ち取ったとする。

 

 まあここまではハッピーであり、勝ち組(私はこの言葉が嫌いですが)なパターンです。

 問題はここからです。

 大企業に入り幸せな人生を送っている人って果たしてどれくらいいるでしょうか

 給料や福利厚生は中小企業よりは良いものの、週5日労働、1日8時間以上の労働、固定される生活スタイル。人によっては転勤があるかもしれません。毎日スーツに都会では満員電車の生活。

 で、重要な問題である出世だってできる人は全体のせいぜい2割程度の現実。厄介なのが、ソンタクが上手な人が出世していくんですよね。昔よりは改善されつつありますが。

 これって仕事は得意だけど、コミュニケーションが不得意な人は出世できないことを意味します。

 

 上記のような現実を見せつけられたら、一体今までの努力は何だったんだ!?って感じになりませんか。

 確かに「社会のレール」から外れずに生きる人生は恵まれてはいるけれども、自分が思い描いていた理想の現実とは全く逆の現実を見せつけられることになります

 私の周りでもそれなりの企業に就職した人はいますが、正直幸せだと言っている人はいないですね。

 この生活を懲役50年近くって究極の拷問じゃないですか。

 たいして上がらない給料、変わらない身分。あのときの努力は一体なんだったのか、という感じになります。

 それが労力に対するリターンがないということです。

 

ライフスタイルの多様化

 今ってライフスタイルが多様化しているじゃないですか。

 SNSを見れば、フリーランスや会社を経営している人がたくさんいます。明らかに自分でビジネスをする敷居が低くなっているんですよね

 フリーや会社経営だけではなく、海外で働いている人もいる。

 これだけライフスタイルが多様化しているのに、高学歴→大企業→出世なんていう人生を送るのってバカバカしくないですか。

 

 世の中が急速に変わってきているのに、いつまでも画一的な生き方をしていたら、その流れに乗れないですし、何よりも視野が狭くなります

 ずっと同じ会社に勤めていると、そこでの「社会」が正しいものであり、正しい現実なんだとトンだ勘違いをしてしまう危険性が高いです。

 そういう視野が狭い老害どもが、就活生に意味不明な圧迫面接をしたり、会社ではセクハラ、パワハラをするんですよね。

 いつまでも「学校の延長線上」のようなライフスタイルを送っていたら、人生詰むでしょう。

 高学歴→大企業→出世しか頭の中にないのは視野が狭いし、自分自身の人生の可能性を狭まることになります。

 

高学歴→大企業→出世を目指す人生の末路

 経団連を見てくださいよ。

 もう「老害と海」じゃないですか。老害だらけで、みな同じようなバックグラウンドで男だらけで。

 これじゃあむしろ日本の「老害と膿(うみ)」です。

 ヘミングウェイも天国で「この驚くべき同質集団」を絶対disってますよ。

 

 

 

 

 

 

老人と海』!

 マジでどっちが正しいのかわからなくなります。

 

 で、話を戻すと彼らは高学歴→大企業→出世の典型的な人たちです

 彼らは独立もしたことがなければ転職もしたことがない。

 つまり視野の狭い「独立童貞」と「転職童貞」の野郎男たちが集まって「なんだかエラそうな組織」をつくっているわけです。

 (時代背景が違うということもありますが。それでも全員60代なのはドン引き)

 そらそういう組織が日本の経済を支配していたら、社会が硬直するのなんて当たり前ですよ。

 

 そういう「老害と膿」を見て高学歴→大企業→出世なんていう人生を歩みたいですか。

 あなたも「老害と膿」になってしまうんですよ!?

 (煽り)

 

これからの生き方

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 ここまでさんざん高学歴→大企業→出世という生き方がオワコンなことを書いてきました。

 それでも、「いや、俺は大企業の出世レースを勝ち抜くんだぁ!」という人もきっといるでしょう。私はそれ自体は否定しません。まあ大企業にもそれなりのメリットはありますから。去年ぐらいにそういう記事を書いたのでそちらも読んで頂けたら。↓

www.penserblog.net

 

 ただ、当記事ではっきりとオワコンと書いている時点で、私の心境も去年とは大きく変化していますね…。

 人の考えは変わっていくものです。

 

 まあそれでも会社には「生涯を通して勤める」という考えの人が減りつつあると思います。

 ライフスタイルが変化が急速に変化している現代において、私たちはどのような生き方をしていけばいいのでしょうか。

 

受験はマジメにやっておいたほうがいい

 最初ら辺で高学歴を得てもそれに見合うリターンは低いと書きました。

 しかし、それでも高学歴を獲得すべく受験勉強をすることは重要です。

 なぜか。

 

 それは

 1.自分で能動的に勉強する習慣をつけることができる

 2.目標を達成するための戦略を考える力が身につく

 3.自分自身の力で考える力が身につくから

 です。

 

 大学受験は塾や予備校に通い、そこで計画を練ってもらうこともできますが、それだけではうまくはいきません。

 自分で主体的に考えていかないと、目標を達成することができない困難さがあります。

 上記3つの力がつくと、自分で能動的に情報を調べ、行動することができるようになります。すると、周りに流されずに自分の意志で人生を切り拓くことが可能になります。

 そういうことができるようになると、収入を得る手段が必ずしも会社勤めだけではない、ということに気づき、積極的に個人の力で稼ぐための術を探すことができるようになります。

 そういう力をつけるためにも受験勉強は役に立ちます。会社に入って出世レースをするのに受験勉強は全く割りに合いませんが、個人の力で稼いでいきていくのにはとても役に立ちます。

 

 もし大学受験をしない人であっても例えば学校の定期テストで自分で戦略を考え、高点数を取る努力は絶対にやったほうがいいです。

 

大学生と社会人の生き方

 大学生と社会人のカテゴリーを別々にすると、なんか長くなりそうなので一緒にします。

 大学生はぶっちゃけ企業研究よりも、自分で金を稼ぐ手段を調べ、実行に移したほうがいいです。4年間という期間が与えられてるので、その期間をしっかりと利用し、個人で金を稼げるようにしたほうがいいです。

 アフィリエイトやグーグルアドセンスがありますしね。

 私も大学生の時からアフィリエイトアドセンスをやっておけばよかったとマジで今思っています。

 大学在学中に5万でも10万でも稼げるようになると、組織に帰属して働いていてもストレスがあまり生じないし、生活費を稼げるようになると、とっとと会社を辞めることができるからです。

 

 社会人は副業をやって(私もやっていますが)自分で金を稼ぐことをやったほうがいいと思います。そうすると自分で稼ぐことがどれくらい難しいかを実感するので、稼ぐために頭を使い思考力が上がり、個人で金を稼げるようになる可能性が高いです。

 

 副業禁止の会社なんてとっとと辞めちまいましょう。

www.penserblog.net

 

  今は会社に帰属して出世を目指すのは明らかに割の合わない人生です。

 それよりも自分で金を稼ぐ道を模索し、ゆるふわな人生を歩むほうが幸せだと思います。

 

 以上