今日は成人の日だ。
成人式も行われてることだと思う。しかも祝日なので会社などが休みの人も多いはず。
ありがたやーありがたやー。
まあ新年早々わざわざ休みにしなくてもいい日が休みになるなんてある意味迷惑極りないことだ。
毎年のように行われている成人式、そして祝日である成人の日、これってそもそも必要あるのか?と私はいつも思う。
これってハタチになった人たちだけが関係あることであってそれ以外の人には全く関係ないイベントだ。
それにも関わらず、なぜか一気に祝日にしてしまうって、、、意味なくないか?
こんな1月の中途半端な日が休みになったって正直嬉しくもなんともない。
誰得?って感じがしてしまう。
(それを言ったらゴールデンウイークとかお盆とか年末の休みも正直迷惑だが。みんないっせいに休むからどこもかしこも混雑するし)
一部の人たちだけが関係のある日とかわざわざ祝日にしなくてもいいんじゃないか。
ハタチでない私たちが休日になったって何の意味もない。
そう考えるとわざわざ成人の日とか祝日にする必要がないと私は思う。
あとは根本的な問題なのだが、ハタチになることってそんな素晴らしいことなのか?
19歳から20歳になるのって所詮年が経過したにすぎない。そこに何か特別なことは何もない。
それなのに盛大に祝ったところで別に人生に何かが起こるわけではない。
きっと「大人としての自覚」を持たせるという一応もっともらしい理由はあるのかもしれないが、地方とかの暴徒化している成人式を見ているとその効力は低いとさえ感じる。
もっと言うと、「大人」になってもその自覚を持つことなく居酒屋やカラオケなどで野蛮な振る舞いをするビジネスパーソンは腐るほどいる。詳しくは↓
そう、ハタチになっても「大人の階段昇る」ことができていない人はかなりの割合でいる。まだシンデレラなやつなんて世の中にめちゃくちゃいるんだ。
そういう社会状況を考えても成人式をやる必要は感じられない。
ハタチになったがためにわざわざそんなイベントをやるのは時間とカネのムダだと思う。
人によってはわざわざ地元に帰る方もいるだろう。それってめんどくさくない?
せいぜい地元の友達と久々に顔を合わせるとかその程度でしかない。
メリットがあまりないのに参加する必要はない。
私たち日本人はどうも形式にこだわりすぎている。成人式はもちろん、七五三とかも。
それって本来やらなくても何ら問題はない。別にやらなかったところで死ぬわけでも、日本が破たんすることもない(別の要因で破綻することはあるだろうが)。
やらなくてもいいことを「やるものだ」と勝手に思い込んでいるからやらざるをえなくなるのであって、やらなくてもよければやる必要がない。
私たちがやらなければいけないと思っているのはたいてい思い込みであり幻想である。
と考えると、「幻想」によって国家が成り立っているんだな、ということがわかる。