英検の二次試験って私服で臨むべきなのか、それともスーツ(制服)で臨むべきかわ迷う人が多いと思います。。
あなたが学生なら先生に、「二次試験は制服で行け!」とたぶん言われているでしょうし、社会人なら「とりあえずスーツっしょ!」と考えているかもしれません。
ちなみに私に関していうと、高校生の時は(英検二級取得の際)制服で臨み、社会人は(英検準一級取得の際)は私服で臨みました。
まあそれはさておき、結局のところ、英検二次試験の面接は私服かスーツ(制服)かどちらがよいのでしょうか。
英検二次試験の原則
まず英検の基本原則ですが、英検の二次試験には服装の規定はありません。
だから、私服だろうが、制服だろうが、スーツだろうがどうでもいいわけです。
二次試験において重要なのは、しっかりと英語で受け答えができることであって、それ以上でもそれ以下でもないのです。
もし、英語力以外に服装は適切か否か?みたいな一般的な就職の面接で評価されることがあれば極めてアンフェアになってしまいます。
しっかりと英語でコミュニケーションが取れるのにも関わらず、私服だからという理由で落とされたらたまったものではありませんし、逆に全く英語で意思疎通ができないのに、品行方正スーツマンだからという理由で合格してしまったら、それはもう英検の権威自体が失墜するでしょう。
したがって、しっかりと英語で受け答えできれば服装なんてどうでもいいのです。
ただ、あまりにも周囲と比べて目立つような服装、例えばヤンキーが着るようなダボダボの服であったり、露骨に胸元を強調し、スカートを露骨に短くするというような服装などはやめておきましょう。
あなたが普段着ているようなユニクロやGAPで買った服を着ていけば十分なのです。
まあでもここまで書いても、学生か社会人かによって、着ていく服装に迷うことがあるでしょう。
以降はそのことについて書いていきます。
英検二次試験の服装
小学生・中学生・高校生の場合
最初に小学生から高校生です。
小学生~高校生だと制服がある学校が多いので、英検二次試験は私服か制服か迷うところでしょう。
(小学生の制服は私立とかだけかもしれませんが…)
もし、英検二次試験の会場が自分の行っている学校であれば、制服でいくべきでしょう。中学や高校だと制服指定の学校が多いと思います。
制服指定の学校にも関わらず、私服で行ってしまうと、英検の合否には関係ないかもしれませんが、たぶん教師から注意を受けると思います。
なので、もし試験会場が自分の行っている学校(でかつ制服指定があれば)なら制服で行くのが自然な流れになるかと思います。
では他の試験会場、つまり自分の行っている学校以外の場合はどうでしょう。
このような場合はあなたの行っている学校の教員から特に何の指示もなければ制服でも私服でもどちらでもいいと思います。
自分の行っている学校の偏差値がめちゃくちゃ高くて、自分がその学校の生徒であることを周囲に知らしめたいなら、制服で行ってもいいでしょうし、制服がウザいのなら私服で行ってもいいでしょう。
まとめると、英検二次試験の会場があなたの行っている学校であり、かつ制服指定があるのなら、制服で行きましょう。
一方、自分の行っている学校以外が試験会場なら、教員の指示とかがない限り、制服でも私服でもどちらでもいいと思います。
合否を決めるのは、面接官としっかりと英語でコミュニケーションを取れるかどうかです。
大学生の場合
大学生はスーツなぞ就活の時以外着ることはたぶんないでしょうから、私服一択です。
試験会場がどこだろうが、私服でオッケーです。
というか、面接会場にスーツで行くのはやめたほうがいいです。
なぜなら、スーツだと体温調節がきかないからです。
スーツって夏はクソ暑くて、冬はクソ寒いので、服装としての機能を考えるとパフォーマンスがとても悪いんですよね。
もし、冬の時期で試験会場が暖房がききまくっていて死ぬほど暑くても、スーツだったら体温調節できないです。
ワイシャツに汗が付着するわ、ジャケットにも汗が浸透してくるわマジで地獄です。
一方、試験の時期が夏の時期で、室内でガンガン冷房がきいているときにスーツもまた地獄です。
夏だと、外がクソ暑いのでその時点でスーツは汗びっしょりでしょうし、その状態で冷房がきいた室内に入ったら、風邪ひきます。
このようにスーツは服装としてのパフォーマンスが悪いので、大学生はどんなことがあろうとも(英検の面接の後に就活などの予定が入っていない限り)、英検二次試験には私服で臨みましょう。
社会人の場合
社会人だと英検よりもTOEICを受ける人も多いと思いますが、どちらも同じと考えてもいいです。
社会人だと私服を着る機会は休日ぐらいで、平日はスーツを着ている人も多いのではないでしょうか。
(業種にもよると思いますが)
だから、そのノリで、「試験会場にもスーツで行こう!」と考える人もいると思います。
でも……私服で行きましょう。
その理由は、大学生と同様に、スーツだと体温調節がきかないからです。
既に述べたので、詳しくは述べませんが、スーツよりも私服の方が明らかに体温調節ができます。
その点以外にも、スーツ着用が正義みたいな考えを持ってしまうと、思考が停止します。自分で服を選ぶときは考えなければいけませんが、スーツだと何も考えずに着ることができます。
本記事のネタからは少し脱線しますが、思考停止してしまうと、考える習慣がなくなってしまい、いつの間にか社畜になってしまいます。
まあそれはともかくとして、考える習慣がなくなると、勉強をするにも悪影響ですし、何一つ良いことはありません。
それに、いい年こいた社会人が、たかが英語の試験に、スーツで着ていたら「社畜か!!!!」ってツッコミたくなります。
英検二次試験は、見た目は一切評価されません。
ちゃんと英語で意思疎通を取れる人が合格します。
メラビアンの法則なるものを信じて、英語力をごまかそうとするはやめましょう。
まとめ
小学生~高校生は試験会場が自分の行っている学校かそうでないかで、服装の対応は変わってきます。
大学生、社会人はスーツか私服かで選べる立場にありますが、体温調節のことを考えて私服で臨みましょう。
何度も言いますが、英検二次試験で合否を決めるのは、しっかりと英語で受け答えができるかどうかです。
日本人に結構多いと思うのですが、いくら良いスーツを着て、身だしなみしっかりしている系ビジネスパーソンを装っても、英語力がないと合格しません。
服装なんぞにとらわれずにしっかりと英語力をつけましょう。
以上です。