今のところセンター試験の試験会場でのトラブルは若干発生している。
私が印象的だと思った試験会場でのトラブルは以下の記事に載っている。
センター試験の国語が1分短く終了 監督者のミスで再試験へ - ライブドアニュース
これは本当に影響力が大きい。
たった1分、されど1分であるが、試験監督のミスには変わりはない。
起きてしまったことはもはやどうすることもできないが、受験生にとってはかなり相当ストレスになっているに違いない。
あと結構頻繁にあるのがリスニング機器のトラブルである。
ただでさえ受験生は緊張しているのに、まさかの機器にトラブルがあったり、操作方法がわからなかったりしたら、かなりパニックになる(といっても模試とかでたぶん操作した受験生が多いと思う)。
こういったトラブルから受験生はある意味では運に翻弄されている部分があることがわかる。
試験に関しては万全の準備をした。
それだけでは実は万全ではないのだ。
いくら試験の内容そのものが満足のいくものであっても、結局試験会場での試験監督のミスによって全てが台無しになってしまうことがある。
毎年行われるセンター試験を見ていると本当にそう思う。
試験会場がどういう運営で行われているかはわからないが、おそらく大学の教員とかが担当していると思う。
せっかくの土日を割かれて。
まあフラストレーションがたまるのも無理はないと思うが、受験生には万全の態勢で、運に翻弄されることなく、臨めるような試験運営をしてもらいたい。
って考えると2020年の大学入試ってさらにトラブルが頻発するような気がするのは私だけだろうか。
新しいシステムを導入するということは必ずどこかで不具合が生じる。しかも実施される試験は記述式の実施である。
それで試験のトラブルが起きたら大混乱するのではないか?
現在のセンター試験の受験者数は57、8万人くらいだ。そこで大混乱が起きたら収拾がつかなくなる。
本来重要なのは試験会場でトラブルがないように万全かつ健全な試験運営を行うことだ。
それなのに「現在の試験は知識偏重だ。だから思考力重視の試験にしなければならない」と言いだすお役人はどこか感覚がずれている。
いや、お役人はただ単に政治家に忖度しているだけである。罪深いのは現場を知らなずに机上の空論を振りかざす政治家だ。
知識云々以前にまずは100%万全な試験運営を心がけるべきである。